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公開番号2024154205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023067914
出願日2023-04-18
発明の名称液体を吐出する装置、及び、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B41J 2/155 20060101AFI20241023BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体を吐出する装置による直交方向において液体を吐出できる範囲を広くする。
【解決手段】液体を吐出するヘッドを複数備えるヘッドアレイを、媒体を搬送する搬送方向に対して直交する直交方向に複数配置し、前記媒体に対して前記液体を吐出する液体を吐出する装置が、複数の前記ヘッドアレイのうち、前記搬送方向における上流に配置され、かつ、複数の第1ヘッドを有する第1ヘッドアレイと、複数の前記ヘッドアレイのうち、前記第1ヘッドアレイより前記搬送方向における下流に配置され、かつ、複数の第2ヘッドを有する第2ヘッドアレイとを備え、前記第1ヘッドアレイが有する前記第1ヘッドの保有数である第1保有数と、前記第2ヘッドアレイが有する前記第2ヘッドの保有数である第2保有数とが異なる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出するヘッドを複数備えるヘッドアレイを、媒体を搬送する搬送方向に対して直交する直交方向に複数配置し、前記媒体に対して前記液体を吐出する液体を吐出する装置であって、
複数の前記ヘッドアレイのうち、前記搬送方向における上流に配置され、かつ、複数の第1ヘッドを有する第1ヘッドアレイと、
複数の前記ヘッドアレイのうち、前記第1ヘッドアレイより前記搬送方向における下流に配置され、かつ、複数の第2ヘッドを有する第2ヘッドアレイとを備え、
前記第1ヘッドアレイが有する前記第1ヘッドの保有数である第1保有数と、
前記第2ヘッドアレイが有する前記第2ヘッドの保有数である第2保有数とが異なる
液体を吐出する装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数の第1ヘッドの繋ぎ部分である第1繋ぎ部分の前記直交方向における第1繋ぎ位置と、
前記複数の第2ヘッドの繋ぎ部分である第2繋ぎ部分の前記直交方向における第2繋ぎ位置とが前記直交方向において異なる位置である
請求項1に記載の液体を吐出する装置。
【請求項3】
前記第1ヘッドアレイ、及び、前記第2ヘッドアレイは、
複数色の前記液体を吐出する前記第1ヘッド、及び、前記第2ヘッドを有する
請求項1に記載の液体を吐出する装置。
【請求項4】
前記第1ヘッドアレイ、及び、前記第2ヘッドアレイは、
異なる色の前記液体を吐出する前記第1ヘッド、及び、前記第2ヘッドを有する
請求項1に記載の液体を吐出する装置。
【請求項5】
前記第1ヘッドアレイ、及び、前記第2ヘッドアレイは、
同一色の前記液体を吐出する前記第1ヘッド、及び、前記第2ヘッドを有する
請求項1に記載の液体を吐出する装置。
【請求項6】
前記複数の第1ヘッドは、
前記直交方向において前記液体を吐出できる範囲である各々の第1処理範囲が一部重複し、
前記直交方向に、千鳥状に配置され、
前記複数の第2ヘッドは、
前記直交方向において前記液体を吐出できる範囲である各々の第2処理範囲が一部重複し、
前記直交方向に、千鳥状に配置され、
前記第1処理範囲が重複する範囲が、前記複数の第1ヘッドの繋ぎ部分である第1繋ぎ部分であり、
前記第2処理範囲が重複する範囲が、前記複数の第2ヘッドの繋ぎ部分である第2繋ぎ部分である
請求項1に記載の液体を吐出する装置。
【請求項7】
液体を吐出するヘッドを複数備えるヘッドアレイを、媒体を搬送する搬送方向に対して直交する直交方向に複数配置し、前記媒体に対して前記液体を吐出して画像形成を行う画像形成装置であって、
複数の前記ヘッドアレイのうち、前記搬送方向における上流に配置され、かつ、複数の第1ヘッドを有する第1ヘッドアレイと、
複数の前記ヘッドアレイのうち、前記第1ヘッドアレイより前記搬送方向における下流に配置され、かつ、複数の第2ヘッドを有する第2ヘッドアレイとを備え、
前記第1ヘッドアレイが有する前記第1ヘッドの保有数である第1保有数と、
前記第2ヘッドアレイが有する前記第2ヘッドの保有数である第2保有数とが異なる
画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を吐出する装置、及び、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
液体を吐出する複数のヘッドアレイを備える装置において、例えば、インクジェット方式で画像形成を行う画像形成装置が知られている。そして、複数のヘッドアレイのヘッド端は、ステッチライン、又は、ステッチジョイントと呼ばれる位置で一列に配置する構成が知られている。
【0003】
装置において、少なくとも1つのステッチラインを、媒体を搬送する搬送方向に対して直交する方向(以下「直交方向」という。)にオフセットさせる。このようにして、媒体上で画像が処理方向に延伸する現象、いわゆるバンディング等のステッチライン不良を防ぐ技術が知られている(例えば、特許文献1等である)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、ステッチラインにオフセットを持たせるため、複数のヘッドアレイが互いにずれるように実装される。一方で、液体を吐出する装置全体で液体を吐出する範囲は、複数のヘッドアレイが共通して液体を吐出できる範囲である。そのため、実装位置がずれると、複数のヘッドアレイが共通して液体を吐出できる範囲が狭くなり、全体として液体を吐出する装置による直交方向において液体を吐出できる範囲が狭くなる課題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、液体を吐出する装置による直交方向において液体を吐出できる範囲を広くするのを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、
液体を吐出するヘッドを複数備えるヘッドアレイを、媒体を搬送する搬送方向に対して直交する直交方向に複数配置し、前記媒体に対して前記液体を吐出する液体を吐出する装置は、
複数の前記ヘッドアレイのうち、前記搬送方向における上流に配置され、かつ、複数の第1ヘッドを有する第1ヘッドアレイと、
複数の前記ヘッドアレイのうち、前記第1ヘッドアレイより前記搬送方向における下流に配置され、かつ、複数の第2ヘッドを有する第2ヘッドアレイとを備え、
前記第1ヘッドアレイが有する前記第1ヘッドの保有数である第1保有数と、
前記第2ヘッドアレイが有する前記第2ヘッドの保有数である第2保有数とが異なる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体を吐出する装置による直交方向において液体を吐出できる範囲を広くできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態における画像形成装置の例を示す図である。
第1実施形態におけるヘッドアレイの構成例を示す図である。
第2実施形態における画像形成装置の例を示す図である。
第2実施形態におけるヘッドアレイの構成例を示す図である。
第3実施形態における画像形成装置の例を示す図である。
第3実施形態におけるヘッドアレイの構成例を示す図である。
画像形成装置の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
【0010】
[第1実施形態]
例えば、液体を吐出する装置は、以下のような画像形成装置1である。また、以下の例では、媒体は用紙W、かつ、液体はインクであるとする。したがって、画像形成装置1が用紙Wに対してインクを吐出すると、用紙W上に画像が形成される処理である。
(【0011】以降は省略されています)

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