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公開番号
2024112728
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-21
出願番号
2023017993
出願日
2023-02-08
発明の名称
ハンドル装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B62D
1/04 20060101AFI20240814BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】ハンドルを使用者の方に向けて変形させることなく、ハンドルの幅を拡大縮小可能なハンドル装置の提供を目的とした。
【解決手段】ハンドル装置10は、右側ハンドル22及び左側ハンドル24を備えたハンドル部20と、位置調整部70とを備えている。位置調整部70は、ラックアンドピニオンギア機構72と、ロック部74と、を備えている。ラックアンドピニオンギア機構72は、第一ラックギア80と、第二ラックギア82と、ピニオンギア84と、を構成要素として備えており、ロック部74により右側ハンドル22及び左側ハンドル24を間隔調整不能とする幅方向ロック状態と、右側ハンドル22及び左側ハンドル24を間隔調整可能とする幅方向アンロック状態とに切り替え可能である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
左右一対に設けられた右側ハンドル及び左側ハンドルを備えたハンドル部と、
前記右側ハンドル及び前記左側ハンドルの位置を調整する位置調整部と、
を備えており、
前記位置調整部が、ラックアンドピニオンギア機構と、ロック部と、を備えており、
前記ラックアンドピニオンギア機構が、
前記右側ハンドルと連動して進退する第一ラックギアと、
前記左側ハンドルと連動して進退する第二ラックギアと、
前記第一ラックギア及び前記第二ラックギアに対して噛み合うピニオンギアと、
を構成要素の一部又は全部として備えており、
前記ロック部により、
前記第一ラックギア及び前記第二ラックギアの進退を制限することにより前記右側ハンドル部及び左側ハンドル部を間隔調整不能とする幅方向ロック状態と、
前記第一ラックギア及び前記第二ラックギアの進退を許容することにより前記右側ハンドル部及び左側ハンドル部を間隔調整可能とする幅方向アンロック状態と、に切り替え可能であること、を特徴とするハンドル装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記右側ハンドル及び前記左側ハンドルを支持する支持部と、
前記右側ハンドル及び前記左側ハンドルが近接離反する方向に対して交差する交差方向に前記支持部を移動させる移動部と、
を有し、
前記ロック部により、前記支持部の前記交差方向への移動が制限された交差方向ロック状態と、前記支持部の前記交差方向への移動が許容された交差方向アンロック状態とに切り替え可能であること、を特徴とする請求項1に記載のハンドル装置。
【請求項3】
前記ロック部が、
前記幅方向ロック状態とした状態において、前記支持部の前記交差方向への移動が制限された交差方向ロック状態となり、
前記幅方向アンロック状態とした状態において、前記支持部の前記交差方向への移動が許容された交差方向アンロック状態となること、を特徴とする請求項2又は3に記載のハンドル装置。
【請求項4】
前記ロック部が、操作を受け付ける操作部を有し、
前記支持部及び前記移動部のうち一方に、前記操作部が設けられており、
前記支持部及び前記移動部のうち他方に、前記操作部が係脱可能な被係合部が設けられており、
前記操作部と前記被係合部とを係合させることにより前記交差方向ロック状態とし、
前記操作部と前記被係合部とを離脱させることにより前記交差方向アンロック状態とすることができること、を特徴とする請求項3に記載のハンドル装置。
【請求項5】
前記ロック部が、操作を受け付ける操作部を有し、
前記操作部を操作することにより、前記ラックアンドピニオンギア機構を構成する前記構成要素に対して前記操作部を係脱させることにより、前記幅方向ロック状態と、前記幅方向アンロック状態と、に切り替え可能なものであること、を特徴とする請求項1又は2に記載のハンドル装置。
【請求項6】
前記ロック部が、
操作を受け付ける操作部と、
前記操作部の操作を制限する操作制限部と、
前記操作制限部による前記操作部の操作制限を解除する解除部と、
