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公開番号
2024157826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072423
出願日
2023-04-26
発明の名称
シート搬送装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
,
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
9/14 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】コシの弱いシートとコシの強いシートの両方に対して適切な斜行補正と良好な搬送性を確保する。
【解決手段】シート搬送装置30は、シートを搬送する搬送部材34A,34Bと、シートの先端を突き当ててシートの斜行を補正する補正部材35A,35Bと、凹曲面状のガイド面390を有するガイド部材39Bと、ガイド面390と対向するように配置され、シートを補正部材35A,35Bへ案内する弾性部材40とを備え、第一基準値未満の坪量のシートが補正部材35A,35Bに突き当てられて撓んだ状態で、シートが弾性部材40に接触した場合は、弾性部材40は弾性変形せず、第二基準値以上の坪量のシートが補正部材35A,35Bに突き当てられて撓んだ状態で、シートが弾性部材40に接触した場合は、弾性部材40がガイド面390に近づくように弾性変形する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを搬送する搬送部材と、
前記シートの先端を突き当てて前記シートの斜行を補正する補正部材と、
前記補正部材よりも前記シートの搬送方向上流側に配置され、凹曲面状のガイド面を有するガイド部材と、
前記ガイド面と対向するように配置され、前記シートを前記補正部材へ案内する弾性部材とを備え、
第一基準値未満の坪量の前記シートが前記補正部材に突き当てられて撓んだ状態で、前記シートが前記弾性部材に接触した場合は、前記弾性部材は弾性変形せず、
第二基準値以上の坪量の前記シートが前記補正部材に突き当てられて撓んだ状態で、前記シートが前記弾性部材に接触した場合は、前記弾性部材が前記ガイド面に近づくように弾性変形することを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記第一基準値は、105g/m
2
であり、
前記第二基準値は、158g/m
2
である請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
坪量が120g/m
2
未満の前記シートが前記補正部材に突き当てられて撓んだ状態で、前記シートが前記弾性部材に接触した場合は、前記弾性部材は弾性変形せず、
坪量が120g/m
2
以上の前記シートが前記補正部材に突き当てられて撓んだ状態で、前記シートが前記弾性部材に接触した場合は、前記弾性部材が前記ガイド面に近づくように弾性変形する請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記弾性部材は、弾性変形しない状態において、平面状に保持される請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記弾性部材は、最大幅の前記シートが搬送される領域の幅よりも小さい請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記弾性部材は、貫通孔を有する請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記貫通孔は、前記シートが搬送される方向に向かって幅が小さくなるように形成される請求項6に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記弾性部材は、前記シートの幅方向に渡って複数に分割される請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
前記弾性部材は、前記シートが搬送される領域の幅の中央を基準に対称な形状に構成される請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項10】
請求項1又は2に記載のシート搬送装置と、
前記シート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタなどの画像形成装置に搭載されるシート搬送装置として、例えば、用紙又は原稿などを搬送する装置が知られている。
【0003】
この種のシート搬送装置においては、搬送されるシートの先端をローラ対のニップに突き当ててシートの斜行を補正する方式が採用されている。
【0004】
例えば、特許文献1(実開平5-51839号公報)においては、ローラ対のニップ部に突き当てられたシートの先端及び左右方向の姿勢を安定させるため、弾性部材によってシートを押し上げる構成が開示されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の構成においては、コシの弱いシートとコシの強いシートの両方に対して適切な斜行補正と良好な搬送性を確保することが難しいといった課題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明においては、コシの弱いシートとコシの強いシートの両方に対して適切な斜行補正と良好な搬送性を確保することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係るシート搬送装置は、シートを搬送する搬送部材と、前記シートの先端を突き当てて前記シートの斜行を補正する補正部材と、前記補正部材よりも前記シートの搬送方向上流側に配置され、凹曲面状のガイド面を有するガイド部材と、前記ガイド面と対向するように配置され、前記シートを前記補正部材へ案内する弾性部材とを備え、第一基準値未満の坪量の前記シートが前記補正部材に突き当てられて撓んだ状態で、前記シートが前記弾性部材に接触した場合は、前記弾性部材は弾性変形せず、第二基準値以上の坪量の前記シートが前記補正部材に突き当てられて撓んだ状態で、前記シートが前記弾性部材に接触した場合は、前記弾性部材が前記ガイド面に近づくように弾性変形することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コシの弱いシートとコシの強いシートの両方に対して適切な斜行補正と良好な搬送性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の第一実施形態に係るシート搬送装置の基本構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係るシート搬送装置の特徴部分の構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る弾性部材の構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係るシート搬送装置において、コシの弱いシートが搬送される場合の態様を示す図である。
本発明の第一実施形態に係るシート搬送装置において、コシの強いシートが搬送される場合の態様を示す図である。
本発明の第二実施形態に係る弾性部材の構成を示す図である。
本発明の第三実施形態に係る弾性部材の構成を示す図である。
比較例に係るシート搬送装置の構成を示す図である。
比較例に係るシート搬送装置において、シートの先端が補正ローラ対に突き当てられた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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