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公開番号
2024101986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-30
出願番号
2023188476
出願日
2023-11-02
発明の名称
アルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置
出願人
キム、キボム
,
Kim ki bum
代理人
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B44D
3/18 20060101AFI20240723BHJP(装飾技術)
要約
【課題】木材の使用を排除することのできるアルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置を提供する。
【解決手段】軽量金属により押出成形されて内側に中空部11を有し、背面に固定溝12を、かつ固定溝12の上入口に受け突部121を形成し、固定溝12の下側に係合溝13を形成し、係合溝の下入口に係止突部131を形成し、固定溝12と係合溝13との間に受け壁体14を背面よりも低く構成したキャンバスフレーム枠体1と、薄い板材を成形して上側を固定突部21とくさび突部211とから構成し、下側は折り曲げて受け片と弾性片221とを有する弾性部22から構成し、弾性片の終端に係止爪222と延長突部223とを有する固定ピン2と、を備えた。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軽量金属により押出成形されて内側に中空部(11)を有し、背面に固定溝(12)を、かつ固定溝(12)の上入口に受け突部(121)を形成し、固定溝(12)の下側に係合溝(13)を形成し、係合溝の下入口に係止突部(131)を形成し、固定溝(12)と係合溝(13)との間に受け壁体(14)を背面よりも低く構成したキャンバスフレーム枠体(1)と、
薄い板材を成形して上側を固定突部(21)とくさび突部(211)とから構成し、下側は折り曲げて受け片(226)と弾性片(221)とを有する弾性部(22)から構成し、弾性片(221)の終端に係止爪(222)と延長突部(223)とを有する固定ピンと、
を備えて、
キャンバスフレーム枠体(1)を包み込んでいるキャンパス生地(3)の周縁部の外側において固定ピン(2)のくさび突部(211)の終端がキャンパス生地を突き通してその終端がキャンパス生地(3)の他方の側に突出するようにして固定溝(12)の内側に投入し、下側の弾性部(22)を係合溝(13)に投入して固定ピン(2)の係止爪(222)が係止突部(131)に係止されるようにしてキャンパス生地(3)がキャンバスフレーム(P)に固定されることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
固定ピン(2)は、受け片(226)の折曲げ部に除去溝(225)を形成したものであることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置。
【請求項3】
固定ピン(2)は、本体を撓ませて形成したものであることを特徴とする、請求項1に記載のアルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置に係り、より詳細には、アルミニウム製キャンバスフレームにキャンパス生地を固定するために設けられる木材を排除し、弾性ピンを用いて固定できるようにするアルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、キャンバスフレームは、西洋画や油画などの絵画を描くときに布地の一種である油画用のキャンパス(帆布)生地をキャンバスフレームに固定して絵画を描くようになっている。
【0003】
すなわち、キャンバスフレームに前記キャンパス生地の外周縁を引っ張って固定することにより、キャンパス生地がピンと引っ張られた状態を保持するように固定し、キャンパス生地を四角い枠体に固定する手段として釘、鉄芯及び押しピンなどが用いられる。
【0004】
以上述べたように、釘、鉄芯及び押しピンなどを手軽に打ち込むために、従来のキャンバスフレームは、主として木材から作製されていたが、木材製のキャンバスフレームは、大気中の湿度に応じて含水率が異なり、これは、キャンバスフレームのねじれ・ゆがみを生じ易くする原因となり、木材が含有している水気は、外部の環境の影響を受けて湿気を排出してしまうが、排出される湿気とともに樹液などが排出されてキャンパス生地に染み込んでしまい、これは、絵画を損なう原因となる。
【0005】
すなわち、キャンパス生地とキャンバスフレームとの密着部には上記の木材から排出される湿気などによってキャンバスフレームとキャンパス生地がまつわり付き、カビなどが生じるなど絵画の価値を甚だしくき損してしまうという問題があった。
【0006】
したがって、近頃には、上記のような木材製のキャンバスフレームの問題を解決するために、軽量金属であるアルミニウムを用いてキャンバスフレームを製造したものが多数提案されて実用化のレベルに至っており、これらの例としては、大韓民国特許登録第1226698号及び大韓民国特許登録第2319322号に記載のものが挙げられる。同公報を参照すると、軽量金属製であり、内部に中空部を有するパイプ構造の横棒及び縦棒と、横棒と縦棒とをつないで四角い枠体の形状に形成し、四角い枠体の背面の周りに木材を固定してキャンバスフレームを形成した構成を有するものが開示されている。
【0007】
したがって、絵画が描かれるキャンパス生地は、金属製のキャンバスフレームの前面に密着して位置し、キャンパス生地の外周縁は、キャンバスフレームの背面に位置する木材に周りが固定されるようになっていて、絵画が描かれるキャンパス生地が金属製のキャンバスフレームの前面に接することから、木材が排出する湿気によるカビ及び樹液から分離されてキャンパス生地の汚れを低減することができるという効果がある。
【0008】
しかしながら、上記のような構成のキャンバスフレームも、既存のものと同様に、キャンパス生地を固定するための木材を完全に排除することができないため、汚れの度合い及び汚れの時間の差があるだけであり、時間が経つにつれてキャンバスフレームの背面の木材から排出される湿気と樹液及びカビなどが生じてしまい、この汚れはどんどん広がってキャンパス生地の全面に亘って行き渡り、その結果、絵画を汚してしまうという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
大韓民国特許登録第1226698号
大韓民国特許登録第2319322号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上記の従来の技術の問題を解消するために案出されたものであって、アルミニウム製キャンバスフレームにキャンパス生地を固定するために設けられる木材を排除し、金属製のピンにてキャンバスフレーム枠体にキャンパス生地を直接的に固定できるようにして木材の使用を排除することのできるアルミニウム製キャンバスフレームにおけるキャンパス生地の固定装置を提供することにその目的がある。
(【0011】以降は省略されています)
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