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公開番号
2025029893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134776
出願日
2023-08-22
発明の名称
ワイヤハーネス固定部品
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/30 20060101AFI20250228BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ワイヤハーネスをトリムの外部側に配置しつつも、ワイヤハーネスに対する干渉を抑制することを可能としたワイヤハーネス固定部品を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス固定部品10は、ワイヤハーネス13をトリム20を支えにして保持するワイヤハーネス保持部30を備える。ワイヤハーネス保持部30は、ワイヤハーネス13を収容する収容部32と、トリム20に取り付けられる取付部31と、を有する。取付部31によってワイヤハーネス保持部30がトリム20に取り付けられた状態において、収容部32は、トリム20の外部S1側に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両における乗員室の内装を構成するトリムにワイヤハーネスを固定するワイヤハーネス固定部品であって、
前記ワイヤハーネスを前記トリムを支えにして保持するワイヤハーネス保持部を備え、
前記ワイヤハーネス保持部は、前記トリムに取り付けられる取付部と、前記ワイヤハーネスを収容する収容部と、を有し、
前記取付部によって前記ワイヤハーネス保持部が前記トリムに取り付けられた状態において、前記収容部は、前記トリムの外部側に位置する、
ワイヤハーネス固定部品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記トリムは、板状をなし、
前記取付部は、前記トリムの縁部に沿ってスライドさせるように当該縁部に取り付け可能に構成されている、
請求項1に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項3】
前記取付部は、前記トリムの前記縁部を板厚方向に挟持する一対の挟持部を有している、
請求項2に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項4】
前記一対の挟持部の少なくとも1つは、前記一対の挟持部が互いに離れる方向に撓むことが可能な可撓部を有している、
請求項3に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項5】
前記トリムは、前記縁部が前記乗員室を形成する床部材と対向するように構成され、
前記取付部は、前記一対の挟持部の間を繋ぐ連結部を有し、
前記ワイヤハーネス保持部が前記トリムの前記縁部に取り付けられた状態において、前記連結部は、前記トリムの前記縁部と前記床部材との間に位置する、
請求項3に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項6】
前記連結部は、前記床部材との係合により前記ワイヤハーネス固定部品の位置ずれを抑制する位置ずれ抑制部を有している、
請求項5に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項7】
前記位置ずれ抑制部は、前記連結部から前記床部材に向かって突出する係止片を含み、
前記係止片は、前記床部材に引っ掛かるように構成されている、
請求項6に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項8】
前記ワイヤハーネスは、電線と、前記電線の外周を囲うプロテクタと、を有し、
前記収容部には、前記プロテクタが収容されている、
請求項1に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項9】
前記ワイヤハーネス保持部は、前記ワイヤハーネスの長さ方向に沿って複数設けられ、
前記ワイヤハーネス固定部品は、前記複数のワイヤハーネス保持部の間を繋ぐ柔軟部を備え、
前記柔軟部は、前記ワイヤハーネス保持部よりも柔軟性に優れた特性を有している、
請求項1に記載のワイヤハーネス固定部品。
【請求項10】
前記複数のワイヤハーネス保持部は、前記ワイヤハーネスの長さ方向に沿って互いに等間隔に設けられている、
請求項9に記載のワイヤハーネス固定部品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネス固定部品に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に対して電気機器を取り付ける場合、電気機器同士を繋ぐワイヤハーネスを、車両の乗員室内に配置することがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、例えば、乗員室の内装を構成するトリムの内側などの露出しない位置にワイヤハーネスを配置することが一般的である。この場合、ワイヤハーネスを配置する際には、トリムを一旦取り外した状態でワイヤハーネスを配置した後、トリムを元の位置に取り付ける。これにより、ワイヤハーネスをトリムの内部側に配置することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-151778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようにワイヤハーネスをトリムの内部側に配置する場合には、乗員室内のトリムを取り付ける取付箇所とトリムとの間でワイヤハーネスを挟み込んでしまうおそれがある。そこで、上記したワイヤハーネスの挟み込みを回避すべく、ワイヤハーネスをトリムの外部側に配置することが考えられる。この場合、ワイヤハーネスの設置について何ら対策がなされていないと、ワイヤハーネスが乗員や周辺部品と干渉するおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、ワイヤハーネスをトリムの外部側に配置しつつも、ワイヤハーネスに対する干渉を抑制することを可能としたワイヤハーネス固定部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネス固定部品は、車両における乗員室の内装を構成するトリムにワイヤハーネスを固定するワイヤハーネス固定部品であって、前記ワイヤハーネスを前記トリムを支えにして保持するワイヤハーネス保持部を備え、前記ワイヤハーネス保持部は、前記トリムに取り付けられる取付部と、前記ワイヤハーネスを収容する収容部と、を有し、前記取付部によって前記ワイヤハーネス保持部が前記トリムに取り付けられた状態において、前記収容部は、前記トリムの外部側に位置する。
【発明の効果】
【0007】
本開示のワイヤハーネス固定部品によれば、ワイヤハーネスをトリムの外部側に配置しつつも、ワイヤハーネスに対する干渉を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるワイヤハーネス固定部品を搭載した車両の模式図である。
図2は、同形態におけるワイヤハーネス固定部品の組付状態を示す斜視図である。
図3は、同形態におけるワイヤハーネス固定部品およびワイヤハーネスの斜視図である。
図4は、同形態におけるワイヤハーネス固定部品の組付状態を示す断面図である。
図5は、同形態におけるワイヤハーネス固定部品の組付態様を説明するための模式図である。
図6は、変更例のワイヤハーネス固定部品における組付状態を示す断面図である。
図7は、同変更例のワイヤハーネス固定部品における組付態様を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネス固定部品は、
[1]車両における乗員室の内装を構成するトリムにワイヤハーネスを固定するワイヤハーネス固定部品であって、前記ワイヤハーネスを前記トリムを支えにして保持するワイヤハーネス保持部を備え、前記ワイヤハーネス保持部は、前記トリムに取り付けられる取付部と、前記ワイヤハーネスを収容する収容部と、を有し、前記取付部によって前記ワイヤハーネス保持部が前記トリムに取り付けられた状態において、前記収容部は、前記トリムの外部側に位置する。
【0010】
この構成によれば、ワイヤハーネス保持部の収容部を、乗員室内のトリムの外部に配置されるワイヤハーネスの固定点として構成することが可能となる。このため、ワイヤハーネス保持部の収容部によって、乗員室内のトリムの外部に配置されたワイヤハーネスの動きを制限することが可能となる。その結果、乗員や周辺部品がワイヤハーネスに引っ掛かる等のワイヤハーネスに対する干渉を抑制することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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