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公開番号
2024115434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-26
出願番号
2023021131
出願日
2023-02-14
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/01 20060101AFI20240819BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】第2感光ドラムの表面の変質部、付着物に起因する画質の低下を抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、カラー画像転写動作の後およびモノクロ画像転写動作の後のそれぞれにおいて転写後回転動作を実行可能である。カラー画像転写動作では、すべての現像ローラ61を感光ドラム52に接触する接触位置に位置させてシートSにカラー画像を転写する。モノクロ画像転写動作では、モノクロ用の現像ローラ61を接触位置に位置させ、カラー用の現像ローラ61(第2現像ローラ)を感光ドラム52から離間する離間位置に位置させてシートSにモノクロ画像を転写する。転写後回転動作では、すべての現像ローラ61を接触位置に位置させて現像ローラ61と感光ドラム52を回転させる。制御部100は、モノクロ画像転写動作の後の転写後回転動作の実行時間を、カラー画像転写動作の後の転写後回転動作の実行時間よりも長くする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1感光ドラムと、
第2感光ドラムと、
帯電バイアスが印加されることで前記第1感光ドラムを帯電させる第1帯電ローラと、
帯電バイアスが印加されることで前記第2感光ドラムを帯電させる第2帯電ローラと、
前記第1感光ドラムに接触する接触位置と前記第1感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第1現像ローラと、
前記第2感光ドラムに接触する接触位置と前記第2感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第2現像ローラと、
前記第1現像ローラを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させるとともに、前記第2現像ローラを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させる接触離間機構と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1現像ローラを前記接触位置に位置させ、前記第2現像ローラを前記接触位置に位置させてシートにカラー画像を転写するカラー画像転写動作と、
前記第1現像ローラを前記接触位置に位置させ、前記第2現像ローラを前記離間位置に位置させてシートにモノクロ画像を転写するモノクロ画像転写動作と、
前記カラー画像転写動作の後、および、前記モノクロ画像転写動作の後のそれぞれにおいて、前記第1現像ローラを前記接触位置に位置させて前記第1現像ローラと前記第1感光ドラムを回転させるとともに、前記第2現像ローラを前記接触位置に位置させて前記第2現像ローラと前記第2感光ドラムを回転させる転写後回転動作と、を実行可能であり、
前記制御部は、前記モノクロ画像転写動作の後の前記転写後回転動作の実行時間を、前記カラー画像転写動作の後の前記転写後回転動作の実行時間よりも長くすることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記モノクロ画像転写動作の後の前記転写後回転動作の実行時間を、直前の前記モノクロ画像転写動作の実行時間が長くなるにつれて長くする、延長制御を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、直前の前記モノクロ画像転写動作の実行時間が実行時間閾値以上である場合、前記延長制御を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、直前の前記モノクロ画像転写動作の実行中に画像形成装置内の温度が第1温度閾値以上となったという条件、および、直前の前記モノクロ画像転写動作の実行中に画像形成装置内の湿度が第1湿度閾値以上となったという条件、の少なくとも1つが満たされたことを条件として、前記延長制御を実行することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2現像ローラの新品状態からの使用時間に関するパラメータが使用時間閾値以上である場合、前記モノクロ画像転写動作の後の前記転写後回転動作の実行時間を、前記パラメータが前記使用時間閾値未満である場合よりも長くすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2感光ドラムが停止してからの経過時間が経過時間閾値以上であり、かつ、印刷ジョブが入力された場合、シートを供給する前に、前記第2現像ローラを前記接触位置に位置させて前記第2現像ローラと前記第2感光ドラムを回転させる転写前回転動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記経過時間のカウントを開始する直前の転写動作が前記モノクロ画像転写動作であったという条件、前記印刷ジョブが入力されたときの画像形成装置内の温度が第2温度閾値以上であるという条件、および、前記印刷ジョブが入力されたときの画像形成装置内の湿度が第2湿度閾値以上であるという条件、の少なくとも1つが満たされたことを条件として、前記転写前回転動作を実行することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第2現像ローラの新品状態からの使用時間に関するパラメータが使用時間閾値以上である場合、前記転写前回転動作の実行時間を、前記パラメータが前記使用時間閾値未満である場合よりも長くすることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記モノクロ画像転写動作を実行しているとき、前記第2帯電ローラに印加される帯電バイアスの大きさを、前記カラー画像転写動作を実行しているときに前記第2帯電ローラに印加される帯電バイアスの大きさよりも小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
