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公開番号2024091082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207477
出願日2022-12-23
発明の名称ラミネート装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 11/70 20060101AFI20240627BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】貼り合わされる部材の粘着層が貼合部内の部品に接触することを低減できる手段を提供する。
【解決手段】ラミネート装置1は、複数の部材を重ねて貼り合わせる貼合部50と、貼合部50に複数の部材を搬送する搬送部20と、制御部90とを備えている。制御部90は、第1部材101と、第2部材102の後端122を含む一部と、第3部材103の先端123を含む一部とが重なった状態で、貼合部50に貼り合わせを行わせる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の部材を重ねて貼り合わせる貼合部と、
上記貼合部に上記複数の部材を搬送する搬送部と、
制御部とを備え、
上記制御部は、第1部材と、第2部材の後端を含む一部と、第3部材の先端を含む一部とが重なった状態で、上記貼合部に貼り合わせを行わせるラミネート装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
上記第2部材の後端を検知する第1センサ部をさらに備え、
上記制御部は、上記第1センサ部が上記第2部材の後端を検知した位置から所定の送り量だけ搬送させた位置に、上記第2部材の後端を停止させる請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項3】
上記第3部材の先端を検知する第2センサ部をさらに備え、
上記制御部は、上記第2センサ部が上記第3部材の先端を検知した位置から所定の送り量だけ上記第3部材を搬送させた後に、上記貼合部の動作を開始させる請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項4】
上記貼合部は、第1ローラおよび第2ローラを含むローラ対を含む請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項5】
上記貼合部は、上記第1ローラと上記第2ローラとの間に、上記第1部材、上記第2部材、および上記第3部材を、上記第1部材、上記第2部材、上記第3部材の順で重なった状態で貼り合わせる請求項4に記載のラミネート装置。
【請求項6】
上記貼合部は、上記第1ローラと上記第2ローラとの間に、上記第1部材、上記第2部材、および上記第3部材を、上記第1部材、上記第3部材、上記第2部材の順で重なった状態で貼り合わせる請求項4に記載のラミネート装置。
【請求項7】
上記第1部材が上記貼合部へ向けて搬送される方向と、上記第1部材、上記第2部材、および上記第3部材が貼り合わされた部材が上記貼合部から搬送される方向とが形成する角が鈍角である請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項8】
上記第2部材および上記第3部材が上記貼合部へ向けて搬送される方向と、上記第1部材、上記第2部材、および上記第3部材が貼り合わされた部材が上記貼合部から搬送される方向とが形成する角が鈍角である請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項9】
水平方向と、上記第1ローラの中心と上記第2ローラの中心とを結ぶ線分の方向とが形成する鋭角が、40°以上75°以下である請求項4に記載のラミネート装置。
【請求項10】
上記第2部材および上記第3部材が上記第1部材と貼り合わされる貼り合わせ面に当接し、上記第2部材および上記第3部材を上記貼合部に向けてガイドする第1ガイド部をさらに備えた請求項1に記載のラミネート装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材を貼り合わせるラミネート装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、印画物を製造する装置が記載されている。この装置では、印刷部は、被記録媒体用ロールから引き出された被記録媒体上に印画像を形成する。印画像が形成された被記録媒体は、第1のカット部で所定の長さにカットされ、ラミネート処理部に搬送され、ラミネート処理部内のガイドロールでラミネート部材用ロールから引き出されたラミネート部材と重ね合わされる。重ね合わされた被記録媒体とラミネート部材とは、加圧加熱ロールで加熱され、第2のカット部で切り離される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-211593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1ロールから引き出された第1部材と搬送された第2部材と第2部材よりも後に搬送された第3部材とを一対のローラを含む貼合部で貼り合わせるラミネート装置がある。第1ロールから引き出された第1部材が貼り合わせ面に接着層を有する場合、第1部材の貼り合わせ面に接する部材がなくなると、第1部材の粘着層が貼合部の一方のローラに接触し、ラミネート装置で動作異常が発生することがある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、貼り合わされる部材の粘着層が貼合部内の部品に接触することを低減できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明のラミネート装置は、複数の部材を重ねて貼り合わせる貼合部と、上記貼合部に上記複数の部材を搬送する搬送部と、制御部とを備えている。上記制御部は、第1部材と、第2部材の後端を含む一部と、第3部材の先端を含む一部とが重なった状態で、上記貼合部に貼り合わせを行わせる。
【0007】
上記ラミネート装置によれば、第1部材が貼り合わせ面に粘着層を有する場合であって、第2部材と第3部材とを第1部材の貼り合わせ面に貼り合わせる場合、第2部材の後端を含む一部と第2部材よりも搬送方向の上流に位置する第3部材の先端を含む一部とが重なった貼り合わせを行うことにより、第2部材と第3部材との間に隙間ができず、第1部材の粘着層が貼合部内の部品に接触することを低減できる。
【0008】
(2) 好ましくは、上記ラミネート装置は、上記第2部材の後端を検知する第1センサ部をさらに備え、上記制御部は、上記第1センサ部が上記第2部材の後端を検知した位置から所定の送り量だけ搬送させた位置に、上記第2部材の後端を停止させてもよい。
【0009】
(3) 好ましくは、上記ラミネート装置は、上記第3部材の先端を検知する第2センサ部をさらに備え、上記制御部は、上記第2センサ部が上記第3部材の先端を検知した位置から所定の送り量だけ上記第3部材を搬送させた後に、上記貼合部の動作を開始させてもよい。
【0010】
(4) 好ましくは、上記貼合部は、第1ローラおよび第2ローラを含むローラ対を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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