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公開番号
2025068714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178674
出願日
2023-10-17
発明の名称
立体組子構造
出願人
個人
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
B44C
5/00 20060101AFI20250422BHJP(装飾技術)
要約
【課題】曲面を有する立体的な形状であっても、接着剤や釘等の接合部材を使用せずに形成することができる生産性に優れた立体組子構造を提供する。
【解決手段】第1の組子片と、第2の組子片とを備える立体組子構造であって、前記第1の組子片は、矩形板状をなし、片側長辺に少なくとも2か所の係合部を有し、前記第2の組子片は、矩形板状をなし、両側長辺のそれぞれに少なくとも2か所の係合部を有し、前記第2の組子片は、前記第1の組子片に対して軟質である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の組子片と、第2の組子片とを備える立体組子構造であって、
前記第1の組子片は、矩形板状をなし、片側長辺に少なくとも2か所の係合部を有し、
前記第2の組子片は、矩形板状をなし、両側長辺のそれぞれに少なくとも2か所の係合部を有し、
前記第2の組子片は、前記第1の組子片に対して軟質であることを特徴とする立体組子構造。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の立体組子構造において、
前記第1の組子片と前記第2の組子片は、互いに係合して六角形組子を構成し、
前記六角形組子は、連続して面状に配置されることを特徴とする立体組子構造。
【請求項3】
請求項2に記載の立体組子構造において、
前記第2の組子片は、前記六角形組子の少なくとも一対の対向する辺を構成することを特徴とする立体組子構造。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の立体組子構造において、
前記第2の組子片は、弾性材料からなることを特徴とする立体組子構造。
【請求項5】
請求項4に記載の立体組子構造において、
前記弾性材料は、熱可塑性ポリウレタンエラストマーであることを特徴とする立体組子構造。
【請求項6】
請求項1に記載の立体組子構造において、
第3の組子片を備え、
前記第3の組子片は、円弧形板状をなし、両側長辺のそれぞれに少なくとも2か所の係合部を有し、前記第1の組子片に対して軟質であることを特徴とする立体組子構造。
【請求項7】
請求項1に記載の立体組子構造において、
第4の組子片を備え、
前記第4の組子片は、複数の矩形板状部と連結部を有し、前記第1の組子片に対して軟質であり、
前記矩形板状部は、両側長辺のそれぞれに少なくとも2か所の係合部を有し、
前記連結部は、それぞれの前記矩形板状部を板厚方向に離間して連結することを特徴とする立体組子構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、曲面を有する立体構造物を形成する立体組子構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
組子とは、従来より知られる伝統木工技術であり、釘を使わずに木と木を組み合わせて様々な幾何学文様を表現する技術である。
【0003】
一般に、組子は、建具や家具の枠組みの開口部を装飾するために用いられ、例えば、引き戸や欄間等に用いられる。しかしながら、近年は、生活様式の変化に伴って建築物からは和室の需要が減ってきており、組子が活用される場面が少なく、組子産業の衰退が懸念されている。
【0004】
従来、このような課題に対して、特許文献1に示すように、組子を建具の一部に装飾を施すために利用するだけでなく、複数の組子片を組合せて球体状の組子を形成し、花瓶や照明器具等に利用し、組子を活用する場面を増やす方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4080184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載される発明は、数種の組子片を連続的に組合せて球体状に形成される組子飾りの発明であって、組子片同士が係合する係合部には、予めガタつかない程度の範囲で形成された係合逃げ(組手のゆとり)が設けられ、この係合逃げを活用して曲面が形成される。また、特許文献1に記載される発明は、曲面を形成するために、部分的に組み上げた組子を治具に沿わせ、組子片の各係合部に接着材を塗布して固着させる工程を有する。
【0007】
このように、従来の球体状の組子飾りは、製作工程に接着工程が含まれるため、接着剤の硬化等に時間を要し、生産性や効率性の点において課題があった。また、各組子片は接着剤により固着されているため、組子片の組み替え等が必要になった場合には対応することができなかった。
【0008】
そこで、本発明は上記の事項に鑑みてなされたものであり、曲面を有する立体的な形状の構造物であっても、接着剤や釘等の接合部材を使用せずに形成することができ、生産性に優れた立体組子構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明は、上記課題を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
【0010】
本発明に係る立体組子構造は、第1の組子片と、第2の組子片とを備える立体組子構造であって、前記第1の組子片は、矩形板状をなし、片側長辺に少なくとも2か所の係合部を有し、前記第2の組子片は、矩形板状をなし、両側長辺のそれぞれに少なくとも2か所の係合部を有し、前記第2の組子片は、前記第1の組子片に対して軟質であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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