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公開番号
2024157686
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072184
出願日
2023-04-26
発明の名称
画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
,
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20241031BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像形成装置本体に対してトナーカートリッジ等を着脱する際にこぼれ落ちる現像剤が、媒体トレイから供給される媒体の経路上に放置されると、媒体トレイから供給された媒体が汚れることがあるという問題があった。
【解決手段】画像形成装置本体1と、本体1に対して閉位置と開位置との間で移動可能なフロントカバー11と、フロントカバー11に開閉自在に保持されたMPトレイ12とを有し、画像形成装置本体1は、現像剤を受けるカバーガイド51を有し、フロントカバー11は、MPトレイ12から供給された記録用紙40を案内する第1と第2のカバーフィルム62,63を有し、2つのカバーフィルム62,63は、フロントカバー11が閉位置にある場合に、カバーガイド51の一部又は全部を覆い、フロントカバー11が開位置にある場合に、カバーガイド51から退避した退避位置に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
本体と、
前記本体に対して閉位置と開位置との間で移動可能な開閉ユニットと、
前記開閉ユニットに保持され、該開閉ユニットに対して開閉自在な第1の媒体トレイと
を有し、
前記本体は、現像剤を受ける現像剤受け部材を有し、
前記開閉ユニットは、前記第1の媒体トレイから供給された媒体を案内するガイド部材を有し、
前記ガイド部材は、前記開閉ユニットが前記閉位置にある場合に、前記現像剤受け部材の一部又は全部を覆い、前記開閉ユニットが前記開位置にある場合に、前記現像剤受け部材から退避した退避位置に位置することを特徴とする画像形成装置。
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【請求項2】
前記ガイド部材は、可撓性を有するフィルム部材であり、
前記フィルム部材は、前記開閉ユニットに固定された固定端と、前記固定端の反対側の自由端とを有し、
前記開閉ユニットは、前記フィルム部材の前記自由端と前記固定端との間で、該フィルム部材に接触する接触部を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記フィルム部材は、前記自由端と前記固定端との間に折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部よりも前記固定端側において前記接触部と接触することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記開閉ユニットが前記開位置にある場合に、前記本体に対して着脱自在な現像剤収容体を更に有し、
前記本体は、前記現像剤収容体と前記現像剤受け部材との間に設けられたカバー部材を有し、
前記現像剤受け部材は、鉛直上方から見たときに、前記カバー部材と異なる領域において前記現像剤を受け止めることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ガイド部材は、可撓性を有するフィルム部材であり、
前記フィルム部材は、前記開閉ユニットに固定された固定端と、前記固定端の反対側の自由端とを有し、
前記開閉ユニットが前記閉位置にある場合に、前記ガイド部材は、前記カバー部材の鉛直下方の領域において、前記現像剤受け部材と当接することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記自由端は、前記開閉ユニットが前記開位置から前記閉位置まで移動する際に、前記カバー部材の鉛直下方の領域において、前記現像剤受け部材とはじめて当接することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記現像剤受け部材は、前記ガイド部材に対向する面に、前記ガイド部材と当接するリブを有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記カバー部材は、前記第1の媒体トレイに載置される媒体の幅方向における一部分に切り欠き部を有し、
前記現像剤受け部材は、前記切り欠き部の鉛直下方の領域内の一部又は全部を覆うことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1の媒体トレイから供給された媒体に画像を形成する画像形成部を更に有し、
前記現像剤受け部材は、前記本体に設けられた第2の媒体トレイから給紙された媒体を前記画像形成部に向けて搬送する搬送部の鉛直上方に位置付けられ、
前記搬送部は、前記第2の媒体トレイから供給された媒体を前記画像形成部に向けて案内する第1の案内面を有し、
前記現像剤受け部材は、前記第1の案内面における、前記第2の媒体トレイから供給された媒体が通過する範囲を覆うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特にトナーカートリッジ、或いは画像形成ユニットが着脱可能な画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置本体に対して開閉自在な開閉ユニットに、媒体を載置可能な媒体トレイを設けた画像形成装置が知られている。
(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-47324号公報(第9頁、図3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、媒体トレイから供給される媒体の経路上に現像剤がこぼれたまま放置されると、媒体トレイから供給された媒体が汚れることがあるという問題があった。本発明は、媒体の汚れを低減できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による画像形成装置は、
本体と、前記本体に対して閉位置と開位置との間で移動可能な開閉ユニットと、前記開閉ユニットに保持され、該開閉ユニットに対して開閉自在な第1の媒体トレイとを有し、
前記本体は、現像剤を受ける現像剤受け部材を有し、前記開閉ユニットは、前記第1の媒体トレイから供給された媒体を案内するガイド部材を有し、前記ガイド部材は、前記開閉ユニットが前記閉位置にある場合に、前記現像剤受け部材の一部又は全部を覆い、前記開閉ユニットが前記開位置にある場合に、前記現像剤受け部材から退避した退避位置に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、開閉ユニットを閉じることによって、現像剤が落下する領域のうち、媒体が通過する領域をガイド部材で覆うことが可能となるため、媒体への現像剤付着による印刷品位の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明による実施の形態1の、フロントカバーが閉じた状態の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図である。
閉じた状態のフロントカバー本体に対してMPトレイが開いた状態を示す画像形成装置の要部構成図である。
フロントカバーが開いた状態の画像形成装置の外観斜視図である。
画像形成装置本体に対してフロントカバーが開いた状態を示す部分拡大図であり、(a)はカバーガイドが閉じた状態を示し、(b)はカバーガイドが開いた状態を示す。
画像形成ユニットの外観斜視図であり、(a)は画像形成ユニット単体の外観斜視図であり、(b)はトナーカートリッジ単体の外観斜視図であり、(c)は、現像部の外観斜視図である。
図3に示す外観斜視図の部分拡大図である。
フロントカバーの単体を、内側を上にして置いた状態で斜め上方から見た斜視図である。
フロントカバーが閉じた状態での、第2カバーガイド領域部を通る断面の要部断面図である。
第1カバーガイド領域部を通る断面の、カバーガイド近傍の要部部分拡大図であり、(a)はフロントカバーが閉じた閉位置から10°程度開いた状態を示し、(b)はフロントカバーが閉じた閉位置にある状態を示す。
第2カバーガイド領域部を通る断面の、カバーガイド近傍の要部断面図であり、(a)はフロントカバーが閉じる閉位置から10°程度開いた状態を示し、(b)は(a)の部分拡大図である。
第2カバーガイド領域部を通る断面の、カバーガイド近傍の要部断面図であり、(a)はフロントカバー11が閉じる閉位置にある状態を示し、(b)は(a)の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の、開閉ユニットとしてのフロントカバー11が閉じた状態の画像形成装置1の要部構成を示す要部構成図である。尚、後述するように、図5には、フロントカバー11が開かれた状態の画像形成装置1が示されている。
【0009】
図1において、画像形成装置1は、例えば電子写真プリンタとしての構成を備え、画像形成ユニット30が記録用紙40の搬送経路に沿って配置されている。ここでの画像形成ユニット30は、画像形成装置1本体に対して着脱自在に配置され、また画像形成ユニット30は、後述するように、トナーカートリッジ41と、このトナーカートリッジ41を着脱自在に装着する、イメージドラム43を備えた現像部33とからなる(図5参照)。
【0010】
尚、上記したように、例えば画像形成装置1の、画像形成ユニット30、フロントカバー11等のように、着脱可能な或いは可動な構成要素の個々に対して、その構成要素を除いた部分を装置本体と称す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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