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公開番号
2024116728
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-28
出願番号
2023022505
出願日
2023-02-16
発明の名称
通行者監視制御装置
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B61L
29/28 20060101AFI20240821BHJP(鉄道)
要約
【課題】様々な通行者の安全な踏切の通行を支援すること。
【解決手段】通行者監視装置10は、踏切の周辺の通行者の移動速度を含む通行者情報を取得する通行者情報取得部21と、踏切の警報機の少なくとも作動開始時刻を示す踏切警報情報を取得する踏切警報情報取得部23と、踏切の周辺の周辺情報を取得する周辺情報取得部24と、通行者情報と踏切警報情報と周辺情報とに基づいて、通行者ごとに踏切を渡り切れるか否かを判定する判定部25と、判定部25の判定結果に基づいて、通行者に通知する通知情報を生成する通知情報生成部28とを備え、判定部25は、通行者が踏切を渡り切る通行終了予測時刻と、踏切の警報機の作動開始時刻との差である余裕時間から、通行者ごとに踏切を渡り切れるか否かを判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
踏切の周辺の通行者の移動速度を含む通行者情報を取得する通行者情報取得部と、
前記踏切の警報機の少なくとも作動開始時刻を示す踏切警報情報を取得する踏切警報情報取得部と、
前記踏切の周辺の周辺情報を取得する周辺情報取得部と、
前記通行者情報取得部が取得した前記通行者情報と、前記踏切警報情報取得部が取得した前記踏切警報情報と、前記周辺情報取得部が取得した前記周辺情報とに基づいて、前記通行者ごとに前記踏切を渡り切れるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、前記通行者に通知する通知情報を生成する通知情報生成部と、
を備え、
前記判定部は、前記通行者が前記踏切を渡り切る通行終了予測時刻と、前記踏切の警報機の作動開始時刻との差である余裕時間から、前記通行者ごとに前記踏切を渡り切れるか否かを判定する、
通行者監視制御装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記通行者情報は、前記通行者の一人乗り電動車両のような移動手段、歩行用の補助具の使用の有無、および、介添人の有無の少なくともいずれか1つを含む、前記通行者の属性を示す情報を含み、
前記判定部は、前記通行者の属性に応じて、前記余裕時間の閾値を変更する、
請求項1に記載の通行者監視制御装置。
【請求項3】
前記周辺情報は、前記踏切の周辺の混雑状況、または、天候を含む周辺状況を示す情報を含み、
前記判定部は、前記踏切の周辺の混雑状況、または、天候のような周辺状況に応じて、前記余裕時間の閾値を変更する、
請求項1に記載の通行者監視制御装置。
【請求項4】
前記踏切の通行路の幅、前記踏切の路面の凹凸の有無、前記路面の段差の有無、および、前記踏切の路面状況の少なくともいずれかを示す踏切情報を取得する踏切情報取得部、
を備え、
前記判定部は、前記踏切の通行路の幅、前記路面の凹凸の有無、前記路面の段差の有無、および、前記踏切の路面状況の少なくともいずれかに応じて、前記余裕時間の閾値を変更する、
請求項1に記載の通行者監視制御装置。
【請求項5】
前記通行者に前記踏切の迂回を推奨するか否かを判定する迂回判定部、
を備え、
前記迂回判定部は、前記通行者が前記踏切を渡り切る通行終了予測時刻と、前記踏切を迂回した場合の迂回終了予測時刻とを比較して、前記通行終了予測時刻の方が遅い場合、迂回を推奨すると判定する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の通行者監視制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通行者監視制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
踏切横断中の歩行者が踏切内に閉じ込められないための適切な情報を提供する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。踏切を通行する通行人に対して、踏切を安全に通行することができるかの判断を支援する情報を提供する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-182556号公報
特開2016-155405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
踏切を通行する通行者には、例えば、歩行者、電動車椅子などの一人乗り電動車両の利用者など様々な通行者が存在する。様々な通行者の安全な踏切の通行を支援することには、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、様々な通行者の安全な踏切の通行を支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通行者監視制御装置は、踏切の周辺の通行者の移動速度を含む通行者情報を取得する通行者情報取得部と、前記踏切の警報機の少なくとも作動開始時刻を示す踏切警報情報を取得する踏切警報情報取得部と、前記踏切の周辺の周辺情報を取得する周辺情報取得部と、前記通行者情報取得部が取得した前記通行者情報と、前記踏切警報情報取得部が取得した前記踏切警報情報と、前記周辺情報取得部が取得した前記周辺情報とに基づいて、前記通行者ごとに前記踏切を渡り切れるか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて、前記通行者に通知する通知情報を生成する通知情報生成部と、を備え、前記判定部は、前記通行者が前記踏切を渡り切る通行終了予測時刻と、踏切の警報機の作動開始時刻との差である余裕時間から、前記通行者ごとに前記踏切を渡り切れるか否かを判定するを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、様々な通行者の安全な踏切の通行を支援することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る踏切通行監視システムの概略図である。
図2は、第一実施形態に係る通行者監視装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、踏切の通行可否を説明する概略図である。
図4は、第一実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。
図5は、第一実施形態に係る通行者監視装置における処理の流れの一例を示す図である。
図6は、第二実施形態に係る通行者監視装置の構成例を示すブロック図である。
図7は、第二実施形態に係る通行者監視装置における処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る踏切通行監視システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
[第一実施形態]
(踏切通行監視システム)
図1は、第一実施形態に係る踏切通行監視システムの概略図である。踏切通行監視システム1は、歩行者、一人乗り電動車両の利用者など様々な通行者の踏切通行を監視するシステムである。踏切通行監視システム1は、通行者が踏切100を渡り切れるか否かを判定して、通行者に通知する。踏切通行監視システム1は、通行者監視装置10と、端末装置50とを含む。通行者監視装置10と端末装置50とは、例えば、短距離無線通信を介して情報を通信可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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