TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024156254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070564
出願日2023-04-24
発明の名称加熱装置、乾燥装置および液体を付与する装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20241029BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】加熱装置の信頼性の低下を低減する。
【解決手段】発熱手段と、前記発熱手段を囲うカバーとを有し、前記カバーは、前記発熱手段の第1の方向に沿って設けられる第1カバー部材と、前記第1の方向に沿って設けられ、前記第1カバー部材と隣り合う第2カバー部材と、を含み、前記第1カバー部材と前記第2カバー部材との間に、前記第1カバー部材または前記第2カバー部材のどちらか一方のカバー部材の熱変形量、あるいは前記第1カバー部材および前記第2カバー部材の合計した熱変形量よりも大きい長さを有する第1の隙間を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
発熱手段と、前記発熱手段を囲うカバーとを有し、
前記カバーは、
前記発熱手段の第1の方向に沿って設けられる第1カバー部材と、
前記第1の方向に沿って設けられ、前記第1カバー部材と隣り合う第2カバー部材と、を含み、
前記第1カバー部材と前記第2カバー部材との間に、前記第1カバー部材または前記第2カバー部材のどちらか一方のカバー部材の熱変形量、あるいは前記第1カバー部材および前記第2カバー部材の合計した熱変形量よりも大きい長さを有する第1の隙間を備えることを特徴とする加熱装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記第1の方向の両端部に、前記第1カバー部材および前記第2カバー部材を支持する支持部材を有し、
前記第1カバー部材および前記第2カバー部材の各両端と前記支持部材との間に、前記第1カバー部材または前記第2カバー部材の少なくとも一方のカバー部材の熱変形量よりも大きい長さを有する第2の隙間を備えることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
【請求項3】
前記カバーは、前記第1の隙間の上方に位置する蓋部材を備えることを特徴とする請求項1または2記載の加熱装置。
【請求項4】
空気を付与する空気付与手段を備え、
前記第1カバー部材の一部は、前記空気付与手段に固定されているとともに、
前記発熱手段は、前記空気付与手段の外側面、前記第1カバー部材および前記第2カバー部材によって形成される空間に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の加熱装置。
【請求項5】
空気を付与する空気付与手段を備え、
前記第1カバー部材の一部は、前記空気付与手段に固定されているとともに、
前記発熱手段は、前記空気付与手段の外側面、前記第1カバー部材および前記第2カバー部材によって形成される空間に設けられていることを特徴とする請求項3記載の加熱装置。
【請求項6】
液体が付与された対象物を乾燥させる乾燥装置であって、
請求項1または2記載の加熱装置を複数備えたことを特徴とする乾燥装置。
【請求項7】
対象物に液体を付与する液体付与手段と、
前記対象物を加熱する請求項1または2記載の加熱装置と、を備えることを特徴とする液体を付与する装置。
【請求項8】
対象物に液体を付与する液体付与手段と、
前記対象物を乾燥させる請求項6記載の乾燥装置と、を備えることを特徴とする液体を付与する装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱装置、乾燥装置および液体を付与する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヒータを備えた複数の熱照射手段をシート材の搬送方向に沿って配置した加熱装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-112909号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような加熱装置において、複数の熱照射手段はハウジング内に配置され、さらに、ハウジング内において各熱照射手段は、ヒータを囲むように設けられたヒータカバーを備える。ヒータカバーが熱で膨張すると、隣り同士の熱照射手段間に設けられた気流の経路幅が狭くなり、ハウジング内からの十分な排気ができなくなる。その結果、所望の加熱性能が得られなくなり、加熱装置の信頼性が低下するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、発熱手段と、前記発熱手段を囲うカバーとを有し、前記カバーは、前記発熱手段の第1の方向に沿って設けられる第1カバー部材と、前記第1の方向に沿って設けられ、前記第1カバー部材と隣り合う第2カバー部材と、を含み、前記第1カバー部材と前記第2カバー部材との間に、前記第1カバー部材または前記第2カバー部材のどちらか一方のカバー部材の熱変形量、あるいは前記第1カバー部材および前記第2カバー部材の合計した熱変形量よりも大きい長さを有する第1の隙間を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、加熱装置の信頼性の低下を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る液体を付与する装置の一例を示す概略構成図。
液体付与ユニットの一例を示す概略平面図。
加熱装置の比較例を示す概略構成図。
比較例における乾燥装置内の空気の流れを示す説明図。
比較例における乾燥装置内の空気の流れを示す説明図。
第1の実施形態に係る加熱装置の一例を示す概略構成図。
第1の実施形態に係る加熱装置の一例を示す概略構成図。
第2の実施形態に係る加熱装置の一例を示す概略構成図。
乾燥部の変形例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
<液体を付与する装置の概略>
はじめに、図1および図2を用いて液体を付与する装置の概略について説明する。図1は実施形態に係る液体を付与する装置の一例を示す概略構成図である。液体を付与する装置として、ここでは印刷装置を例示している。図2は同印刷装置の液体付与ユニットの一例を示す概略平面図である。
【0010】
印刷装置1は、搬入部10、前処理部20、印刷部30、乾燥部40、反転機構部50および搬出部60を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許