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公開番号
2024087291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-01
出願番号
2022202037
出願日
2022-12-19
発明の名称
海苔製造機
出願人
株式会社イツワ工業
代理人
個人
主分類
A23L
17/60 20160101AFI20240624BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】食品添加物を添加した乾燥海苔の製造に要するコストや時間や手間を低減させることができる海苔製造方法又は海苔製造機を提供すること。
【解決手段】本発明では、海苔原藻と水分とからなる海苔原料を海苔簀(4)に抄製した後に乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造方法において、海苔原料に食品添加物を添加した後に乾燥させることにした。また、前記食品添加物を海苔簀(4)に抄製した海苔原料の表面に付着させた後に乾燥させることにした。また、海苔製造機(1)において、抄製装置(9)に供給する海苔原藻と水分とからなる海苔原料に食品添加物を添加するための添加装置(17)を設けることにした。また、搬送経路上の脱水装置(10)と乾燥装置(11)との間に、抄製装置(9)で抄製した海苔原藻と水分とからなる海苔原料に食品添加物を添加するための添加装置(21)を設けることにした。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
海苔原藻と水分とからなる海苔原料を海苔簀に抄製した後に乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造方法において、
海苔原料に食品添加物を添加した後に乾燥させることを特徴とする海苔製造方法。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記食品添加物を海苔簀に抄製した海苔原料の表面に付着させた後に乾燥させることを特徴とする請求項1に記載の海苔製造方法。
【請求項3】
海苔簀を搬送する搬送経路上に抄製装置、脱水装置、乾燥装置、剥離装置を順に配置した海苔製造機において、
抄製装置に供給する海苔原藻と水分とからなる海苔原料に食品添加物を添加するための添加装置を設けたことを特徴とする海苔製造機。
【請求項4】
海苔簀を搬送する搬送経路上に抄製装置、脱水装置、乾燥装置、剥離装置を順に配置した海苔製造機において、
搬送経路上の脱水装置と乾燥装置との間に、抄製装置で抄製した海苔原藻と水分とからなる海苔原料に食品添加物を添加するための添加装置を設けたことを特徴とする海苔製造機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、海苔原藻と水分とからなる海苔原料を海苔簀に抄製した後に乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造方法及び海苔製造機に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、乾燥海苔を製造するために海苔製造機が用いられている。この海苔製造機では、海苔簀を搬送装置で連続的に搬送する搬送経路上に抄製装置、脱水装置、乾燥装置を順に配置し、抄製装置で海苔簀に海苔原藻と水分とからなる海苔原料を供給して海苔簀に所定形状の海苔生地を抄製し、その後、脱水装置で海苔生地を脱水した後に、乾燥装置で海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造している。
【0003】
そして、味付け海苔を製造する場合には、海苔製造機の乾燥装置で乾燥させた乾燥海苔に味付け用の液体を付着させ、その後、再び乾燥させている(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6840370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の味付け海苔の製造方法では、一旦、乾燥装置で乾燥させた乾燥海苔に味付け用の液体を付着させ、その後に、再び乾燥させて味付け海苔を製造していた。
【0006】
そのため、味付け海苔の製造に2回の乾燥工程が必要となり、製造に要するコストや時間や労力が多大なものとなっていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、海苔原藻と水分とからなる海苔原料を海苔簀に抄製した後に乾燥させて乾燥海苔を製造する海苔製造方法において、海苔原料に食品添加物を添加した後に乾燥させることにした。
【0008】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記食品添加物を海苔簀に抄製した海苔原料の表面に付着させた後に乾燥させることにした。
【0009】
また、請求項3に係る本発明では、海苔簀を搬送する搬送経路上に抄製装置、脱水装置、乾燥装置、剥離装置を順に配置した海苔製造機において、抄製装置に供給する海苔原藻と水分とからなる海苔原料に食品添加物を添加するための添加装置を設けることにした。
【0010】
また、請求項4に係る本発明では、海苔簀を搬送する搬送経路上に抄製装置、脱水装置、乾燥装置、剥離装置を順に配置した海苔製造機において、搬送経路上の脱水装置と乾燥装置との間に、抄製装置で抄製した海苔原藻と水分とからなる海苔原料に食品添加物を添加するための添加装置を設けることにした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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