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公開番号2024100431
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004426
出願日2023-01-16
発明の名称自着テープ
出願人株式会社NichiRica
代理人個人
主分類B32B 27/00 20060101AFI20240719BHJP(積層体)
要約【課題】接着力が高くしかも容易に巻き解くことができるとともに、耐水性および筆記性を備えた自着テープを提供する。
【解決手段】基材1の片面にアンカー剤層2と自着剤層3がこの順に積層された自着テープにおいて、自着剤層3同士の自着力が1.2N/6mm以上であり、自着剤層3と基材1との接着力が0.4N/15mm以下である
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
基材の片面にアンカー剤層と自着剤層がこの順に積層された自着テープにおいて、前記自着剤層同士の自着力が1.2N/6mm以上であり、前記自着剤層と前記基材との接着力が0.4N/15mm以下である自着テープ。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記アンカー剤が、ポリオレフィン樹脂にポリエーテルウレタンを75/25~80/25の重量比で混合したものである請求項1に記載の自着テープ。
【請求項3】
前記自着剤が、バインダーとしての天然ゴムラテックス原液および変性スチレン・ブタジエン共重合体と、充填材としての非晶質シリカからなり、充填材/バインダー比が0.044~0.066である請求項1または2に記載の自着テープ。
【請求項4】
前記自着剤が、天然ゴムラテックス原液100重量部に対して変性スチレン・ブタジエン共重合体を5部~10部含有している請求項1または2に記載の自着テープ。
【請求項5】
前記基材が、合成紙である請求項1または2に記載の自着テープ。
【請求項6】
前記基材が、ポリプロピレン樹脂を主原料とし、多数の微細な空孔を有する合成紙である請求項1または2に記載の自着テープ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接着剤塗布面どうしを重ねて加圧して接着する自着テープに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、青果や生花などの束の結束や、物品の情報を記載したタグ付けのために用いられる自着テープが知られている(例えば特許文献1及び2参照)。自着テープは、軽い圧力で自着する自着剤を長尺の基材の片面に塗布した構成であり、自着剤塗布面どうしを重ねて加圧することにより、この加圧部分のみを接着する機能を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-316646号公報
特開2006-1580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自着テープはコイル状に巻いて製品とされ、使用者が自着テープを巻き解いて使用に適した長さに切断し、例えば生花の束の茎に巻いて自着テープの両端部の自着剤塗布面どうしを重ねて加圧することで接着する。
【0005】
このような自着テープでは、自着テープどうしを強固に接着できることは勿論のこと、容易に自着テープを巻き解けることも重要である。また、花束は水に生けられることから、耐水性を有することが求められ、さらに、鉛筆などの筆記具で必要事項を記載することがあることから筆記性も求められる。
【0006】
したがって、本発明は、接着力が高くしかも容易に巻き解くことができるとともに、耐水性および筆記性を備えた自着テープを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、基材の片面にアンカー剤層と自着剤層がこの順に積層された自着テープにおいて、前記自着剤層同士の自着力が1.2N/6mm以上であり、前記自着剤層と前記基材との接着力が0.4N/15mm以下である自着テープである。
【0008】
本発明においては、アンカー剤が、ポリオレフィン樹脂にポリエーテルウレタンを75/25~80/20の重量比で混合したポリオレフィン樹脂であることが望ましい。
【0009】
また、自着剤は、バインダーとしての天然ゴムラテックス原液および変性スチレン・ブタジエン共重合体と、充填材としての非晶質シリカからなり、充填材/バインダー比が0.044~0.066であることが望ましい。
【0010】
さらに自着剤は、天然ゴムラテックス原液100重量部に対して変性スチレンア・ブタジエン共重合体を5部~10部含有していることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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