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公開番号
2024115251
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-26
出願番号
2023020861
出願日
2023-02-14
発明の名称
曲げ加工装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B21D
5/01 20060101AFI20240819BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約
【課題】本発明では、安価な構成により、精度よく曲げ加工を行う曲げ加工装置を提供することを課題とする。
【解決手段】板状のワークWを、その一端側の被加工部W1を露出させた状態で挟持する挟持部と、被加工部W1に対する上下動により、被加工部W1を被加工部W1の厚み方向に曲げる曲げ刃14と、を備えた曲げ加工装置1であって、曲げ刃14は、被加工部W1を曲げ方向へ押圧する第1成形面部14aおよび第2成形面部14eと、第1成形面部14aおよび第2成形面部14eよりも被加工部W1から退避した位置に設けられる退避面部14cとを有し、曲げ刃14は、曲げ刃14のワークWに対する相対移動方向に、第1成形面部14a、退避面部14c、第2成形面部14eをこの順で有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
板状のワークを、その一端側の被加工部を露出させた状態で挟持する挟持部と、
前記被加工部に対する相対移動により、前記被加工部を前記被加工部の厚み方向に曲げる曲げ加工部と、を備えた曲げ加工装置であって、
前記曲げ加工部は、前記被加工部を曲げ方向へ押圧する第1成形面部および第2成形面部と、前記第1成形面部および前記第2成形面部よりも前記被加工部から退避した位置に設けられる退避面部とを有し、
前記曲げ加工部の前記ワークに対する相対移動方向に、前記第1成形面部、前記退避面部、前記第2成形面部がこの順で設けられることを特徴とする曲げ加工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、曲げ加工装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
板状のワークを挟持した状態で、その一端側を曲げ加工部によりプレスして曲げ加工する曲げ加工装置が従来から存在する。
【0003】
このような曲げ加工装置によるワークの曲げ加工では、曲げ加工後のスプリングバックにより所望の曲げ形状を得られなくなるという問題がある。
【0004】
例えば図7(a)に示すように、パッド101と下型102によりワークWを挟持した状態で、曲げ刃103によりワークWの被加工部W1に対する曲げ加工を行う。この際、ワークWの曲げ部分の外側には引張応力が生じ、内側には圧縮応力が生じている。この状態で、図7(b)に示すように、曲げ刃103を被加工部W1から退避させて被加工部W1に対する押圧力を取り除くと、ワークWの弾性復帰力により、曲げ部分が元の形状へ戻る方向へ変形するスプリングバックが生じてしまう。
【0005】
これに対して、例えば特許文献1の曲げ加工装置では、第1の金型によりワークを曲げ代が残るように曲げ加工した後、第2の金型によりワークを最終形状に曲げ加工する曲げ加工装置が開示されている。
【0006】
特許文献1のように曲げ加工を2工程に分けることにより、1回だけで曲げ加工を行う場合と比較して2回目の加工時のスプリングバック量を低減させたり、1回目の加工で2回目の曲げ加工時にスプリングバックが生じにくい形状に曲げ加工したりすることが可能になり、最終形状を所望の形状により近づけることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第7008159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1のように異なる成形型を用いて曲げ加工する場合、加工装置のコストアップにつながってしまうという問題があった。また、同じ成形型により二回の曲げ加工を行うこともできるが、この場合には、曲げ加工の時間が長くなってしまい、全体のタクトタイムに影響を与えてしまうという別の問題が生じる。
【0009】
本発明では、安価な構成により、精度良く曲げ加工を行う曲げ加工装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するため、本発明は、板状のワークを、その一端側の被加工部を露出させた状態で挟持する挟持部と、前記被加工部に対する相対移動により、前記被加工部を前記被加工部の厚み方向に曲げる曲げ加工部と、を備えた曲げ加工装置であって、前記曲げ加工部は、前記被加工部を曲げ方向へ押圧する第1成形面部および第2成形面部と、前記第1成形面部および前記第2成形面部よりも前記被加工部から退避した位置に設けられる退避面部とを有し、前記曲げ加工部の前記ワークに対する相対移動方向に、前記第1成形面部、前記退避面部、前記第2成形面部がこの順で設けられることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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