第1感光ドラムと、
第2感光ドラムと、
帯電バイアスが印加されることで前記第1感光ドラムを帯電させる第1帯電ローラと、
帯電バイアスが印加されることで前記第2感光ドラムを帯電させる第2帯電ローラと、
前記第1感光ドラムに接触する接触位置と前記第1感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第1現像ローラと、
前記第2感光ドラムに接触する接触位置と前記第2感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第2現像ローラと、
前記第1現像ローラを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させるとともに、前記第2現像ローラを前記接触位置と前記離間位置との間で移動させる接触離間機構と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1現像ローラを前記接触位置に位置させ、前記第2現像ローラを前記接触位置に位置させてシートにカラー画像を転写するカラー画像転写動作と、
前記第1現像ローラを前記接触位置に位置させ、前記第2現像ローラを前記離間位置に位置させてシートにモノクロ画像を転写するモノクロ画像転写動作と、を実行可能であり、
前記制御部は、前記モノクロ画像転写動作の後に、前記第2現像ローラを前記接触位置に位置させて前記第2現像ローラと前記第2感光ドラムを回転させる転写後回転動作を実行可能であることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光ドラムを帯電させる帯電ローラを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、感光ドラムと、感光ドラムを帯電させる帯電ローラと、感光ドラムにトナーを供給する現像ローラとを備える画像形成装置が知られている(特許文献1)。この画像形成装置においては、画像形成プロセス終了後、装置を停止する前に感光ドラムを回転させる後回転を実行することで、クリーニングブレードによって感光ドラムの表面のオゾン生成物、記録紙のてん料などを掻き落としている。また、この画像形成装置においては、湿度、印字した記録紙の枚数などに応じて後回転の時間を変化させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-249501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、モノクロ用の第1感光ドラム、第1帯電ローラおよび第1現像ローラと、カラー用の第2感光ドラム、第2帯電ローラおよび第2現像ローラとを備え、第1現像ローラを第1感光ドラムに接触させ、第2現像ローラを第2感光ドラムに接触させてシートにカラー画像を転写するカラー画像転写動作と、第1現像ローラを第1感光ドラムに接触させ、第2現像ローラを第2感光ドラムから離間させてシートにモノクロ画像を転写するモノクロ画像転写動作とを実行する画像形成装置も知られている。
【0005】
このような画像形成装置においては、モノクロ画像転写動作を実行しているときに、カラー用の第2感光ドラムの表面が変質したり、第2感光ドラムの表面に付着物が付着したりしやすくなる。第2感光ドラムの表面に変質部、付着物があると画質の低下が生じるおそれがある。
【0006】
そこで、第2感光ドラムの表面の変質部、付着物に起因する画質の低下を抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
画像形成装置は、第1感光ドラムと、第2感光ドラムと、帯電バイアスが印加されることで第1感光ドラムを帯電させる第1帯電ローラと、帯電バイアスが印加されることで第2感光ドラムを帯電させる第2帯電ローラと、第1感光ドラムに接触する接触位置と第1感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第1現像ローラと、第2感光ドラムに接触する接触位置と第2感光ドラムから離間する離間位置との間で移動可能な第2現像ローラと、第1現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させるとともに、第2現像ローラを接触位置と離間位置との間で移動させる接触離間機構と、制御部と、を備える。
制御部は、カラー画像転写動作と、モノクロ画像転写動作と、カラー画像転写動作の後およびモノクロ画像転写動作の後のそれぞれにおいて転写後回転動作と、を実行可能である。
カラー画像転写動作では、第1現像ローラを接触位置に位置させ、第2現像ローラを接触位置に位置させてシートにカラー画像を転写する。
モノクロ画像転写動作では、第1現像ローラを接触位置に位置させ、第2現像ローラを離間位置に位置させてシートにモノクロ画像を転写する。
転写後回転動作では、第1現像ローラを接触位置に位置させて第1現像ローラと第1感光ドラムを回転させるとともに、第2現像ローラを接触位置に位置させて第2現像ローラと第2感光ドラムを回転させる。
制御部は、モノクロ画像転写動作の後の転写後回転動作の実行時間を、カラー画像転写動作の後の転写後回転動作の実行時間よりも長くする。
【0008】
第2感光ドラムの表面の変質、付着物の付着が発生しやすいモノクロ画像転写動作の後に長く転写後回転動作を実行することで、第2現像ローラによって第2感光ドラムの表面の変質部、付着物を除去できる。これにより、第2感光ドラムの表面の変質部、付着物に起因する画質の低下を抑制できる。
【0009】
制御部は、モノクロ画像転写動作の後の転写後回転動作の実行時間を、直前のモノクロ画像転写動作の実行時間が長くなるにつれて長くする、延長制御を実行可能な構成であってもよい。
【0010】
モノクロ画像転写動作の後の転写後回転動作の実行時間を、直前のモノクロ画像転写動作の実行時間が長くなるにつれて長くすることで、転写後回転動作を実行した場合に第2感光ドラムの表面の変質部、付着物をしっかりと除去できる。
(【0011】以降は省略されています)
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