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公開番号2024121398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028483
出願日2023-02-27
発明の名称ドライバ特性推定装置、ドライバ特性推定方法、及びプログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240830BHJP(信号)
要約【課題】 本発明が解決しようとする課題としては、ドライバの特性を精度よく推定することが一例として挙げられる。
【解決手段】
ドライバ特性推定装置1は、挙動情報取得部10と区間情報生成部20と運転情報取得部30と推定部40とを備えている。挙動情報取得部10は、移動体の挙動に関する挙動情報を取得する。区間情報生成部20は、挙動情報を用いて、移動体の走行状態が第1の基準を満たす走行イベント区間に関する走行イベント区間情報を生成し、かつ、走行イベント区間情報を用いて、走行イベント区間の両端のうち少なくとも一方を延長した延長区間に関する延長区間情報を生成する。運転情報取得部30は、延長区間情報に紐づいている、移動体のドライバの運転に関する運転情報を取得する。推定部40は、延長区間情報に紐づいた運転情報を用いて、ドライバの特性を推定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
移動体の挙動に関する挙動情報を取得する挙動情報取得部と、
前記挙動情報を用いて、前記移動体の走行状態が第1の基準を満たす走行イベント区間に関する走行イベント区間情報を生成し、かつ、前記走行イベント区間情報を用いて、前記走行イベント区間の両端のうち少なくとも一方を延長した延長区間に関する延長区間情報を生成する区間情報生成部と、
前記延長区間情報に紐づいている、前記移動体のドライバの運転に関する運転情報を取得する運転情報取得部と、
前記延長区間情報に紐づいた前記運転情報を用いて、前記ドライバの特性を推定する推定部と、を備える、ドライバ特性推定装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドライバ特性推定装置において、
前記運転情報取得部は、前記走行イベント区間情報に紐づいている、前記ドライバの運転に関する運転情報をさらに取得し、
前記推定部は、前記走行イベント区間情報に紐づいた前記運転情報をさらに用いて、前記ドライバの特性を推定する、ドライバ特性推定装置。
【請求項3】
請求項2に記載のドライバ特性推定装置において、
前記第1の基準には、複数の基準が設けられており、
前記走行イベント区間情報は、複数の前記第1の基準を各々が満たす、複数の前記走行イベント区間に関する情報を含んでいる、ドライバ特性推定装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1つに記載のドライバ特性推定装置において、
前記区間情報生成部は、少なくとも2つの前記走行イベント区間、及び少なくとも1つの前記延長区間を統合した統合走行イベント区間に関する統合走行イベント区間情報を生成し、
前記運転情報取得部は、前記統合走行イベント区間情報に紐づいている、前記ドライバの運転に関する運転情報を取得し、
前記推定部は、前記統合走行イベント区間情報に紐づいた前記運転情報を用いて、前記ドライバの特性を推定する、ドライバ特性推定装置。
【請求項5】
請求項4に記載のドライバ特性推定装置において、
前記走行イベント区間情報は、前記移動体の挙動の大小に関する第2の基準を満たす複数の走行イベント区間に関する情報を含んでおり、
前記区間情報生成部は、前記第2の基準を満たす複数の前記走行イベント区間、及び複数の前記延長区間を統合した統合走行イベント区間に関する前記統合走行イベント区間情報を生成する、ドライバ特性推定装置。
【請求項6】
請求項1から3のいずれか1つに記載のドライバ特性推定装置において、
前記ドライバの特性は、前記ドライバが認知機能低下者であるか、及び高齢者であるかの少なくとも一方を含む、ドライバ特性推定装置。
【請求項7】
ドライバ特性推定装置を実現するコンピュータが、
移動体の挙動に関する挙動情報を取得し、
前記挙動情報を用いて、前記移動体の走行状態が第1の基準を満たす走行イベント区間に関する走行イベント区間情報を生成し、かつ、前記走行イベント区間情報を用いて、前記走行イベント区間の両端のうち少なくとも一方を延長した延長区間に関する延長区間情報を生成し、
前記延長区間情報に紐づいている、前記移動体のドライバの運転に関する運転情報を取得し、
前記延長区間情報に紐づいた前記運転情報を用いて、前記ドライバの特性を推定する、ドライバ特性推定方法。
【請求項8】
ドライバ特性推定装置を実現するコンピュータに、
移動体の挙動に関する挙動情報を取得する手順、
前記挙動情報を用いて、前記移動体の走行状態が第1の基準を満たす走行イベント区間に関する走行イベント区間情報を生成し、かつ、前記走行イベント区間情報を用いて、前記走行イベント区間の両端のうち少なくとも一方を延長した延長区間に関する延長区間情報を生成する手順、
前記延長区間情報に紐づいている、前記移動体のドライバの運転に関する運転情報を取得する手順、
前記延長区間情報に紐づいた前記運転情報を用いて、前記ドライバの特性を推定する手順、を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライバ特性推定装置、ドライバ特性推定方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転タイプの分類精度を向上させる、運転タイプ分類装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、場所毎の道路形状の違いに起因する誤判定を抑制しつつ、ドライバの状態が正常ではないと判定した場合には警告を実施するドライバ状態診断装置が開示されている。
【0004】
特許文献3には、ドライバの安全運転レベルを正確に判定し、安全運転レベルに応じた妥当な保険料を計算する、安全運転診断システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-021824号公報
特開2016-091056号公報
特開2009-128486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1から特許文献3に記載されているように、車両の挙動など様々なパラメータを使用して、種々のドライバの特性を推定することが行われている。
【0007】
本発明が解決しようとする課題としては、ドライバの特性を精度よく推定することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
車両の挙動、ドライバの運転操作、及びドライバの生体情報など、様々なパラメータを用いて、ドライバの特性(ドライバの運転タイプ、ドライバの状態など)を推定することが行われている。
【0009】
一時停止、右左折、及び左右カーブなど、一定基準以上の動きを伴う挙動を分析することは、ドライバの特性を推定するにあたって重要なことであるが、これらの挙動を分析するだけでは、ドライバの特性を精度よく推定することができなかった。
【0010】
本願発明者は、実際に、一時停止、右左折、及び左右カーブなどの区間(走行イベント区間と呼ぶ)における、車両の挙動を調べたところ(ハンドル操作、アクセル操作、及びブレーキ操作などを解析)、走行イベント区間だけでは無く、特に、走行イベント区間の前後の区間や、隣り合う走行イベント区間の間の区間で、ドライバの特性を推定するのに役立つ特徴的な挙動を抽出できることを確認した。そして、当該特徴的な挙動を用いて、ドライバの特性を評価することで、ドライバの特性を精度よく評価できることを見出した。
(【0011】以降は省略されています)

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