を有すること、を特徴とする請求項1又は2に記載のハンドル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドル装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されているように、運転者の体格や好みに応じて把持部の位置を変更することができる操舵装置の操作子が提供されている。特許文献1の操作子は、コアから放射状に延びるつの固定スポークと、固定スポークに移動可能に取り付けられた可動スポークと、可動スポークの先端に連結されたグリップ本体と、隣り合うグリップ本体,を接続しグリップ本体を出入りする連結体と、固定スポークに回転可能に支持されたピニオンと、可動スポークに固定されピニオンと噛み合うラックとを備え、ピニオンを回転することによってラックに連結された可動スポークを径方向へ移動し、グリップ本体,間の距離を変更するものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-179137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記特許文献1の操作子は、幅方向への大きさを変化させつつ、前後方向には大きさを変化させないような使い方ができない。特許文献1の操作子は、径方向への拡大縮小が可能なものであるため、幅方向への間隔を大きくしようとすると、手前方向に向けて径が大きくなる。そのため、特許文献1の操作子は、例えば使用者が体格の大きな人である等して幅方向への大きさを大きくしようとすると、使用者の方に向けて操作子が大きくなるように変形してしまい、使用者による使用上、邪魔な配置になってしまう懸念がある。
【0005】
そこで本発明は、ハンドルを使用者の方に向けて変形させることなく、ハンドルの幅を拡大縮小可能なハンドル装置の提供を目的とした。
ハンドル装置の提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明のハンドル装置は、左右一対に設けられた右側ハンドル及び左側ハンドルを備えたハンドル部と、前記右側ハンドル及び前記左側ハンドルの位置を調整する位置調整部と、を備えており、前記位置調整部が、ラックアンドピニオンギア機構と、ロック部と、を備えており、前記ラックアンドピニオンギア機構が、前記右側ハンドルと連動して進退する第一ラックギアと、前記左側ハンドルと連動して進退する第二ラックギアと、前記第一ラックギア及び前記第二ラックギアに対して噛み合うピニオンギアと、を構成要素の一部又は全部として備えており、前記ロック部により、前記第一ラックギア及び前記第二ラックギアの進退を制限することにより前記右側ハンドル部及び左側ハンドル部を間隔調整不能とする幅方向ロック状態と、前記第一ラックギア及び前記第二ラックギアの進退を許容することにより前記右側ハンドル部及び左側ハンドル部を間隔調整可能とする幅方向アンロック状態と、に切り替え可能であること、を特徴とするものである。
【0007】
本発明のハンドル装置は、上記(1)のような構成とすることにより、ハンドル部を使用者の方に向けて変形させることなく、ラックアンドピニオンギア機構により、左右一対に設けられた右側ハンドル及び左側ハンドルの間隔(幅)を拡大縮小させることができる。また、本発明のハンドル装置は、ロック部を幅方向アンロック状態とすることにより、右側ハンドル及び左側ハンドルの間隔を調整した後、ロック部を幅方向ロック状態とすることにより、右側ハンドル及び左側ハンドルを所望の間隔に調整された状態において安定的に使用できる。
【0008】
(2)本発明のハンドル装置は、前記右側ハンドル及び前記左側ハンドルを支持する支持部と、前記右側ハンドル及び前記左側ハンドルが近接離反する方向に対して交差する交差方向に前記支持部を移動させる移動部と、を有し、前記ロック部により、前記支持部の前記交差方向への移動が制限された交差方向ロック状態と、前記支持部の前記交差方向への移動が許容された交差方向アンロック状態とに切り替え可能であるものであると良い。
【0009】
本発明のハンドル装置は、上記(2)のような構成とした場合、ロック部を交差方向アンロック状態とすることにより、右側ハンドル及び左側ハンドルが近接離反する方向に対して交差する交差方向に向けて、右側ハンドル及び左側ハンドルを移動させることができる。これにより、本発明のハンドル装置は、右側ハンドル及び左側ハンドルの間隔(幅)を使用者にとって最適な大きさにしつつ、右側ハンドル及び左側ハンドルを交差方向に移動させることにより、使用者にとって邪魔にならない位置に配置することができる。また、本発明のハンドル装置は、ロック部を交差方向ロック状態とすることにより、右側ハンドル及び左側ハンドルの位置を交差方向において所望の位置に調整した状態において安定的に使用できる。
【0010】
(3)本発明のハンドル装置は、前記ロック部が、前記幅方向ロック状態とした状態において、前記支持部の前記交差方向への移動が制限された交差方向ロック状態となり、前記幅方向アンロック状態とした状態において、前記支持部の前記交差方向への移動が許容された交差方向アンロック状態となるものであると良い。
(【0011】以降は省略されています)
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