TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024118001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024139
出願日
2023-02-20
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/631 20060101AFI20240823BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】可撓性導体を含む端子の組み付け性を改善することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、絶縁性のハウジング60と、導電性の端子20と、を備えている。端子20は、ハウジング60の内部に収容される板状の第1導体21と、ハウジング60の外部に配置される板状の第2導体25と、第1導体21と第2導体25との間に介在する、第1導体21及び第2導体25よりも屈曲容易な可撓性導体23と、を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
絶縁性のハウジングと、導電性の端子と、を備え、
前記端子は、
前記ハウジングの内部に収容される板状の第1導体と、
前記ハウジングの外部に配置される板状の第2導体と、
前記第1導体と、前記第2導体との間に介在する、前記第1導体及び前記第2導体よりも屈曲容易な可撓性導体と、を有しているコネクタ。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記第1導体の一部及び前記可撓性導体は、前記ハウジングから外部に露出しており、
前記第1導体の一部は、前記外部から前記ハウジングの内部に向けて押圧可能な形状の押圧部を有している請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1導体は、平板状の本体部を有し、
前記可撓性導体の一部は、前記本体部の板面に支持され、
前記押圧部は、前記平板状の本体部から立ち上がる形状をなし、前記可撓性導体を挟んだ両側に対をなして配置されている請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記押圧部は、前記本体部に支持された前記可撓性導体よりも前記本体部の板厚方向に突出する突出部を有している請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第2導体は、環状であって、ボルトを通す締結孔を有している請求項1に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記可撓性導体は、編組線である請求項1に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記可撓性導体は、編組線である請求項4に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示のコネクタは、ハウジングと、ハウジングに収容される2つの端子と、を備えている。各端子は、前側をハウジングの内部に挿入させ、後側をハウジングから外部に突出させている。各端子は、導電金属製の板材であって、ハウジングの内部でランスに係止されている。特許文献2,3は、導体に可撓性導体を含む構造を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-129507号公報
特開2014-232688号公報
特開2014-7133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、ハウジングから突出する端子の後端部が他の導電部材に接続されて固定される。このため、ハウジングから突出する端子の突出量を管理することが望まれる。これに対し、特許文献2,3の技術は、導体に可撓性導体を含むため、可撓性導体の変形を伴うことで、上記端子の突出量を調整することが可能である。しかし、可撓性導体がハウジングの内部に配置されているため、可撓性導体を含む端子の組み付け性が悪化する懸念がある。
【0005】
本開示は、可撓性導体を含む端子の組み付け性を改善することが可能なコネクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、絶縁性のハウジングと、導電性の端子と、を備え、前記端子は、前記ハウジングの内部に収容される板状の第1導体と、前記ハウジングの外部に配置される板状の第2導体と、前記第1導体と前記第2導体との間に介在する、前記第1導体及び前記第2導体よりも屈曲容易な可撓性導体と、を有しているコネクタ。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、可撓性導体を含む端子の組み付け性を改善することが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態1において、端子の斜視図である。
図2は、コネクタの側断面図である。
図3は、第2導体が他の導電部材に接続されたコネクタの側面図である。
図4は、コネクタの斜視図である。
図5は、コネクタの平断面図である。
図6は、コネクタの背面図である。
図7は、チャック治具で押圧部を把持した状態を示す部分拡大側面図である。
図8は、押圧治具で押圧部を押圧した状態を示す部分拡大側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示のコネクタは、絶縁性のハウジングと、導電性の端子と、を備え、前記端子は、前記ハウジングの内部に収容される板状の第1導体と、前記ハウジングの外部に配置される板状の第2導体と、前記第1導体と前記第2導体との間に介在する、前記第1導体及び前記第2導体よりも屈曲容易な可撓性導体と、を有している。
第2導体は、ハウジングの外部に配置されるため、他の導電部材に容易に接続される。第1導体は、ハウジングの外部側に位置する一部を押圧することにより、ハウジングの内部に至ることができる。よって、端子が可撓性導体を含んでいても、端子をハウジングに容易に組み付けることができる。
【0010】
(2)上記(1)に記載のコネクタにおいて、前記第1導体の一部及び前記可撓性導体は、前記ハウジングの外部に露出しており、前記第1導体の一部は、前記外部から前記ハウジングの内部に向けて押圧可能な形状の押圧部を有していると良い。
この構成によれば、押圧部をハウジング側に押しこむことにより、第1導体をハウジングの内部に容易に至らすことができる。特に、押圧可能な形状の押圧部を、押圧箇所として利用できるので、組み付け性をより改善することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
25日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
4日前
住友電装株式会社
電気接続箱
18日前
住友電装株式会社
電気接続箱
26日前
住友電装株式会社
電気接続装置
26日前
住友電装株式会社
シールド端子
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ装置
4日前
住友電装株式会社
シールド端子
18日前
住友電装株式会社
コネクタ構成体
1か月前
住友電装株式会社
レバー式コネクタ
1か月前
住友電気工業株式会社
電気機器
8日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電気機器
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
25日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子モジュール
25日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤハーネス
11日前
住友電装株式会社
配線部材
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
11日前
住友電装株式会社
配線部材
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線部材の余長吸収装置
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
フローティングコネクタ
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
フローティングコネクタ
1か月前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤハーネス固定部品
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
バスバー及び配線モジュール
26日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線部材の余長吸収ユニット
18日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
バスバー及び配線モジュール
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線部材の余長吸収ユニット
18日前
住友電装株式会社
扁平ワイヤーハーネスの取付構造及び締結部材付き扁平ワイヤーハーネス
18日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタおよびコネクタアセンブリ
25日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子、コネクタ、およびコネクタ装置
1か月前
住友電装株式会社
回転電機用のバスバモジュール
18日前
住友電装株式会社
インターロックコネクタ付カバー
25日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電気接続部品、および電気接続ユニット
25日前
住友電気工業株式会社
予約管理装置、予約管理方法、およびコンピュータプログラム
11日前
続きを見る
他の特許を見る