TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024087390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202191
出願日2022-12-19
発明の名称印刷装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240624BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】媒体をセットしやすい印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置11は、搬送される媒体99に液体を吐出することによって印刷する印刷部16と、印刷部と対向する支持部21であって、媒体を支持する支持面22を有する支持部と、支持部から掛け渡される媒体を保持する保持部26と、媒体の搬送方向において支持部よりも下流に位置し、印刷された媒体を加熱する加熱部31と、加熱部と対向する遮熱部41と、を備え、遮熱部は、加熱部と対向する対向面43であって、支持部と案内部とに掛け渡される媒体から離れる対向面と、搬送方向の下流となる端部に、対向面から加熱部に向けて突出する突出部分46と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送される媒体に液体を吐出することによって印刷する印刷部と、
前記印刷部と対向する支持部であって、媒体を支持する支持面を有する前記支持部と、
前記支持部から掛け渡される媒体を保持する保持部と、
媒体の搬送方向において前記支持部よりも下流に位置し、印刷された媒体を加熱する加熱部と、
前記加熱部と対向する遮熱部と、を備え、
前記遮熱部は、
前記加熱部と対向する対向面であって、前記支持部と前記保持部とに掛け渡される媒体から離れる前記対向面と、
前記搬送方向の下流となる端部に、前記対向面から前記加熱部に向けて突出する突出部分と、を有することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記突出部分は、前記対向面から前記加熱部に向けて突出する位置と、前記遮熱部において収納される位置とに変位するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記突出部分は、複数の突起によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記突出部分を駆動させる駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、印刷動作が開始する場合に前記突出部分を前記対向面から突出させ、印刷動作が停止する場合に前記突出部分を収納することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項5】
外気の温度を測定する温度センサーと、
前記遮熱部を変位させる動力部と、を備え、
前記動力部は、前記温度センサーが測定する外気の温度に基づいて、前記加熱部と前記遮熱部との距離を変更するように前記遮熱部を変位させることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記突出部分の突出量を変更する駆動部を備え、
前記駆動部は、前記加熱部と前記遮熱部との距離に基づいて、前記突出部分の突出量を変更する請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記突出部分は、布によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、媒体に液体を吐出することによって印刷する印刷部と、印刷部と対向する支持部と、支持部から掛け渡される媒体を保持する保持部と、印刷された媒体を加熱する加熱部と、加熱部と対向する遮熱部とを備える印刷装置が記載されている。媒体は、支持部と保持部とに掛け渡されることによって、加熱部と遮熱部との間を通る。印刷装置は、加熱部と遮熱部との間を通る媒体を乾燥させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-138348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される印刷装置においては、媒体を印刷装置にセットする場合に、加熱部と遮熱部との間に媒体を通す必要がある。加熱部と遮熱部との間に媒体を垂らすように送り出すことによって、遮熱部に沿って媒体が保持部に案内される。しかし、遮熱部に沿って媒体が保持部に案内される場合に、媒体の先端が遮熱部と保持部との隙間に入り込むことがある。そのため、媒体をセットしづらいという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する印刷装置は、搬送される媒体に液体を吐出することによって印刷する印刷部と、前記印刷部と対向する支持部であって、媒体を支持する支持面を有する前記支持部と、前記支持部から掛け渡される媒体を保持する保持部と、媒体の搬送方向において前記支持部よりも下流に位置し、印刷された媒体を加熱する加熱部と、前記加熱部と対向する遮熱部と、を備え、前記遮熱部は、前記加熱部と対向する対向面であって、前記支持部と前記保持部とに掛け渡される媒体から離れる前記対向面と、前記搬送方向の下流となる端部に、前記対向面から前記加熱部に向けて突出する突出部分と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
印刷装置の一実施例を示す側面図である。
遮熱部が突出部分を有しない比較例を示す側面図である。
突出部分が媒体を案内するときの側面図である。
突出部分の一例を示す斜視図である。
突出部分の別例を示す斜視図である。
図5とは異なる突出部分の別例を示す斜視図である。
図5及び図6とは異なる突出部分の別例を示す斜視図である。
印刷装置の電気的構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、印刷装置の一実施例について図を参照しながら説明する。印刷装置は、例えば、布帛、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真、図形などの画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
【0008】
<印刷装置>
図1に示すように、印刷装置11は、繰出部12を備える。繰出部12は、媒体99を繰り出すように構成される。繰出部12は、繰出軸13を有する。繰出軸13は、印刷前の媒体99が巻き重ねられたロール体100を保持する。繰出軸13に保持されるロール体100が回転することによって、繰出部12から媒体99が繰り出される。したがって、媒体99は、ロール体100から連続する長尺の布帛又は用紙である。
【0009】
印刷装置11は、巻取部14を備える。巻取部14は、媒体99を巻き取るように構成される。詳しくは、巻取部14は、繰出部12から繰り出された媒体99を巻き取る。巻取部14は、巻取軸15を有する。巻取軸15は、印刷後の媒体99が巻き重ねられたロール体100を保持する。巻取軸15に保持されるロール体100が回転することによって、巻取部14に媒体99が巻き取られる。
【0010】
印刷装置11は、印刷部16を備える。印刷部16は、搬送される媒体99に液体を吐出することによって媒体99に画像を印刷するように構成される。印刷部16は、媒体99が繰出部12から繰り出されてから巻取部14に巻き取られるまでの過程で、媒体99に画像を印刷する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本化薬株式会社
処理液
2か月前
シヤチハタ株式会社
印判
3か月前
株式会社デュプロ
転写装置
8か月前
シヤチハタ株式会社
吐出容器
9か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
5か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
5か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
6か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
8か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
8か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
9か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
5か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
9か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
7か月前
キヤノン電子株式会社
印刷装置
1か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
6か月前
株式会社リコー
印刷装置
6か月前
株式会社リコー
電子機器
5か月前
三菱製紙株式会社
画像形成方法
6か月前
三光株式会社
感熱記録材料
3か月前
キヤノン株式会社
プリンタ
9か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
7か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
9か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4か月前
株式会社リコー
画像形成装置
4か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4か月前
株式会社リコー
液滴吐出装置
1か月前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
2か月前
東レ株式会社
凸版印刷版の製造方法
2か月前
続きを見る