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公開番号
2024108696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023013197
出願日
2023-01-31
発明の名称
液体供給装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20240805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】タンクの壁面に固着したインクを除去する手段を提供する。
【解決手段】画像記録装置100は、インクカートリッジ34および保存液カートリッジ11と、カートリッジ装着部110と、インクサブタンク181と、ヘッド38と、流路182,183と、コントローラ130と、を備える。コントローラ130は、記録モードにおいて、FULL液面高さとなるようにインクサブタンク181にインクを貯留し、保管モードのコマンドを受け付けたことを条件として、FULL液面高さFより高いHIGH液面高さHとなるように、流路182を通じて保存液カートリッジ11からインクサブタンク181へ保存液を供給する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
カートリッジと、
上記カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
サブタンクと、
上記サブタンクから供給されたインクを吐出するヘッドと、
上記カートリッジ装着部と上記サブタンクとを繋ぐ第1液体供給路と、
上記サブタンクと上記ヘッドとを繋ぐ第2液体供給路と、
コントローラと、を備えており、
上記カートリッジは、インクを貯留する第1カートリッジと、保存液を貯留する第2カートリッジと、を含み、
上記コントローラは、
記録モードにおいて、最高液面高さが第1液面高さとなるように上記サブタンクにインクを貯留し、
保管モードのコマンドを受け付けたことを条件として、上記第1液面高さより高い第2液面高さとなるように、上記第1液体供給路を通じて上記第2カートリッジから上記サブタンクへ保存液を供給する液体供給装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
上記サブタンクから液体を排出する排出路を更に備えており、
上記コントローラは、上記保管モードにおいて、上記サブタンク内の圧力を制御して、上記サブタンクと上記排出路との間で保存液の供給および排出を繰り返す給排処理を実行する請求項1に記載の液体供給装置。
【請求項3】
上記サブタンクにおいて上記第1液面高さより低い第3液面高さの液面を検知するセンサと、を更に備えており、
上記コントローラは、上記記録モードにおいて、上記センサが出力する検知信号に応じて、上記第1液体流路を通じて上記第1カートリッジから上記サブタンクへインクを供給する請求項2に記載の液体供給装置。
【請求項4】
上記コントローラは、上記給排処理において、上記第3液面高さより低い第4液面高さとなるまで上記サブタンクから保存液を排出する請求項3に記載の液体供給装置。
【請求項5】
上記コントローラは、
上記保管モードを実行した後に、上記記録モードにおいて上記サブタンクにインクを供給してから再び上記保管モードのコマンドを受け付けるまでの経過時間を取得し、
上記保管モードにおいて、上記経過時間に応じて、上記給排処理において供給および排出を繰り返す回数を決定する請求項4に記載の液体供給装置。
【請求項6】
上記コントローラは、
上記保管モードを実行した後に、上記記録モードにおいて上記サブタンクにインクを供給してから再び上記保管モードのコマンドを受け付けるまでの経過時間を取得し、
上記保管モードにおいて、上記経過時間に応じて、上記給排処理における保存液の流量を決定する請求項4に記載の液体供給装置。
【請求項7】
上記コントローラは、
上記保管モードを実行した後に、上記記録モードにおいて上記サブタンクにインクを供給してから再び上記保管モードのコマンドを受け付けるまでの経過時間を取得し、
上記保管モードにおいて、上記経過時間に応じて、上記第2液面高さおよび上記第4液面高さの少なくとも一方を変更する請求項4に記載の液体供給装置。
【請求項8】
上記コントローラは、保管モードのコマンドを受け付けたことを条件として、上記第1液体供給路を通じて上記第2カートリッジから上記サブタンクへ保存液を供給する前に、上記第1液体流路を通じて上記サブタンクから上記カートリッジ装着部に装着されている上記第1カートリッジへインクを返戻する請求項1に記載の液体供給装置。
【請求項9】
上記インクは、色材、有機溶剤、界面活性剤、および水を含み、
上記保存液は、有機溶剤、界面活性剤、および水を含む請求項1から8のいずれかに記載の液体供給装置。
【請求項10】
上記色材は顔料であり、
上記インクは、さらに樹脂微粒子を含む請求項9に記載の液体供給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクおよび保存液がタンクに貯留される液体供給装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘッドからインクを吐出する液体吐出装置として、例えば、特許文献1に記載されたインクジェット記録装置が知られている。特許文献1の記録装置は、記録ヘッドと、インクタンクと、記録ヘッドとインクタンクとを繋ぐ供給路と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-232447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
顔料が含まれるインクや、非浸透媒体への定着を目的とした樹脂が含まれるインクなどは、溶媒が蒸発すると固化する。インクタンクにおいて固化したインクは、センサの誤作動などを誘発する原因となる。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンクの壁面に固着したインクを除去する手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明に係る液体供給装置は、カートリッジと、上記カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、サブタンクと、上記サブタンクから供給されたインクを吐出するヘッドと、上記カートリッジ装着部と上記サブタンクとを繋ぐ第1液体供給路と、上記サブタンクと上記ヘッドとを繋ぐ第2液体供給路と、コントローラと、を備える。上記カートリッジは、インクを貯留する第1カートリッジと、保存液を貯留する第2カートリッジと、を含む。上記コントローラは、記録モードにおいて、最高液面高さが第1液面高さとなるように上記サブタンクにインクを貯留し、保管モードのコマンドを受け付けたことを条件として、上記第1液面高さより高い第2液面高さとなるように、上記第1液体供給路を通じて上記第2カートリッジから上記サブタンクへ保存液を供給する。
【0007】
記録モードにおいて、サブタンクの第1液面高さ付近の壁面にインクが固着し得る。保管モードにおいて、第1液面高さより高い第2液面高さまで保存液が供給されるので、サブタンクの壁面に固着したインクが保存液により剥離され得る。
【0008】
(2) 上記液体供給装置は、上記サブタンクから液体を排出する排出路を更に備えており、上記コントローラは、上記保管モードにおいて、上記サブタンク内の圧力を制御して、上記サブタンクと上記排出路との間で保存液の供給および排出を繰り返す給排処理を実行してもよい。
【0009】
サブタンクと排出路との間で保存液の供給と排出とがくり返されるので、サブタンクの壁面に固着したインクに対して保存液が動的に接触する。これにより、サブタンクの壁面に固着したインクが剥離し易い。
【0010】
(3) 上記液体供給装置は、上記サブタンクにおいて上記第1液面高さより低い第3液面高さの液面を検知するセンサと、を更に備えており、上記コントローラは、上記記録モードにおいて、上記センサが出力する検知信号に応じて、上記第1液体流路を通じて上記第1カートリッジから上記サブタンクへインクを供給してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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