TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024122143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029520
出願日2023-02-28
発明の名称通信システム、通信装置、中継装置、移動体及びコンピュータープログラム
出願人国立大学法人 筑波大学
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 40/02 20090101AFI20240902BHJP(電気通信技術)
要約【課題】センサーと収集装置との間の通信経路に障害が生じた場合であっても収集装置において各センサーからの情報の収集を維持すること。
【解決手段】複数の端末装置と第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、前記第二通信プロトコルで収集装置と通信する通信経路である通常経路で前記収集装置と通信可能である場合には、前記第二通信部を用いて前記通常経路で前記収集装置と通信し、前記通常経路で前記収集装置と通信可能でない場合には、前記第一通信部を用いて前記通常経路とは異なる通信経路である代替経路で前記収集装置と通信する制御部と、を備える通信装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置と中継装置とを備える通信システムであって、
前記通信装置は、
複数の端末装置と第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、
前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、
前記第二通信プロトコルで収集装置と通信する通信経路である通常経路で前記収集装置と通信可能である場合には、前記第二通信部を用いて前記通常経路で前記収集装置と通信し、前記通常経路で前記収集装置と通信可能でない場合には、前記第一通信部を用いて前記通常経路とは異なる通信経路である代替経路で前記収集装置と通信する制御部と、
を備え、
前記中継装置は、
前記第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、
前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、
前記通信装置から前記第一通信プロトコルでデータを受信すると、前記第二通信部を用いて受信されたデータを前記収集装置へ送信する制御部と、
を備える、通信システム。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
複数の端末装置と第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、
前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、
前記第二通信プロトコルで収集装置と通信する通信経路である通常経路で前記収集装置と通信可能である場合には、前記第二通信部を用いて前記通常経路で前記収集装置と通信し、前記通常経路で前記収集装置と通信可能でない場合には、前記第一通信部を用いて前記通常経路とは異なる通信経路である代替経路で前記収集装置と通信する制御部と、
を備える通信装置。
【請求項3】
前記制御部は、複数の端末装置からそれぞれの装置に応じた暗号鍵で暗号化された情報を含む通信データを受信した場合に、各端末装置の暗号化された情報と、各端末装置を示す識別情報と、を対応づけてデータを生成し送信する、請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記制御部は、SF値に応じて前記端末装置から送信されるデータのサイズを変更する、請求項2に記載の通信装置。
【請求項5】
前記第一通信プロトコルはLoRaWANである、請求項2に記載の通信装置。
【請求項6】
自装置を駆動するための電力を蓄積する蓄電池をさらに備える、請求項2に記載の通信装置。
【請求項7】
端末装置と通信装置とが無線通信で使用する第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、
前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、
前記通信装置から前記第一通信プロトコルでデータを受信すると、前記第二通信部を用いて受信されたデータを収集装置へ送信する制御部と、
を備える、中継装置。
【請求項8】
請求項7に記載の中継装置を搭載した移動体。
【請求項9】
コンピューターを、請求項2に記載の通信装置又は請求項7に記載の中継装置として機能させるためのコンピュータープログラム。
【請求項10】
請求項2~6に記載の通信装置を搭載した移動体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は通信技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、IoT(Internet of Things)技術の推進によって、様々なセンサーが様々な場所に配置され、無線通信などによってそれらの情報を取得し集約管理することが可能となっている。例えば特許文献1に開示された技術では、河川・砂防情報システムにおいて、水位計や雨量計等のセンサーで取得された情報がネットワークを介して集約され、サーバー等の収集装置において管理されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-203126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、災害の発生などに起因して通信環境に異常が生じてしまうと、各センサーから収集装置まで情報を伝達することが困難になってしまうことがあった。このような問題は災害の発生に限定された問題ではなく、センサーと収集装置との間の通信経路に障害が生じてしまった場合に共通する問題である。
上記事情に鑑み、本発明は、センサーと収集装置との間の通信経路に障害が生じた場合であっても収集装置において各センサーからの情報の収集を維持することを可能にする技術の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、通信装置と中継装置とを備える通信システムであって、前記通信装置は、複数の端末装置と第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、前記第二通信プロトコルで収集装置と通信する通信経路である通常経路で前記収集装置と通信可能である場合には、前記第二通信部を用いて前記通常経路で前記収集装置と通信し、前記通常経路で前記収集装置と通信可能でない場合には、前記第一通信部を用いて前記通常経路とは異なる通信経路である代替経路で前記収集装置と通信する制御部と、を備え、前記中継装置は、前記第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、前記通信装置から前記第一通信プロトコルでデータを受信すると、前記第二通信部を用いて受信されたデータを前記収集装置へ送信する制御部と、を備える、通信システムである。
【0006】
本発明の一態様は、複数の端末装置と第一通信プロトコルで無線通信する第一通信部と、前記第一通信プロトコルとは異なる第二通信プロトコルで通信する第二通信部と、前記第二通信プロトコルで収集装置と通信する通信経路である通常経路で前記収集装置と通信可能である場合には、前記第二通信部を用いて前記通常経路で前記収集装置と通信し、前記通常経路で前記収集装置と通信可能でない場合には、前記第一通信部を用いて前記通常経路とは異なる通信経路である代替経路で前記収集装置と通信する制御部と、を備える通信装置である。
【0007】
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記制御部は、複数の端末装置からそれぞれの装置に応じた暗号鍵で暗号化された情報を含む通信データを受信した場合に、各端末装置の暗号化された情報と、各端末装置を示す識別情報と、を対応づけてデータを生成し送信する。
【0008】
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記制御部は、SF値に応じて前記端末装置から送信されるデータのサイズを変更する。
【0009】
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記第一通信プロトコルはLoRaWANである。
【0010】
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、自装置を駆動するための電力を蓄積する蓄電池をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

亀田製菓株式会社
骨強化剤
1日前
国立大学法人 筑波大学
眼科データ処理方法、及び眼科データ処理装置
1日前
国立大学法人 筑波大学
燃料電池の評価システムおよび方法ならびに燃料電池の制御システムおよび方法ならびに燃料電池システムならびにプログラム
16日前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
株式会社奥村組
通信設備
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
10日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
BoCo株式会社
聴音装置
1か月前
オムロン株式会社
通信装置
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
3日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
9日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2日前
リオン株式会社
聴取装置
29日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
日本放送協会
無線伝送システム
16日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
16日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2日前
株式会社アーク
情報処理システム
1か月前
株式会社Move
イヤホン
22日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
29日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
1か月前
株式会社日立国際電気
試験システム
1か月前
株式会社オカムラ
電子機器支持什器
9日前
株式会社国際電気
無線通信システム
29日前
個人
テレビ画面の注視する画像の表示方法
1か月前
Rita合同会社
第1装置、システム
1か月前
リオン株式会社
補聴器システム
22日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
9日前
アズビル株式会社
放熱構造及びカメラ
26日前
アイホン株式会社
ナースコールシステム
1日前
アイホン株式会社
ナースコールシステム
1日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
29日前
TOA株式会社
システム及びプログラム
2日前
続きを見る