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公開番号
2024121004
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2024107636,2020136729
出願日
2024-07-03,2020-08-13
発明の名称
画像形成装置とその制御方法、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20240829BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】指定した種類のシートを対象として階調補正を行う。
【解決手段】画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、シートに形成された画像を検知する検知部とを有し、シートに画像を形成するジョブの開始から印刷されたページが所定のページ数に達した場合、画像形成部により階調補正用チャートを形成するよう制御し、階調補正用チャートに使用されるシートとして複数の種類のシートから選択を受け付ける。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成手段と、
シートに形成された画像を検知する検知手段と、
シートに画像を形成するジョブの開始から印刷されたページが所定のページ数に達した場合、前記画像形成手段により階調補正用チャートを形成するよう制御する制御手段と、
前記階調補正用チャートに使用されるシートとして複数の種類のシートから選択を受け付ける受付手段と、
を有する、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記検知手段が検知した前記階調補正用チャートの画像情報に基づいて生成された補正情報を保存する保存手段と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ジョブの開始から印刷されたページが前記所定のページ数に達した場合、前記所定のページ数以降のシートに形成される画像に対して、前記補正情報に基づき、前記画像形成手段の補正を行う補正手段と、を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記保存手段は、シートの種類ごとに、予め保存された基準情報と前記検知手段により検知した前記画像情報との差を前記補正情報として生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記保存手段は、前記基準情報がない場合には、前記検知手段により検知した前記画像情報を基準情報として保存する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成手段に給紙されるシートを収容する複数の給紙段を有する給紙カセットと、
前記給紙段に収容されるシートの種類を設定する設定手段と、を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記複数の種類のシートには、普通紙と、コート紙とを含む、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ジョブの開始から印刷されたページが前記所定のページ数に達した場合、前記画像形成手段により前記階調補正用チャートを形成するか否かを設定する第2設定手段と、
を有することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2設定手段により前記ジョブの開始から印刷されたページが前記所定のページ数に達した場合、
前記制御手段は、前記画像形成手段により前記階調補正用チャートを形成しない設定に設定された場合、前記ジョブに使用されるシートの余白に前記階調補正用チャートを形成するモードを実行するように制御する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置の前記制御手段としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷ジョブの途中で生じる色の変動を抑制する技術に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置には、大量印刷時の画質変動を抑制する機能を有するものがある。そのような技術のひとつでは、シートの余白に階調補正用のパッチを含むチャートを形成してそのパッチを測色センサーで計測する。その測色値に基づいて階調補正用の補正値を作成し、補正値を画像生成部にフィードバックし後続ページの階調補正を行う。そのような技術の例として、特許文献1に、ジョブごとに画質変動を補正するための基準値および補正値を持ち、ジョブ内での変動を抑制する技術が開示されている。そのため特許文献1では、階調補正に用いる基準値および補正値を印刷ジョブ単位で管理している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許06340920号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数ページの画像形成済みのシートをまとめて成果物とする場合、例えば1つの印刷ジョブの中で複数種類のシートを使い分けて画像形成する場合がある。その場合には、ユーザの要求する品質はシートの種類によって異なる場合がある。しかし、特許文献1には、そのようなひとつのジョブで複数種類のシートあるいは画像品質を使いわける場合についての考慮はない。
【0005】
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、シートの種類に適合した画像品質に応じて階調補正用チャートを形成することで、より高品質の画像を形成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、シートに画像を形成する画像形成手段と、
シートに形成された画像を検知する検知手段と、
シートに画像を形成するジョブの開始から印刷されたページが所定のページ数に達した場合、前記画像形成手段により階調補正用チャートを形成するよう制御する制御手段と、
前記階調補正用チャートに使用されるシートとして複数の種類のシートから選択を受け付ける受付手段と、
を有する、ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、シートの種類に適合した画像品質に応じて階調補正用チャートを形成することで、より高品質の画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷システムの構成を説明する図
印刷装置のハードウェア構成を説明するブロック図
印刷装置のソフトウェア構成を説明するブロック図
余白挿入型の印刷処理のシーケンス図
余白挿入型の印刷処理のシーケンス図
基準値・補正値の登録・削除処理のシーケンス図
基準値・補正値の削除処理及び登録処理のフローチャート
用紙交換画面の画面遷移図(給紙段選択画面および用紙種類選択画面)
リアルタイム階調補正用のパッチ位置とセンサーの読み取り位置の一例を示す図
印刷原稿の搬送方向、印字面とセンサーの位置の一例を示す図
階調補正用の基準値、測定値、補正値のサンプル(普通紙3)を示す図
階調補正用の基準値管理テーブルおよび補正値管理テーブルの例を示す図
印刷ジョブの構成例を示す図
情報処理端末のハードウェア構成を説明するブロック図
情報処理端末の画面の例を示す図
情報処理端末のフローチャート(印刷ジョブの生成・送信)
情報処理端末における調整用用紙選択UI例を示す図
チャート挿入型の印刷処理のシーケンス図(印刷データの印刷)
チャート挿入型の印刷処理のシーケンス図(チャートの印刷)
第1実施形態のチャート印刷要否チェックのフローチャート
第2実施形態のチャート印刷要否チェックのフローチャート
第3実施形態のチャート印刷要否チェックのフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
第1の実施形態として、印刷ジョブを実行中に、印刷したページ数が所定数(所定の閾値)に達するごとに、指定された種類のシートへ、階調補正のためのカラーチャートを印刷する例を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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