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公開番号
2024155048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069424
出願日
2023-04-20
発明の名称
定着装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20241024BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】スティックスリップによる異音の発生を抑制する。
【解決手段】無端状のベルト部材21と、ベルト部材21を加熱する加熱源と、ベルト部材21の端部を回転可能に保持する保持部材27を備え、未定着画像を担持する記録媒体を加熱して、未定着画像を記録媒体に定着させる定着装置において、ベルト部材21と保持部材27との間で回転可能に配置される筒状部材28を備え、筒状部材28は、保持部材27に対して相対的に摺動する摺動面に潤滑剤を保持する凹部28cを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材を加熱する加熱源と、
前記ベルト部材の端部を回転可能に保持する保持部材を備え、
未定着画像を担持する記録媒体を加熱して、前記未定着画像を前記記録媒体に定着させる定着装置において、
前記ベルト部材と前記保持部材との間で回転可能に配置される筒状部材を備え、
前記筒状部材は、前記ベルト部材及び前記保持部材の少なくとも一方に対して相対的に摺動する摺動面に潤滑剤を保持する凹部又は凸部を有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記筒状部材は、前記保持部材の内周面と前記保持部材の外周面との間に配置される筒状部と、前記筒状部よりも径方向外側へ突出し、前記ベルト部材の端部に対して軸方向に対向するように配置される鍔部を有する請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記鍔部は、前記筒状部材の周方向の一部に設けられる請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記筒状部材は、前記ベルト部材よりも薄く形成される請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記加熱源は、前記ベルト部材の内側に配置される輻射熱式のヒータである請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
前記凹部は、前記筒状部材の周方向に伸びる溝である請求項1に記載の定着装置。
【請求項7】
前記凹部は、前記筒状部材の軸方向に伸びる溝である請求項1に記載の定着装置。
【請求項8】
前記溝は、前記筒状部材の軸方向の外側端部に達しないように設けられる請求項7に記載の定着装置。
【請求項9】
前記凹部又は前記凸部は、点状の凹部又は凸部である請求項1に記載の定着装置。
【請求項10】
前記筒状部材は、軸方向に向かって波状に形成される部分を有する請求項1に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタなどの画像形成装置として、トナーを用いて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
【0003】
電子写真方式の画像形成装置においては、用紙などの記録媒体を加熱して、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置が設けられている。
【0004】
一般的に、定着装置は、互いに接触してニップ部を形成する一対の回転体、一対の回転体の少なくとも一方を加熱する加熱源など備えている。トナー画像が転写された記録媒体が、加熱源によって加熱された回転体同士の間(ニップ部)に進入すると、未定着画像が加熱及び加圧されることにより記録媒体に定着される。
【0005】
また、回転体として無端状のベルト部材を用いた定着装置が知られている。斯かる定着装置においては、ベルト部材の両端部を一対の保持部材によって回転可能に保持する構成が採用されている。
【0006】
一対の保持部材を用いてベルト部材を保持する構成においては、ベルト部材が回転すると、保持部材に対してベルト部材が摺動する。このとき、ベルト部材の摺動に伴って摩耗粉が発生すると、ベルト部材と保持部材との間の摩擦抵抗が経時的に増加し、スティックスリップによる異音が発生する課題がある。
【0007】
特許文献1(特開2018-194737号公報)においては、ベルト部材(定着ベルト)と保持部材(フランジ部材)との間にフッ素樹脂から成る筒状部材(ベルトキャップ)を介在させ、ベルト部材と保持部材との間の摩擦抵抗を低減させる構成が提案されている。
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の構成においては、保持部材と筒状部材との間、及び、筒状部材とベルト部材との間における摩擦抵抗を十分に低減させることができず、スティックスリップによる異音が発生する虞がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明は、スティックスリップによる異音の発生を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を加熱する加熱源と、前記ベルト部材の端部を回転可能に保持する保持部材を備え、未定着画像を担持する記録媒体を加熱して、前記未定着画像を前記記録媒体に定着させる定着装置において、前記ベルト部材と前記保持部材との間で回転可能に配置される筒状部材を備え、前記筒状部材は、前記ベルト部材及び前記保持部材の少なくとも一方に対して相対的に摺動する摺動面に潤滑剤を保持する凹部又は凸部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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