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公開番号2024154118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023067764
出願日2023-04-18
発明の名称伸縮装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F16H 19/04 20060101AFI20241023BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】螺旋状に巻き付けられることによりパイプ構造を形成する2枚のベルトに発生する応力を低減する伸縮装置を実現する。
【解決手段】本開示の一形態に係る伸縮装置は、第1ベルト110と、第1ベルト110の内側に配置される第2ベルト120とが、軸線の廻りに螺旋状に巻き付けられることによって形成される伸縮可能なパイプ構造100と、第1ベルト110のうちパイプ構造100を形成していない部分が渦巻き状に収納される第1ベルトケース10と、第2ベルト120のうちパイプ構造100を形成していない部分が渦巻き状に収納される第2ベルトケース20とを備える。第1ベルトケース10および第2ベルトケース20が一体で構成され、第1ベルト110の厚みが第2ベルト120の厚みよりも薄い。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1ベルトと、前記第1ベルトの内側に配置される第2ベルトとが、軸線の廻りに螺旋状に巻き付けられることによって形成される伸縮可能なパイプ構造と、
前記第1ベルトのうち前記パイプ構造を形成していない部分を渦巻き状に収納する第1ベルトケースと、
前記第2ベルトのうち前記パイプ構造を形成していない部分を渦巻き状に収納する第2ベルトケースと
を備え、
前記第1ベルトケースおよび前記第2ベルトケースが一体で構成され、
前記第1ベルトの厚みが前記第2ベルトの厚みよりも薄い
伸縮装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記第1ベルトケースの直径および前記第2ベルトケースの直径が互いに等しい
請求項1に記載の伸縮装置。
【請求項3】
前記第1ベルトおよび前記第2ベルトは、互いに篏合する第1中空状突起部および第2中空状突起部を備え、
前記第1中空状突起部の突起高さが前記第2中空状突起部の突起高さよりも低い
請求項1または2のいずれかに記載の伸縮装置。
【請求項4】
前記第1ベルトケースおよび前記第2ベルトケースが別体で構成されていると仮定した場合、前記第1ベルトケースが回転する回転量と前記第2ベルトケースが回転する回転量とが一致するように、前記第1ベルトの厚みが前記第1ベルトの延在方向において変化し、または前記第2ベルトの厚みが前記第2ベルトの延在方向において変化する
請求項1または2のいずれかに記載の伸縮装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、伸縮装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、第1ベルトと、第1ベルトの内側に配置される第2ベルトとを螺旋状に巻き付けることにより、伸縮可能なパイプ構造を形成する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4607772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1ベルトが第2ベルトの外側に配置されるため、パイプ構造を形成する第1ベルトの螺旋半径が、パイプ構造を形成する第2ベルトの螺旋半径よりも大きい。所定長のパイプ構造を形成する第1ベルトおよび第2ベルトの長さが互いに異なるため、第1ベルトおよび第2ベルトの少なくともいずれかにおいて応力が発生してしまうという問題がある。
【0005】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、螺旋状に巻き付けられることによりパイプ構造を形成する2枚のベルトに発生する応力を低減する伸縮装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の伸縮装置は、
第1ベルトと、前記第1ベルトの内側に配置される第2ベルトとが、軸線の廻りに螺旋状に巻き付けられることによって形成される伸縮可能なパイプ構造と、
前記第1ベルトのうち前記パイプ構造を形成していない部分が渦巻き状に収納される第1ベルトケースと、
前記第2ベルトのうち前記パイプ構造を形成していない部分が渦巻き状に収納される第2ベルトケースと
を備え、
前記第1ベルトケースおよび前記第2ベルトケースが一体で構成され、
前記第1ベルトの厚みが前記第2ベルトの厚みよりも薄い。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、螺旋状に巻き付けられることによりパイプ構造を形成する2枚のベルトに発生する応力を低減する伸縮装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
参考例の伸縮装置の構成を示す説明図である。
参考例の伸縮装置の構成を示す説明図である。
参考例のパイプ構造の断面を示す説明図である。
実施形態1にかかる伸縮装置の構成を示す説明図である。
実施形態1にかかるベルトケースの構成を示す説明図である。
実施形態1にかかる第1ベルトおよび第2ベルトの構成を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<参考例>
図1から図3を参照して参考例の伸縮装置60について説明する。図1は、パイプ構造を備える伸縮装置60の構成を示す説明図である。
【0010】
この参考例の伸縮装置60は、パイプ構造100と、第1ベルトケース10と、第2ベルトケース20と、ガイド部30と、駆動部40と、載置部50とを有する。パイプ構造100は、第1ベルト110および第2ベルト120を螺旋状に巻き付けることによって形成される。第1ベルトケース10は、第1ベルト110のうちパイプ構造100を形成していない部分を渦巻き状に収納する。第2ベルトケース20は、第2ベルト120のうちパイプ構造100を形成していない部分を渦巻き状に収納する。ガイド部30は、第1ベルト110および第2ベルト120を案内して螺旋状に巻き付ける。駆動部40は、ガイド部30のガイド部材32を回転させる。載置部50は、パイプ構造100の先端に取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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