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公開番号
2024116084
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2024015328
出願日
2024-02-05
発明の名称
電動三輪車
出願人
光陽工業股分有限公司
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
B62J
45/00 20200101AFI20240820BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】家庭用交流電源で充電することができる電動三輪車を提供する。
【解決手段】車体フレームユニット2と、一対の後輪71と、モータ36と、モータ制御部37と、バッテリユニット38と、車載充電器8と、を備えており、車載充電器8は、車体フレームユニット2に配置されているとともに、バッテリユニット38と電気的に接続されており、かつ充電端子81を有しており、車載充電器8の充電端子81が外部充電アダプタ11を介して外部交流電源12と電気的に接続されると、車載充電器8は、外部交流電源12が供給した交流を直流に変換してバッテリユニット38に対して充電を行なうことができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車体フレームユニットと、一対の後輪と、モータと、モータ制御部と、バッテリユニットと、車載充電器と、を備えており、
前記一対の後輪は、左右方向において間隔をあけるように前記車体フレームユニットに配置されており、
前記モータは、前記車体フレームユニットに配置されており、かつ前記一対の後輪における少なくとも一方を駆動することができ、
前記モータ制御部は、前記車体フレームユニットに配置されており、かつ前記モータと電気的に接続されて前記モータの作動を制御することができ、
前記バッテリユニットは、前記車体フレームユニットに配置されており、かつ前記モータ及び前記モータ制御部と電気的に接続されているとともに、前記モータ及び前記モータ制御部に電力を供給することができ、
前記車載充電器は、前記車体フレームユニットに配置されているとともに、前記バッテリユニットと電気的に接続されており、かつ充電端子を有しており、
前記車載充電器の前記充電端子が外部充電アダプタを介して外部交流電源と電気的に接続されると、前記車載充電器は、前記外部交流電源が供給した交流を直流に変換して前記バッテリユニットに対して充電を行なうことができるように構成されている、
ことを特徴とする電動三輪車。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記車体フレームユニットは、前部車体フレームと、後部車体フレームと、傾動機構と、を備えており、
前記前部車体フレーム及び前記後部車体フレームは、前後方向に沿って配置されており、
前記傾動機構は、前記前部車体フレームと前記後部車体フレームとの間にあって前記前部車体フレーム及び前記後部車体フレームと連接されて、前記前部車体フレームが前記後部車体フレームに対して前記左右方向において傾斜することを可能にするように構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動三輪車。
【請求項3】
前記モータ及び前記モータ制御部は、いずれも前記車体フレームユニットの前記後部車体フレームに配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の電動三輪車。
【請求項4】
前記バッテリユニット及び前記車載充電器は、いずれも前記車体フレームユニットの前記前部車体フレームに配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の電動三輪車。
【請求項5】
前記車載充電器は、前記傾動機構の前方に配置されており、長さ方向があるように構成されており、
前記車載充電器の前記長さ方向は、前記傾動機構の傾斜軸線の前方延伸方向に沿って延伸している、
ことを特徴とする請求項4に記載の電動三輪車。
【請求項6】
前記後部車体フレームは、傾斜セクションと、水平セクションと、を有しており、
前記傾斜セクションは、前方向から後方向へ向かうに連れて上がるように延伸しており、
前記水平セクションは、前記傾斜セクションの後端部と連接されているとともに、前記傾斜セクションの前記後端部から後方向へ延伸しており、
前記モータは、前記後部車体フレームの前記傾斜セクションに装着されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の電動三輪車。
【請求項7】
前記前部車体フレームは、管部と、第1傾斜部と、足載せ部と、第2傾斜部と、を有しており、
前記第1傾斜部は、前記管部から後下方へ延伸しており、
前記足載せ部は、前記第1傾斜部と連接されて、後方向へ延伸しており、
前記第2傾斜部は、前記足載せ部の後端部と連接されているとともに、前記足載せ部の前記後端部から後上方へ延伸しており、
