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公開番号
2024160790
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2023076154
出願日
2023-05-02
発明の名称
シート収納装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
31/18 20060101AFI20241108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】本発明では、簡易な構成により、シートを位置精度良く積載して収納することを課題とする。
【解決手段】昇降可能に設けられ、封筒50を積載して収納する収納箱13を備えた封筒用排紙台であって、収納箱13は、収納箱13に積載された封筒50の重量により下降することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
昇降可能に設けられ、シートを積載して収納するシート収納部を備えたシート収納装置であって、
前記シート収納部は、前記シート収納部に積載されたシートの重量により下降することを特徴とするシート収納装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記シート収納部の昇降方向は、重力方向およびその反対方向に対して傾斜している請求項1記載のシート収納装置。
【請求項3】
前記シート収納部のシート積載面は、シート搬送方向の上流側から下流側へ向けて重力方向下側へ傾斜し、前記シート収納部のシート搬送方向下流側に設けられたシート先端が当接するシート当接面は、その幅方向の一方側から他方側へ向けて、シート搬送方向下流側へ傾斜する請求項2記載のシート収納装置。
【請求項4】
前記シート収納部は、中空の箱型に形成され、前記シート当接面と反対側が開口し、
前記シート収納部の開口側から進入したシートが、前記シート収納部の前記シート当接面の幅方向他方側に連続する側面に、前記シートのシート搬送方向下流側端縁の前記シート収納部の前記側面の側の端部を最初に当接させるように、前記シート収納部が傾いて配置される請求項3記載のシート収納装置。
【請求項5】
前記シートはその厚みが部分的に大きい厚み部を有し、
前記シート収納部に設けられたシート積載面の水平面に対する傾斜角度をθ、前記シートの前記厚み部とその他の部分との厚みの差をt(mm)、前記シートの搬送方向長さをy(mm)、前記シート収納部に設定されたシートの限界積載枚数をNとすると、下記式(1)を満たす請求項2記載のシート収納装置。
θ≧tan
―1
(t・N/y)・・・(1)
【請求項6】
前記シート収納部を上昇方向へ付勢する付勢部材をさらに有する請求項1記載のシート収納装置であって、
前記シート収納部は、前記シートを一枚積載することによる下降量が、シート一枚の厚みと同じに設けられる請求項1記載のシート収納装置。
【請求項7】
前記シート収納部を保持する保持部をさらに有する請求項1記載のシート収納装置であって、
前記シート収納部が前記保持部に対して着脱可能に設けられるシート収納装置。
【請求項8】
前記シート収納部は、前記シート搬送方向の下流側に、衝撃吸収部を介して、シート当接面を有するシート当接部が取り付けられ、
前記衝撃吸収部は、前記シート当接部の、前記シート当接面の前記シート先端が当接する部分以外の部分の裏側に当接する請求項1記載のシート収納装置。
【請求項9】
前記シート収納部の重力方向下側に、一方側と他方側との厚みが異なり、前記収納部のシート積載面を形成するシート積載台が取り付けられる請求項1記載のシート収納装置。
【請求項10】
前記シート収納部は、前記シート収納部内の前記シートの幅方向位置を規制する規制部材を有する請求項1記載のシート収納装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート収納装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シートを積載して収納するシート収納装置として、例えば画像形成装置の排出部から排出された封筒などのシートを収納するシート収納装置が従来から存在する。
【0003】
このようなシート収納装置では、シートが収納部に積み重なっていくことで、収納部の次のシートを積載する積載位置が上昇していく。これにより、排出部から収納部までの落下高さが変化してしまい、ひいては、収納部におけるシートの収納姿勢が変化し、収納部に積載された各シートが揃わず乱雑に収納されてしまうという問題がある。
【0004】
これに対して、例えば特許文献1(特開2006-193265号公報)では、シートを積載する積載トレイが昇降可能に設けられ、紙面検知センサを有する。紙面検知センサにより積載トレイに積載されたシートの積載量を検知し、シートの積載量に応じて積載トレイを下降させる。これにより、シートの積載量に応じて積載トレイのシート積載位置を調整できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような構成では、検知センサを設けることによりシート収納装置が高コストになるという問題があった。
【0006】
このような事情から、本発明では、簡易な構成により、シートを位置精度良く積載して収納することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、昇降可能に設けられ、シートを積載して収納するシート収納部を備えたシート収納装置であって、前記シート収納部は、前記シート収納部に積載されたシートの重量により下降することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、簡易な構成により、シートを位置精度良く積載して収納できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る封筒用排紙台の斜視図である。
支持フレームの側面図である。
昇降部の斜視図である。
ガイドロールの斜視図である。
ガイド部の斜視図である。
支持フレームおよびスプリングを示す斜視図である。
封筒用排紙台の側面図である。
画像形成装置の排出部を示す斜視図である。
排出部の断面図である。
封筒を示す図で、(a)図が平面図、(b)図が底面図である。
封筒の側面図である。
封筒を積み重ねた状態の側面図である。
(a)~(c)は封筒が収納箱に落下して収納箱内の所定の位置に配置される過程を示す平面断面図である。
収納箱内に封筒が積載された様子を示す側面断面図である。
図14の収納箱に傾斜治具を配置した場合の側面断面図である。
図10と異なる形態の封筒を示す図で、(a)図が平面図、(b)図が底面図である。
収納箱内に図16の封筒が積載された様子を示す正面断面図である。
図17の収納箱に傾斜治具を配置した場合の側面断面図である。
傾斜治具を示す斜視図である。
収納箱内にスペーサが配置された様子を示す平面断面図である。
収納箱の斜視図である。
底板および緩衝材を配置した収納箱の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。以下、本発明のシート収納装置の実施形態として、画像形成装置から排出されたシートとしての封筒を積載する封筒用排紙台について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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