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公開番号2024091083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207478
出願日2022-12-23
発明の名称ラミネート装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 11/70 20060101AFI20240627BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】画像が記録されない第2部材が余分に消費されることを抑制できる。
【解決手段】ラミネート装置1は、第1部材101が巻かれて形成された第1ロール111を支持する第1ホルダ21と、第2部材102が巻かれて形成された第2ロール112を支持する第2ホルダ22と、第1ロール111から引き出された第1部材101に画像を記録する記録部30と、記録部30で画像が記録された第1部材101と第2ロール112から引き出された第2部材102とを貼り合わせる貼合部60と、第2ロール112と貼合部60との間に位置し、第2ロール112から引き出された第2部材102を切断する第1切断部40と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1部材が巻かれて形成された第1ロールを支持する第1支持部と、
第2部材が巻かれて形成された第2ロールを支持する第2支持部と、
上記第1ロールから引き出された上記第1部材に画像を記録する記録部と、
上記記録部で画像が記録された上記第1部材と上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合部と、
上記第2ロールと上記貼合部との間に位置し、上記第2ロールから引き出された上記第2部材を切断する第1切断部と、を備えたラミネート装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
上記第2ロールと上記第1切断部との間に位置し、上記第2ロールから引き出された上記第2部材を把持する第1ローラ対をさらに備えた請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項3】
上記第1切断部と上記貼合部との間に位置し、上記第1切断部を通過した上記第2部材を把持する第2ローラ対をさらに備えた請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項4】
上記貼合部の下流側に位置し、上記貼合部で張り合わされた上記第1部材および上記第2部材を切断する第2切断部をさらに備えた請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項5】
制御部をさらに備え、
上記制御部は、
上記第2ロールから引き出された上記第2部材を上記第1切断部で切断させる切断動作と、
上記切断動作の後に、上記記録部で画像が記録された上記第1部材と上記第1切断部で切断された上記第2部材とを貼り合わせる貼合動作と、
上記貼合動作の後に、上記第1ロールから引き出された上記第1部材を巻き戻しさせる巻き戻し動作と、を実行する請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項6】
上記第1部材および上記第2部材の一方は粘着部を有する部材であり、他方は粘着部を有しない部材であり、
上記制御部は、
上記粘着部を有しない部材を上記貼合部に挿入させる第1挿入動作と、
上記第1挿入動作の後に、上記粘着部を有する部材を上記貼合部に挿入させる第2挿入動作と、を実行する請求項5に記載のラミネート装置。
【請求項7】
上記制御部は、上記巻き戻し動作において、上記第1部材が上記貼合部に把持された状態を維持するように上記第1部材を上記第1ロールに巻き戻しさせる請求項5に記載のラミネート装置。
【請求項8】
上記第1ロールと上記貼合部との間に位置し、上記第1ロールから引き出された上記第1部材を切断する第3切断部、をさらに備えた請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項9】
制御部をさらに備え、
上記制御部は、
上記記録部で画像が記録された上記第1部材と上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合動作と、
上記貼合動作の後に、上記第2ロールから引き出された上記第2部材を上記第1切断部で切断させる切断動作と、
上記切断動作の後に、上記第1ロールから引き出された上記第1部材を巻き戻しさせる巻き戻し動作と、を実行する請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項10】
制御部をさらに備え、
上記制御部は、
上記記録部で画像が記録された上記第1部材と上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合動作と、
上記貼合動作の後に、上記第2ロールから引き出された上記第2部材を上記第1切断部で切断させる切断動作と、
上記切断動作の後に、上記第2ロールから引き出された上記第2部材を巻き戻しさせる巻き戻し動作と、を実行する請求項1に記載のラミネート装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材を貼り合わせるラミネート装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、印画物を製造する装置が記載されている。この装置では、印刷部は、被記録媒体用ロールから引き出された被記録媒体上に印画像を形成する。印画像が形成された被記録媒体は、ラミネート処理部に搬送され、ラミネート処理部内のガイドロールでラミネート部材用ロールから引き出されたラミネート部材と重ね合わされる。重ね合わされた被記録媒体とラミネート部材とは、加圧加熱ロールで加熱され、第2のカット部で切り離される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-211593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された装置では、ラミネート部材用ロールから引き出されたラミネート部材を、被記録媒体に貼り合わせる前に切断する手段がないため、ラミネート部材が余分に消費されるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像が記録されない第2部材が余分に消費されることを抑制できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明のラミネート装置は、第1部材が巻かれて形成された第1ロールを支持する第1支持部と、第2部材が巻かれて形成された第2ロールを支持する第2支持部と、上記第1ロールから引き出された上記第1部材に画像を記録する記録部と、上記記録部で画像が記録された上記第1部材と上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合部と、上記第2ロールと上記貼合部との間に位置し、上記第2ロールから引き出された上記第2部材を切断する第1切断部と、を備えている。
【0007】
上記ラミネート装置によれば、第2ロールと貼合部との間に第1切断部が位置するので、貼り合わせに必要な第2部材のみが貼合部に供給される。このため、第2部材が余分に消費されることを抑制することができる。
【0008】
(2) 好ましくは、上記ラミネート装置は、上記第2ロールと上記第1切断部との間に位置し、上記第2ロールから引き出された上記第2部材を把持する第1ローラ対をさらに備えていてもよい。
【0009】
(3) 好ましくは、上記ラミネート装置は、上記第1切断部と上記貼合部との間に位置し、上記第1切断部を通過した上記第2部材を把持する第2ローラ対をさらに備えていてもよい。
【0010】
(4) 好ましくは、上記ラミネート装置は、上記貼合部の下流側に位置し、上記貼合部で張り合わされた上記第1部材および上記第2部材を切断する第2切断部をさらに備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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