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公開番号
2024154056
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067660
出願日
2023-04-18
発明の名称
画像形成装置用内部カバー及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20241023BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】メンテナンス対象のユニットに容易にアクセスでき、ユニットの交換等のメンテナンス作業が行いやすく、他のユニットの交換を阻害しにくい画像形成装置用内部カバーを提供する。
【解決手段】電子写真方式で画像を形成する画像形成装置に設けられる内部カバーであって、回動して開閉可能なカバー部301と、前記カバー部を閉じた状態に維持する手回し式の固定ネジ310と、前記カバー部の回動軸を形成するヒンジ部311と、を有する。前記回動軸は、鉛直方向に対して傾いており、前記カバー部を斜め上方に開き、前記カバー部が開かれることで操作者がメンテナンス対象のユニットにアクセスして前記ユニットを交換でき、前記カバー部は、前記固定ネジが解放されることにより斜め上方に開き、開かれた後、所定の位置で固定される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電子写真方式で画像を形成する画像形成装置に設けられる内部カバーであって、
回動して開閉可能なカバー部と、
前記カバー部を閉じた状態に維持する手回し式の固定ネジと、
前記カバー部の回動軸を形成するヒンジ部と、を有し、
前記回動軸は、鉛直方向に対して傾いており、前記カバー部を斜め上方に開き、
前記カバー部が開かれることで操作者がメンテナンス対象のユニットにアクセスして前記ユニットを交換でき、
前記カバー部は、前記固定ネジが解放されることにより斜め上方に開き、開かれた後、所定の位置で固定される
ことを特徴とする画像形成装置用内部カバー。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記内部カバーの鉛直方向下側には、他のメンテナンス対象のユニットが装置に設けられており、
前記カバー部が斜め上方に開くことにより、前記カバー部が開かれた状態において、前記他のメンテナンス対象のユニットが装置手前に引き抜かれる動きを阻害しない
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置用内部カバー。
【請求項3】
前記カバー部は、当該カバー部の面方向における前記ヒンジ部の反対側に設けられた1つの前記固定ネジにより閉じられる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置用内部カバー。
【請求項4】
前記ヒンジ部は、凸部と凹部を有し、前記凸部と前記凹部が勘合することで前記カバー部が前記所定の位置で固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置用内部カバー。
【請求項5】
前記カバー部は、前記回動軸の上下の隙間方向に変位可能である
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置用内部カバー。
【請求項6】
外部カバーと、前記外部カバーの内側に設けられた内部カバーと、を有し、
前記内部カバーは、請求項1~5のいずれかに記載の画像形成装置用内部カバーである
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置用内部カバー及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、画像品質、搬送品質等の性能を維持することを目的として、装置内部のユニットをメンテナンスすることが知られている。メンテナンスとしては、例えばユニットを交換することが挙げられる。ユニットを交換可能にする場合、交換作業を行いやすくすること、交換したユニットを正しくセットすることなどが求められる。
【0003】
特許文献1では、プロセスカートリッジ及びトナー補給容器を装置前面から着脱可能に構成した画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、複数のトナー補給容器の挿入経路を夫々遮断する複数の遮蔽手段と、複数のプロセスカートリッジの挿入経路を全て遮断する開閉蓋とを有する。遮蔽手段と開閉蓋は独立して動作するよう構成されている。
特許文献1によれば、トナー補給容器とプロセスカートリッジが所定の位置に確実に設置されたことを使用者に認識させ、正確な画像を形成することができるとしている。
【0004】
特許文献2では、カバー本体が閉位置を占めたとき、画像形成装置本体の前面側を向くカバー本体の内面に付設されたじゃま部材を有する画像形成装置の前カバーが開示されている。ユニットが正しい位置にセットされていない場合、じゃま部材によってカバーが閉じられないようにしている。また特許文献2では、カバーを開いたときじゃま部材が倒れ、カバーを閉じたときじゃま部材が立つようにしている。
特許文献2によれば、カバー本体を開いたとき、じゃま部材が作業者の邪魔とならないとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術では、メンテナンス対象のユニットにアクセスするための内部カバーがネジ止めされており、ユニットを交換するために操作者がドライバーなどの工具を用いて内部カバーを外す必要があった。そのため、交換作業に必要な手間が増えることに加え、交換作業に時間がかかってしまう。これは、ユニットを交換する場合に限らず、ユニットの点検、修理、改修などを含めたメンテナンス作業にいえることである。
【0006】
また、今まではサービス提供者が装置の設置場所に赴き、ユニットを交換するなどのメンテナンスをしていたが、最近では、サービスコストの低減、ダウンタイムの抑制を目的として、ユーザが交換作業を行えるようにすることも求められている。
【0007】
そこで本発明は、メンテナンス対象のユニットに容易にアクセスでき、ユニットの交換等のメンテナンス作業が行いやすく、他のユニットの交換を阻害しにくい画像形成装置用内部カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置用内部カバーは、
電子写真方式で画像を形成する画像形成装置に設けられる内部カバーであって、
回動して開閉可能なカバー部と、
前記カバー部を閉じた状態に維持する手回し式の固定ネジと、
前記カバー部の回動軸を形成するヒンジ部と、を有し、
前記回動軸は、鉛直方向に対して傾いており、前記カバー部を斜め上方に開き、
前記カバー部が開かれることで操作者がメンテナンス対象のユニットにアクセスして前記ユニットを交換でき、
前記カバー部は、前記固定ネジが解放されることにより斜め上方に開き、開かれた後、所定の位置で固定される
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、メンテナンス対象のユニットに容易にアクセスでき、ユニットの交換等のメンテナンス作業が行いやすく、他のユニットの交換を阻害しにくい画像形成装置用内部カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の一例を説明するための全体概略図である。
内部カバーを閉じた状態の一例を説明するための概略図である。
内部カバーを開いた状態の一例を説明するための概略図である。
ヒンジ部の一例を説明するための概略図である。
ヒンジ部の一例を説明するための概略図である。
ヒンジ部の動きの一例を説明するための概略図である。(A)は内部カバーが閉じているときのヒンジ部の状態例であり、(B)は内部カバーが開いている最中のヒンジ部の状態例であり、(C)は内部カバーが開いて所定の位置で固定されているときのヒンジ部の状態例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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