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公開番号
2024102409
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-31
出願番号
2023006248
出願日
2023-01-19
発明の名称
加飾部品、加飾部品の製造方法
出願人
株式会社名栄社
代理人
弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類
B44F
1/06 20060101AFI20240724BHJP(装飾技術)
要約
【課題】
部分的に凹凸を設け、さらに、凹凸表面に光を部分的に通過させて、意匠性を高めることができる加飾部品、及び加飾部品の製造方法を提供する。
【解決手段】
対象物の表面に取り付けられる加飾部品900であって、透光性の基材シート100を備え、基材シート100の表面側には、透光性のインキを塗布した薄塗部220と透光性のインキを重ねて塗布した厚塗部210とが設けられて、凹凸部200が構成されており、基材シート100の裏面側には、透光性の高い高透光部600と、透光性の低い低透光部500がインキにより形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物の表面に取り付けられる加飾部品であって、
透光性の基材シートを備え、
前記基材シートの表面側には、透光性のインキを塗布した薄塗部と、前記透光性のインキを重ねて塗布した厚塗部とが設けられて、凹凸部が構成されており、
前記基材シートの裏面側には、透光性の高い高透光部と、透光性の低い低透光部がインキにより形成されていることを特徴とする加飾部品。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記基材シートの裏面側には、第一着色インキが塗布された第一着色層と、更に、前記第一着色層の裏面側に、第二着色インキが塗布された第二着色層とが、形成されており、
前記高透光部は、前記第二着色層が設けられておらず、外部へ露出している第一着色層により構成され、
前記低透光部は、重ねられた前記第一着色層と前記第二着色層により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の加飾部品。
【請求項3】
前記高透光部は、図形や文字を象った形状をしていることを特徴とする請求項2に記載の加飾部品。
【請求項4】
対象物の表面に取り付けられる加飾部品の製造方法であって、
透光性の基材シートの表面側に、透光性のインキを塗布して薄塗部を形成し、さらに、前記透光性のインキを重ねて塗布して厚塗部を形成する工程と、
前記基材シートの裏面側に、インキを塗布して透光性の高い高透光部と、透光性の低い低透光部を形成することを特徴とする加飾部品の製造方法。
【請求項5】
前記基材シートの裏面側に、第一着色インキを塗布して第一着色層を形成し、更に、前記第一着色層の裏面側に、第二着色インキを塗布して第二着色層を形成する工程を備え、
前記高透光部は、前記第二着色層が設けられておらず、外部へ露出させた第一着色層により構成され、
前記低透光部は、重ねられた前記第一着色層と前記第二着色層により構成されていることを特徴とする請求項4に記載の加飾部品の製造方法。
【請求項6】
前記高透光部は、図形や文字を象った形状をしていることを特徴とする請求項5に記載の加飾部品の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、自動車部品や家電製品などの対象物の表面に取り付けて使用する加飾部品、及び加飾部品の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、自動車部品や家電製品などの対象物の表面に取り付けて使用する加飾部品が知られており、加飾部品の表面には凹凸が設けられているので、利用者に独特の感触を与えていた。例えば、特許文献1に示す技術のように、表面の凹凸は革などを用いて表現したり、シート状の基材にエンボス加工を施すことで表現していた。
【0003】
しかしながら、革を利用した場合は、凹凸表面に光を部分的に通過させて、光の明暗によって意匠性を高めたりすることが難しく、また、シート状の基材にエンボス加工を施す場合は、エンボスロールなどにより表面全体にエンボス加工が一様に施されるため、任意の箇所に凹凸を設けて、デザインを多様化して意匠性を高めることが難しかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-25668
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本願発明は上記問題に鑑み、部分的に凹凸を設け、さらに、凹凸表面に光を部分的に通過させて、意匠性を高めることができる加飾部品、及び加飾部品の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明の加飾部品は、対象物の表面に取り付けられる加飾部品であって、透光性の基材シートを備え、前記基材シートの表面側には、透光性のインキを塗布した薄塗部と、前記透光性のインキを重ねて塗布した厚塗部とが設けられて、凹凸部が構成されており、前記基材シートの裏面側には、透光性の高い高透光部と、透光性の低い低透光部がインキにより形成されていることを特徴とする。
【0007】
上記特徴によれば、インキが塗布される厚さを変えることで、任意の箇所に任意の範囲で、凹凸部を部分的に形成できる。さらに、凹凸部には、高透光部からの光を部分的に通過させて、意匠性を高めることができるのである。
【0008】
さらに、本願発明の加飾部品は、前記基材シートの裏面側には、第一着色インキが塗布された第一着色層と、更に、前記第一着色層の裏面側に、第二着色インキが塗布された第二着色層とが、形成されており、前記高透光部は、前記第二着色層が設けられておらず、外部へ露出している第一着色層により構成され、前記低透光部は、重ねられた前記第一着色層と前記第二着色層により構成されていることを特徴とする。
【0009】
上記特徴によれば、高透光部は、第二着色層を設けないという簡単な構成で実現される。
【0010】
さらに、本願発明の加飾部品は、前記高透光部は、図形や文字を象った形状をしていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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