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公開番号2024105361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2024072205,2023045606
出願日2024-04-26,2018-12-27
発明の名称制御装置および変速システム
出願人株式会社シマノ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B62M 9/122 20100101AFI20240730BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】無駄な変速を回避でき、スムーズに変速できる制御装置および変速システムを提供する。
【解決手段】制御装置20は、制御部24を備える。制御部24は、人力駆動車1の変速装置12の変速方向に関する変速方向情報を参照して、変速装置12の変速待機時間を制御するように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
人力駆動車の変速装置の変速方向に関する変速方向情報を参照して、前記変速装置の変速待機時間を制御するように構成される制御部を備える、制御装置。
続きを表示（約 940 文字）【請求項２】
前記変速方向は、前記人力駆動車の変速比が高くなるアップシフト方向と、前記人力駆動車の変速比が低くなるダウンシフト方向とを含む、請求項１に記載の制御装置。
【請求項３】
前記制御部は、アップシフト方向への変速の前記変速待機時間を第１変速待機時間に設定するように構成され、
前記制御部は、ダウンシフト方向への変速の前記変速待機時間を第２変速待機時間に設定するように構成される、請求項２に記載の制御装置。
【請求項４】
前記制御部は、第１状態において、前記第１変速待機時間よりも前記第２変速待機時間が長くなるように前記変速待機時間を制御するように構成され、
前記制御部は、前記第１状態とは異なる第２状態において、前記第１変速待機時間よりも前記第２変速待機時間が短くなるように前記変速待機時間を制御するように構成される、請求項３に記載の制御装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記変速方向情報を含む制御信号を前記変速装置に送信するように構成される、請求項１に記載の制御装置。
【請求項６】
前記制御部は、変速操作装置に入力される操作に基づいて、前記制御信号を出力するように構成される、請求項５に記載の制御装置。
【請求項７】
前記変速待機時間は、少なくとも３つの待機時間を有する、請求項１に記載の制御装置。
【請求項８】
前記制御部は、第１制御信号を前記変速装置に送信し、前記変速待機時間が経過すると、第２制御信号を前記変速装置に送信するように構成される、請求項１から７のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項９】
前記制御部は、変速操作装置から送信される第１操作信号に応じて前記第１制御信号を前記変速装置に送信するように構成される、請求項８に記載の制御装置。
【請求項１０】
前記制御部は、前記第１制御信号の送信から前記変速待機時間が経過すると、変速操作装置から送信される第２操作信号に対応する第２制御信号を前記変速装置に送信するように構成される、請求項９に記載の制御装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、制御装置および変速システムに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
人力駆動車は、複数の変速段を有する変速装置を変速制御することで、動力伝達機構の変速比を変化させることができる。近年においては、変速装置を自動制御する制御装置を備える人力駆動車が提案されている。たとえば、特許文献１には、自転車の車速またはクランク回転速度に基づいて変速装置を制御する自転車用変速制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第３５２２２２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
変速装置を、人力駆動車の走行状態により適した条件で制御することができる制御装置が求められている。
【０００５】
本発明は、上述した課題を解決するものであり、無駄な変速を回避でき、スムーズに変速できる制御装置および変速システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第１側面に従う制御装置は、人力駆動車の変速装置の変速方向に関する変速方向情報を参照して、前記変速装置の変速待機時間を制御するように構成される制御部を備える。
【０００７】
前記第１側面の制御装置によれば、変速方向情報に応じて変速装置の変速待機時間が設定される。このため、変速装置を、人力駆動車の走行状態により適した条件で制御することができる。
【０００８】
前記第１側面に従う第２側面の制御装置において、前記変速方向は、前記人力駆動車の変速比が高くなるアップシフト方向と、前記人力駆動車の変速比が低くなるダウンシフト方向とを含む。
【０００９】
前記第２側面の制御装置によれば、変速装置がアップシフトされる場合と、ダウンシフトされる場合とに応じて、変速装置を、人力駆動車の走行状態により適した条件で制御することができる。
【００１０】
前記第２側面に従う第３側面の制御装置において、前記制御部は、アップシフト方向への変速の前記変速待機時間を第１変速待機時間に設定するように構成され、前記制御部は、ダウンシフト方向への変速の前記変速待機時間を第２変速待機時間に設定するように構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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