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公開番号2024154035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023067625
出願日2023-04-18
発明の名称印刷装置、プログラムおよび印刷制御方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20241023BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】場所を移動して媒体支持部材の高さ調整を実施するという手間が発生するのを避ける。
【解決手段】媒体支持部材がインク吐出ヘッドにセットされた場合に、当該媒体支持部材上の印刷媒体がインク吐出ヘッドに当接するかを判定する判定部と、前記判定部において前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接すると判定された場合、前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接する旨を報知する報知部と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
媒体支持部材がインク吐出ヘッドにセットされた場合に、当該媒体支持部材上の印刷媒体がインク吐出ヘッドに当接するかを判定する判定部と、
前記判定部において前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接すると判定された場合、前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接する旨を報知する報知部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記報知部により前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接する旨が報知された場合、前記媒体支持部材の高さ調整を受け付ける調整部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記調整部は、前記媒体支持部材の高さ調整を実施する/実施しないについて選択可能である、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記調整部は、前記媒体支持部材の高さ調整の実施に際し、前記媒体支持部材の高さ位置の入力を受け付ける、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
媒体支持部材をインク吐出ヘッドにセットする印刷装置を制御するコンピュータを、
前記媒体支持部材が前記インク吐出ヘッドにセットされた場合に、当該媒体支持部材上の印刷媒体がインク吐出ヘッドに当接するかを判定する判定部と、
前記判定部において前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接すると判定された場合、前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接する旨を報知する報知部と、
として機能させるためのプログラム。
【請求項6】
媒体支持部材をインク吐出ヘッドにセットする印刷装置における印刷制御方法であって、
前記媒体支持部材が前記インク吐出ヘッドにセットされた場合に、当該媒体支持部材上の印刷媒体がインク吐出ヘッドに当接するかを判定する判定工程と、
前記判定工程において前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接すると判定された場合、前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接する旨を報知する報知工程と、
を含むことを特徴とする印刷制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、プログラムおよび印刷制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ガーメント等の布地に対して直接に印刷処理をすることが可能なプリンタ(ガーメントプリンタ)が知られている。このようなガーメントプリンタでは、印刷対象となる布(ガーメント)の厚みが多様なため、インク吐出ヘッドと布(ガーメント)との間の距離を適切にするために、布(ガーメント)を載置するプラテン(媒体支持部材)の高さ調整という操作が必要となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、従来のガーメントプリンタによれば、インク吐出ヘッドと布(ガーメント)との測定距離が不適切な場合には、「高さエラー」を発生させて印刷を停止する。
【0004】
しかしながら、従来のガーメントプリンタによれば、印刷開始後に「高さエラー」が発生して印刷を停止させることで、「高さ調整」が必要であることをユーザが認識するものとなっている。そのため、「高さ調整」が必要であることを認識したユーザは、ガーメントプリンタまで移動して、ガーメントプリンタの操作部などで「高さ調整」を実施した後、再度、印刷を開始する、という手間が発生する問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、場所を移動して媒体支持部材の高さ調整を実施するという手間が発生するのを避けることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、媒体支持部材がインク吐出ヘッドにセットされた場合に、当該媒体支持部材上の印刷媒体がインク吐出ヘッドに当接するかを判定する判定部と、前記判定部において前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接すると判定された場合、前記印刷媒体が前記インク吐出ヘッドに当接する旨を報知する報知部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、場所を移動して媒体支持部材の高さ調整を実施するという手間が発生するのを避けることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るガーメントプリンタの全体構成図である。
図2は、ガーメントプリンタの斜視図である。
図3は、ガーメントプリンタの上面図である。
図4は、ガーメントプリンタの正面図である。
図5は、プラテンの正面図である。
図6は、ガーメントプリンタのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図7は、ガーメントプリンタの機能の一例を示す機能ブロック図である。
図8は、ガーメントプリンタにおける印刷処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
図9は、操作部に表示される高さ調整アラートの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、印刷装置、プログラムおよび印刷制御方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
なお、以下の説明において、x方向、y方向、z方向は互いに垂直な方向である。x方向及びy方向は典型的には水平方向であり、z方向は典型的には鉛直方向である。x方向はスライダ15(図2参照)の移動方向(副走査方向)である。y方向は、キャリッジ5(図2参照)の移動方向(主走査方向)である。また、以下では説明の便宜上、z正方向側を上側、z負方向側を下側とも表現する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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