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公開番号2024103599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024086868,2020011395
出願日2024-05-29,2020-01-28
発明の名称自動排液装置の配設構造
出願人ユーキャン株式会社
代理人個人,個人
主分類F16K 31/18 20060101AFI20240725BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】自動排液装置の設置作業やメンテナンス作業が容易となり、それらの作業性も向上する、自動排液装置の配設構造を提供する。
【解決手段】自動排液装置50の配設構造であって、前記自動排液装置50は、液体発生源17から液体を受け取る貯液槽16と、該貯液槽16内の液面に浮かぶフロート3と、吸液口6aが前記貯液槽16内で開口するとともに吸液作用源31と連結される吸液ノズル6と、前記フロート3の上下動に伴って前記吸液口6aを開閉する吸液口開閉弁4と、を備え、前記貯液槽16が前記液体発生源17に対して直接支持される。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
自動排液装置の配設構造であって、前記自動排液装置は、液体発生源から液体を受け取る貯液槽と、該貯液槽内の液面に浮かぶフロートと、吸液口が前記貯液槽内で開口するとともに吸液作用源と連結される吸液ノズルと、前記フロートの上下動に伴って前記吸液口を開閉する吸液口開閉弁と、を備え、前記貯液槽が前記液体発生源に対して直接支持される、自動排液装置の配設構造。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記貯液槽の液体導入筒が液体発生源の液体排出口に対して直接連結されることで前記貯液槽が前記液体発生源に支持される、請求項1に記載の自動排液装置の設置構造。
【請求項3】
前記自動排液装置は、前記吸液ノズルによる前記吸液口開閉弁の吸着作用を補助する磁石と、該磁石に対応して配設され、前記磁石にくっつく被吸着体と、を備える、請求項1に記載の自動排液装置の配設構造。
【請求項4】
前記自動排液装置は、前記フロートの上下動を案内するガイド部材を備え、該ガイド部材が、前記フロートから上向きに延びる縦シャフトと、該縦シャフトを上下動自在に受け入れる軸受部材と、を備える、請求項1に記載の自動排液装置の配設構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を貯液槽から自動的に排出するための自動排液装置を、液体発生源に対して配設する際の配設構造に関するものである。前記自動排液装置は、例えば、ビル空調等における天井埋込型空調機や生鮮食料品用ショーケースなどのドレン排水を行う、ドレン排水装置として利用することができる。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
前記の如き自動排液装置として、特許文献1に記載のものが公知となっている。この自動排液装置は、空調機等の液体発生源で生じる液体を受け入れる貯液槽を備える。貯液槽内には、液面に浮かぶフロートと、吸液ノズルと、吸液口開閉弁が配設される。吸液ノズルは、減圧タンク等の吸液作用源と連結される。吸液ノズルの吸液口は、貯液槽内に開口している。吸液口開閉弁は、連結部材によってフロートに連結され、フロートの上下動に伴って吸液ノズルの吸液口を開閉する。フロートの上下動はガイド部材で案内される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平7-22101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の如き自動排液装置を天井埋込型空調機のドレン排水装置として使用する場合、貯液槽は天井裏に配設されるので、従来は、図5に示すように、貯液槽(ドレンタンク)21を、例えば、四本の吊りボルト22で天井裏の躯体フレームに対して固定するか、又は、図示しない取付ブラケットを用いて液体発生源(空調機)17に対して固定するか、あるいは、天井裏の床面に直接設置する等の方法で配設されている。そして、従来の貯液槽(ドレンタンク)21は、液体発生源(空調機)17の筒状のドレン排出口18にドレンホース19で連結し、抜け防止のために、ドレンホース19の両端をホースクランプ20で固定する必要があった。つまり、従来は、貯液槽(ドレンタンク)21の設置作業と液体発生源(空調機)17への接続作業(配管作業)の両方が必要であり、しかもそれぞれの作業が手間を要するものであった。
【0005】
また、天井裏での貯液槽の配設作業の容易化の観点や、貯液槽のメンテナンスの際の分解、清掃、組立作業等の作業性の観点から、貯液槽内の構造をできるだけ簡素化して、貯液槽の小型化や軽量化を図ることが好ましい。
【0006】
また、安定した動作が得られるように、フロートの上下動を案内するガイド部材は、できるだけ小さい摩擦で作用することが好ましい。
【0007】
さらに、フロートは貯液槽内の液面の上下変位に応じて上下動するが、吸液ノズルによる吸液口開閉弁の吸着力とフロートの浮力とが拮抗する領域では、吸液口開閉弁が吸液ノズルの吸液口から離れるでもなし、吸液口を完全に閉じるでもなしの不安定な状態が生ずる場合がある。この状態においては、吸液ノズルの吸液口と吸液口開閉弁との間の、開いたり閉じたりする僅かな隙間から、僅かずつの液体が、吸液ノズルによる強力な吸液力で強制的に吸入される結果となり、この際に大きな吸込み音が発生しやすい。
【0008】
本発明は、自動排液装置の設置作業やメンテナンス作業が容易となり、それらの作業性も向上する、自動排液装置の配設構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明に係る自動排液装置の配設構造は、次のように構成される。前記自動排液装置は、液体発生源から液体を受け取る貯液槽と、該貯液槽内の液面に浮かぶフロートと、吸液口が前記貯液槽内で開口するとともに吸液作用源と連結される吸液ノズルと、前記フロートの上下動に伴って前記吸液口を開閉する吸液口開閉弁と、を備える。そして、前記貯液槽が前記液体発生源に対して直接支持されることを特徴とする(請求項1)。本発明の配設構造により、貯液槽の設置作業やメンテナンス作業が容易となり、それらの作業性も向上する。
【0010】
実施の一形態として、前記貯液槽の液体導入筒が液体発生源の液体排出口に対して直接連結されることで前記貯液槽が前記液体発生源に支持される態様としてもよい(請求項2)。この場合、液体発生源に対する貯液槽の取付作業が液体発生源と貯液槽との間の配管作業を兼ねることになり、作業性が一層向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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