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公開番号
2024110394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-15
出願番号
2023212235
出願日
2023-12-15
発明の名称
減速機
出願人
ナブテスコ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16H
1/32 20060101AFI20240807BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】偏心揺動する外歯歯車及び外歯歯車に隣接する構成要素の摩耗を抑制する。
【解決手段】減速機は、キャリアと、キャリアに回転可能に支持された軸部材と、軸部材に支持されて軸部材の回転によってキャリアに対して偏心揺動する外歯歯車と、外歯歯車及びキャリアの間に位置する環状のスペーサと、を有し。スペーサは、外歯歯車及びキャリアに接触しながら回転する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
キャリアと、
前記キャリアに回転可能に支持された軸部材と、
前記軸部材に支持されて、前記軸部材の回転によって前記キャリアに対して偏心揺動する外歯歯車と、
前記外歯歯車及び前記キャリアの間に位置し、前記外歯歯車及び前記キャリアに接触しながら回転する環状のスペーサと、を備える、減速機。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
偏心揺動する前記外歯歯車の外歯と噛み合う内歯を有するケースを備え、
前記スペーサは、径方向における内側から前記内歯に接触しながら回転する、請求項1に記載の減速機。
【請求項3】
前記スペーサは、環状の領域にて前記外歯歯車と接触する、請求項1又は2に記載の減速機。
【請求項4】
前記外歯歯車に含まれる外歯の歯先は、前記外歯歯車の偏心揺動により、前記スペーサの外周縁を越えて移動する、請求項1又は2に記載の減速機。
【請求項5】
前記外歯歯車に含まれるすべての外歯の歯先は、前記スペーサの内周縁よりも径方向における外側に位置する、請求項1又は2に記載の減速機。
【請求項6】
前記外歯歯車に含まれるすべての外歯の歯底は、前記スペーサの内周縁よりも径方向における外側に位置する、請求項1又は2に記載の減速機。
【請求項7】
前記外歯歯車に含まれる外歯の歯底は、前記外歯歯車の偏心揺動により、前記スペーサの内周縁を越えて移動する、請求項1又は2に記載の減速機。
【請求項8】
前記外歯歯車には、前記キャリアの柱部が通過する柱通過穴が、設けられ、
前記柱通過穴の径方向における最外位置は、前記外歯歯車の偏心揺動により、前記スペーサの内周縁を越えて移動する、請求項1又は2に記載の減速機。
【請求項9】
前記外歯歯車には、前記キャリアの柱部が通過する柱通過穴が、設けられ、
前記スペーサの内周縁は、常に、前記柱通過穴の径方向における最外位置より前記径方向における外側に位置する、請求項1又は2に記載の減速機。
【請求項10】
前記スペーサは、環状の領域にて前記キャリアと接触する、請求項1又は2に記載の減速機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、減速機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、偏心揺動型の減速機が知られている。この減速機は、キャリア、軸部材、外歯歯車、及びケースを主たる構成要素として有する。軸部材は、キャリアに回転可能に保持される。外歯歯車は、軸部材の偏心体上に支持される。軸部材が回転することにより、外歯歯車はキャリアに対して偏心揺動する。ケースは、偏心揺動する外歯歯車の外歯と噛み合う内歯を有する。ケースの内歯の歯数と外歯歯車の外歯の歯数とが相違している。これにより、軸部材を介して外歯歯車を支持するキャリアは、ケースと相対回転する。軸部材に入力した回転が、キャリア及びケースの相対回転として減速して出力される。
【0003】
特許文献1に記載された減速機において、偏心揺動する外歯歯車は、キャリア又は主軸受に接触することにより、軸方向への移動を規制される。したがって、外歯歯車が高速で偏心揺動すると、外歯歯車及びキャリアに摩擦による摩耗が生じ得る。
【0004】
外歯歯車及びキャリアに摩耗が生じると、所望の回転量を高精度に出力することができなくなる。隣接する二つの構成要素の摩耗量は、圧力と相対移動速度の影響を受け得る。圧力又は相対移動速度が大きくなると、摩耗量が大きくなり、更には焼き付き等の損傷が生じ得る。高速回転する減速機において、相対移動速度が大きくなり、外歯歯車を含む構成要素の摩耗がより顕著となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-180278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、偏心揺動型の減速機における、外歯歯車の偏心揺動に起因した構成要素の摩耗抑制を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施の形態は、次の<1>~<16>に関する。
【0008】
<1> キャリアと、
前記キャリアに回転可能に支持された軸部材と、
前記軸部材に支持されて、前記軸部材の回転によって前記キャリアに対して偏心揺動する外歯歯車と、
前記外歯歯車及び前記キャリアの間に位置し、前記外歯歯車及び前記キャリアに接触しながら回転する環状のスペーサと、を備える、減速機。
【0009】
<2> 偏心揺動する前記外歯歯車の外歯と噛み合う内歯を有するケースを備え、
前記スペーサは、径方向における内側から前記内歯に接触しながら回転する、<1>の減速機。
【0010】
<3> 前記スペーサは、環状の領域にて前記外歯歯車と接触する、<1>又は<2>の減速機。
(【0011】以降は省略されています)
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