前記車載充電器は、前記足載せ部に配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の電動三輪車。
【請求項8】
前記車載充電器は、前記足載せ部の下面に配置されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の電動三輪車。
【請求項9】
前記足載せ部は、前記車載充電器を前記足載せ部の前記下面に固定するための複数の締結具を有している、
ことを特徴とする請求項8に記載の電動三輪車。
【請求項10】
前記電動三輪車は、シートを更に備えており、
前記バッテリユニットは、前記シートの下方にあり、
前記車載充電器の一部は、前記バッテリユニットの下方にある、
ことを特徴とする請求項8に記載の電動三輪車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、1つの前輪及び2つの後輪のある三輪車に関し、具体的には、充電式バッテリを充電するための車載充電器を搭載している電動三輪車に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
図1~図2を参照して特許文献1に記載された従来の電動三輪車の構成を説明する。ここで、図1は従来の電動三輪車9の構成が示される側面図であり、また、図2は従来の電動三輪車9の後部車体91の構成が示される側面図である。なお、図2においては、後部車体91の後端部のみ側面断面視で表示されている。
【0003】
特許文献1に記載された従来の電動三輪車9は、図1に示されるように、前部車体90と、後部車体91と、1つの前輪92と、左右一対の後輪93L、93Rと、揺動機構94と、少なくとも1つのモータ95と、バッテリボックス96と、を備えている。
【0004】
1つの前輪92は、前部車体90に配置されており、且つハンドルを制御することによって角度が変わることができる。左右一対の後輪93L、93Rは、後部車体91に配置されている。揺動機構94は、前部車体90と後部車体91とが相対的に揺動することを可能にするためのものである。モータ95は、前輪92または一対の後輪93L、93Rの回転を駆動するためのものである。バッテリボックス96は、後部車体91に配置されており、且つ内部にモータ95へ電力を供給するためのバッテリ97を収容している。
【0005】
バッテリボックス96は、図2に示されるように、後側開口部969が形成されているケース960と、後側開口部969を開放したり閉鎖したりすることができるように配置されているカバー部材961と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6842539号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来の電動三輪車によれば、ケース内に収容されているバッテリに対して家庭用交流電源により直接充電を行なうことができないので、電力残量が少なくなると、バッテリボックスのカバー部材を開けてケース内に収容されているバッテリを取り出し、そしてそのバッテリを充電してからバッテリボックスへ戻し、或いは取り出したバッテリの代わりに他の満充電のバッテリをバッテリボックスへ戻す必要がある。
【0008】
なお、電動三輪車用のバッテリは一般的に体積が大きくて重量が重いので、バッテリをバッテリボックスから取り出して、満充電のバッテリをバッテリボックス内に戻すことは、電動三輪車の使用者にとって、手間がかかるという問題がある。このため、従来の電動三輪車に関する設計を改善する余地がある。
【0009】
よって、本発明は上記問題点に鑑みて、上記した欠点を解決することができる電動三輪車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための手段として、本発明は、車体フレームユニットと、一対の後輪と、モータと、モータ制御部と、バッテリユニットと、車載充電器と、を備えており、
前記一対の後輪は、左右方向において間隔をあけるように前記車体フレームユニットに配置されており、
前記モータは、前記車体フレームユニットに配置されており、かつ前記一対の後輪におけるいずれか一者を駆動することができ、
前記モータ制御部は、前記車体フレームユニットに配置されており、かつ前記モータと電気的に接続されて前記モータの作動を制御することができ、
前記バッテリユニットは、前記車体フレームユニットに配置されており、かつ前記モータ及び前記モータ制御部と電気的に接続されているとともに、前記モータ及び前記モータ制御部に電力を供給することができ、
前記車載充電器は、前記車体フレームユニットに配置されているとともに、前記バッテリユニットと電気的に接続されており、かつ充電端子を有しており、
前記車載充電器の前記充電端子は外部充電アダプタを介して外部交流電源装置と電気的に接続されると、前記車載充電器は、前記外部交流電源装置が供給した交流を直流に変換して前記バッテリユニットに対して充電を行なうことができるように構成されている、ことを特徴とする電動三輪車を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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