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公開番号2024107531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023011497
出願日2023-01-30
発明の名称洗浄装置および液体吐出システム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B05C 5/00 20060101AFI20240802BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】使い勝手のよい洗浄装置および液体吐出システムを提供する。
【解決手段】
液体吐出装置の第一ヘッドに設けられた第一ノズル面に、洗浄液を供給する第一洗浄液供給口と、前記第一洗浄液供給口が露出する位置と、前記第一洗浄液供給口を遮蔽する位置との間で移動する第一シャッタと、前記第一洗浄液供給口を、前記第一ノズル面に近づく位置と、前記第一ノズル面から離れる位置との間で移動させる第一駆動手段と、を備え、前記第一シャッタの前記移動は、前記第一洗浄液供給口の前記移動に連動している。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
液体吐出装置の第一ヘッドに設けられた第一ノズル面に、洗浄液を供給する第一洗浄液供給口と、
前記第一洗浄液供給口が露出する位置と、前記第一洗浄液供給口を遮蔽する位置との間で移動する第一シャッタと、
前記第一洗浄液供給口を、前記第一ノズル面に近づく位置と、前記第一ノズル面から離れる位置との間で移動させる第一駆動手段と、
を備え、
前記第一シャッタの前記移動は、前記第一洗浄液供給口の前記移動に連動していることを特徴とする洗浄装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記液体吐出装置の第二ヘッドに設けられるとともに、前記第一ノズル面と異なる方向に向いて設けられた第二ノズル面に洗浄液を供給する第二洗浄液供給口と、
前記第二洗浄液供給口が露出する位置と、前記第二洗浄液供給口を遮蔽する位置との間で移動する第二シャッタと、
前記第二シャッタを駆動し、前記第二シャッタの前記移動を行わせる第二駆動手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記第一駆動手段は、エアシリンダを含むことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記第二駆動手段は、エアシリンダを含むことを特徴とする請求項2記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記第二シャッタは、リンク機構を介して前記エアシリンダに接続されることを特徴とする請求項4記載の洗浄装置。
【請求項6】
前記第一シャッタは、前記第一洗浄液供給口を前記第一ノズル面に近づける動作により、前記第一洗浄液供給口が露出する位置に移動し、前記第一洗浄液供給口を前記第一ノズル面から離す動作により、前記第一洗浄液供給口を遮蔽する位置に移動することを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
【請求項7】
前記第二シャッタは、前記第二ノズル面の洗浄時は、前記第二洗浄液供給口が露出する位置に移動し、前記第二ノズル面の非洗浄時は、前記第二洗浄液供給口を遮蔽する位置に移動することを特徴とする請求項2記載の洗浄装置。
【請求項8】
液体を吐出するノズルが形成された第一ノズル面を有する第一ヘッドと、
液体を吐出するノズルが形成され、前記第一ノズル面と異なる方向に向いて設けられた第二ノズル面を有する第二ヘッドと、
を備える液体吐出装置と、
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の洗浄装置と、
を備えることを特徴とする液体吐出システム。
【請求項9】
前記洗浄装置は、洗浄に使われた洗浄液を排出口に導く側へ傾けて配置されていることを特徴とする請求項8記載の液体吐出システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄装置および液体吐出システムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、洗浄液吐出口とメンテナンス部材との間の開放と閉鎖とを自在とするよう配設されたシャッターを備え、洗浄液流通路における洗浄液の流通が停止されたとき、シャッターの閉鎖を行い、洗浄液がメディアに滴下して汚染することを回避するようにしたインクジェットヘッド洗浄装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-215433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車の車体塗装などに用いられる液体吐出システムでは、ロボットアームに、異なる方向に取り付けられた複数のヘッドを装着し、車体の形状等に応じて適宜ヘッドを切り替えながら車体塗装を行うようにしたものがある。従来技術では、異なる方向に取り付けられた複数のヘッドを洗浄する構成には対応できておらず、使い勝手が悪いという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、液体吐出装置の第一ヘッドに設けられた第一ノズル面に、洗浄液を供給する第一洗浄液供給口と、前記第一洗浄液供給口が露出する位置と、前記第一洗浄液供給口を遮蔽する位置との間で移動する第一シャッタと、前記第一洗浄液供給口を、前記第一ノズル面に近づく位置と、前記第一ノズル面から離れる位置との間で移動させる第一駆動手段と、を備え、前記第一シャッタの前記移動は、前記第一洗浄液供給口の前記移動に連動していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、使い勝手のよい洗浄装置および液体吐出システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る液体吐出システムの一例を示す概略構成図。
実施形態に係る液体吐出システムの一例を示す概略構成図。
ヘッドの概略構成を説明する図。
複数ノズルヘッドの構成例を示す図。
複数ノズルヘッドの構成例を示す図。
異なる方向に向いたノズル面を有するヘッドの構成例を示す斜視図。
洗浄装置の構成を示す図。
小ヘッド洗浄機構のシャッタ動作を説明する図。
シャッタが開かれた状態で小ヘッド洗浄機構を密着部材側から見た図。
大ヘッド洗浄機構のシャッタ動作を説明する図。
洗浄装置の実装例を示す図。
ヘッド洗浄時の動作を説明する概略平面図。
塗装システムの機能構成の一例を示す図。
制御装置のハードウエア構成の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態を説明する。図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
<液体吐出システムの概要>
はじめに図1および図2を用いて液体吐出システムの概要について説明する。図1および図2は、実施形態に係る液体吐出システムの一例を示す概略構成図である。図1および図2では、自動車の車体を塗装する塗装ロボットを含む塗装システムが例示されている。
【0010】
液体吐出システムの一例である塗装システム10000において、被吐出物の一例である車体Uの右側には塗装ロボット1000Aが設置され、車体Uの左側には塗装ロボット1000Bが設置されている。例えば、塗装ロボット1000Aは車体Uの外板全体のうち右側半分を塗装し、塗装ロボット1000Bは車体Uの外板全体のうち左側半分を塗装する。以降、塗装ロボット1000Aと塗装ロボット1000Bを総称して説明する場合は「塗装ロボット1000」という。
(【0011】以降は省略されています)

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