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公開番号
2024154597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068510
出願日
2023-04-19
発明の名称
液体吐出ヘッド、液体吐出装置、接合ユニット
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/16 20060101AFI20241024BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】接合部材同士の接合時における応力の集中を防止することを課題とする。
【解決手段】互いに接合されるアクチュエータ基板220およびノズル板210を有する液体吐出ヘッド200であって、アクチュエータ基板220のノズル板210との接合面に凹部10が設けられ、凹部10には、接着剤90が塗布される第1凹部11と、第1凹部11に連通し、アクチュエータ基板220の外周端220aに延在する第2凹部12とが設けられ、第1凹部11を形成するアクチュエータ基板220の壁面と第2凹部12を形成するアクチュエータ基板220の壁面との境界部である屈曲部13が、アクチュエータ基板220のノズル板210が接合される範囲よりも外側に設けられることを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに接合される第1接合部材および第2接合部材を有する液体吐出ヘッドであって、
前記第1接合部材の前記第2接合部材との接合面に凹部が設けられ、
前記凹部には、接着剤が塗布される第1部分と、前記第1部分に連通し、前記第1接合部材の外周端に延在する第2部分とが設けられ、
前記第1部分を形成する前記第1接合部材の壁面と前記第2部分を形成する前記第1接合部材の壁面との境界部である屈曲部が、前記第1接合部材の前記第2接合部材が接合される範囲よりも外側に設けられることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第2部分は、前記外周端側の幅が前記第1部分側の幅よりも小さい請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記第2部分は、幅方向の一方側に設けられた壁面が、他方側に設けられた壁面よりも前記第1部分側へ長く延在する請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記奥側面が、前記奥側面に対して傾斜した傾斜面を介して、当該傾斜面に連続する連続面に接続され、
前記連続面は前記第2部分に接続する請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記第1部分あるいは前記第2部分の少なくともいずれかの壁面に、凹凸形状を有する請求項1記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
請求項1から5いずれか1項に記載の液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置。
【請求項7】
互いに接合される第1接合部材および第2接合部材を有する接合ユニットであって、
前記第1接合部材の前記第2接合部材との接合面に凹部が設けられ、
前記凹部には、接着剤が塗布される第1部分と、前記第1部分に連通し、前記第1接合部材の外周端に延在する第2部分とが設けられ、
前記凹部を形成する前記第1接合部材の壁面部であって、前記第1部分と前記第2部分との境界部である屈曲部が、前記第1接合部材の前記第2接合部材が接合される範囲よりも外側に設けられることを特徴とする接合ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドおよび液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置、接合ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット式の画像形成装置に設けられる液体吐出ヘッドは、ノズル板や流路板など、積層した複数の部材が接合されて形成される。
【0003】
これらの部材を接合する接着剤として、熱硬化型の接着剤が用いられる。例えば特許文献1(特開2009-101645号公報)では、液体吐出ヘッドの記録素子基板と支持部材とが接着剤により接合される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接合部材同士の接合時に特定箇所に応力が集中すると、接合部材に割れが生じるという問題があった。
【0005】
接合部材同士の接合時における応力の集中を防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、互いに接合される第1接合部材および第2接合部材を有する液体吐出ヘッドであって、前記第1接合部材の前記第2接合部材との接合面に凹部が設けられ、前記凹部には、接着剤が塗布される第1部分と、前記第1部分に連通し、前記第1接合部材の外周端に延在する第2部分とが設けられ、前記第1部分を形成する前記第1接合部材の壁面と前記第2部分を形成する前記第1接合部材の壁面との境界部である屈曲部が、前記第1接合部材の前記第2接合部材が接合される範囲よりも外側に設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、接合部材同士の接合時における応力の集中を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る液体吐出ヘッドの分解斜視図である。
上記液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面図である。
図2の要部拡大図である。
上記液体吐出ヘッドのノズル配列方向に沿う断面図である。
アクチュエータ基板にノズル板を接合する様子を示す平面図である。
本発明の第1実施形態に係るアクチュエータ基板に設けられた凹部を示す平面図である。
図6のA-A断面図である。
本発明の第2実施形態に係るアクチュエータ基板に設けられた凹部を示す平面図である。
本発明の第3実施形態に係るアクチュエータ基板に設けられた凹部を示す平面図である。
本発明の第4実施形態に係るアクチュエータ基板に設けられた凹部を示す平面図である。
本発明の第5実施形態に係るアクチュエータ基板に設けられた凹部を示す平面図である。
本発明の第6実施形態に係るアクチュエータ基板に設けられた凹部を示す平面図である。
本発明の一実施形態に係るヘッドモジュールの分解斜視図である。
上記ヘッドモジュールのノズル面側から見た分解斜視図である。
上記ヘッドモジュールのヘッド、ベース部材およびカバー部材を示す分解斜視図である。
本発明の一実施形態に係る液体吐出装置の概略図である。
上記液体吐出装置に設けられたヘッドを示す平面図である。
本実施形態と異なるアクチュエータ基板に設けられた凹部を示す平面図である。
図18のC-C断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係る液体吐出ヘッドについて、図1から図4を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。図1は同液体吐出ヘッドの分解斜視説明図、図2は同じくノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図、図3は図2の要部拡大断面説明図、図4は同じくノズル配列方向に沿う要部断面説明図である。
【0010】
図1および図2に示すように、液体吐出ヘッド200は、ノズル板201と、流路板202と、振動板203と、圧力発生手段である圧電素子211と、保持基板250と、共通液室部材を兼ねるフレーム部材270とを備えている。以下、液体吐出ヘッド200を単にヘッド200とも称する。
(【0011】以降は省略されています)
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