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公開番号2024085419
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2023211593
出願日2023-12-14
発明の名称記録装置
出願人キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人
主分類B41J 15/04 20060101AFI20240619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録部よりも上流側かつ搬送ローラの下流側に配置したセンサを、センサの発光部と受光部とを対向させてセンサの出力レベルを判定可能な状態で、記録媒体の幅方向に移動させる際、センサが記録ヘッドと搬送ローラの間に位置するため操作しにくいという課題があった。
【解決手段】記録部よりも上流側かつ搬送ローラの下流側に配置したセンサを記録媒体の幅方向に移動させるときに使用するつまみを、搬送ローラの上流側に配置することにより、ユーザが操作するためのスペースを取ることができ、操作しやすくなる。
【選択図】図9


特許請求の範囲【請求項1】
連続したシートに貼りつけられたラベルを記録媒体とし、前記ラベルに記録を行う記録装置であって、
搬送ローラと、前記搬送ローラとの間で記録媒体を狭持するピンチローラと、を含み前記搬送ローラで記録媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記所定の搬送方向において、前記搬送手段よりも下流側に位置し、前記搬送手段によって搬送されるラベルに記録を行う記録手段と、
前記所定の搬送方向において前記記録手段よりも上流側かつ前記搬送ローラおよび前記ピンチローラよりも下流側に位置する発光部を備える発光ユニットであって、ユーザが操作して前記発光部を記録媒体の幅方向に移動させることが可能な第1のつまみを備える発光ユニットと、
前記所定の搬送方向において前記記録手段が記録媒体に記録を行うときの位置よりも上流側かつ前記搬送ローラおよび前記ピンチローラよりも下流側に位置する受光部を備える受光ユニットであって、ユーザが操作して前記受光部を記録媒体の幅方向に移動させることが可能な第2のつまみを備え、前記発光部から照射され記録媒体を透過した光を前記受光部で受光可能であり、前記搬送手段が搬送するラベルの先端を前記受光部の受光量に基づいて検出する受光ユニットと、
を備え、前記第1のつまみと前記第2のつまみは、前記発光ユニットが発光する光を前記受光ユニットが受光可能な状態で前記幅方向に移動させて前記発光ユニットと前記受光ユニットの位置を調整可能とするために、前記所定の搬送方向において前記搬送ローラ及び前記ピンチローラよりも上流側に位置する
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
並行に配置された第1のシャフトと第2のシャフトを備え、前記発光ユニットは前記第1のシャフトに沿って移動し、前記受光ユニットは前記第2のシャフトに沿って移動することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体に画像を記録する画像記録装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
連続したシートに貼りつけられたラベルを記録媒体として記録を行う記録装置において、記録を行う記録部と記録媒体を搬送する搬送ローラの間に記録媒体の先端を検出するセンサを配置したものがある。即ち、記録媒体の搬送方向において、センサを記録部よりも上流側かつ搬送ローラよりも下流側に配置した構成である。
【0003】
特許文献1は、記録を行う記録部と記録媒体を搬送する搬送ローラの間に記録媒体の先端を検出するセンサを配置した記録装置を開示している。このような記録装置の場合、記録媒体への記録が終了したあと、未記録のラベルの先端を記録部よりも搬送方向上流側にあるセンサの位置までバックフィードして停止し、次回の記録動作に備える。
【0004】
連続したシートに貼りつけられたラベルに記録を行う記録装置では、ラベルの先端を検出してから記録ヘッドで記録を開始するタイミングを決定するため、ラベルを検出する透過センサの発光部と受光部を対向させて記録ヘッドよりも上流側に配置する。また、先端がカットされたシートの端部に近い位置に貼り付けられたラベル(先頭ラベル)でも、搬送ローラで搬送してセンサで検出できるように搬送ローラをセンサの上流側に配置する。
【0005】
記録装置内部をこのような配置とすることにより、シートのバックフィードを行う際に、搬送ローラからシートが外れる前に先頭ラベルの先端をセンサで検出して、バックフィードを停止することができる。センサの位置は記録部の上流側であるので、ラベルが貼りつけられたシートを記録装置にセットした後や、ラベルが貼りつけられたシートをカットした後に、バックフィードしてから先頭ラベルに記録を行うことが可能となる。
【0006】
記録媒体であるラベルの形状は様々である。通常、記録装置は矩形のラベルを想定し、記録動作も矩形のラベルを前提として決定される。矩形以外のラベルの場合、ラベルを検出するセンサの位置とラベル先端の位置が幅方向でずれていると、ラベル先端を検出できないことがある。そのため、センサを記録媒体の幅方向に移動可能としたものもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-74964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、センサの発光部と受光部とを対向させてセンサの出力レベルを判定可能な状態でセンサを移動させようとした時、センサの上流側には搬送ローラがあり、センサの下流側には記録ヘッドがあるため、ユーザがセンサを幅方向に移動させる際に操作しにくいという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための、本発明に係る一実施形態は、搬送ローラと、前記搬送ローラとの間で記録媒体を狭持するピンチローラと、を含み前記搬送ローラで記録媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、前記所定の搬送方向において、前記搬送手段よりも下流側に位置し、前記搬送手段によって搬送されるラベルに記録を行う記録手段と、前記所定の搬送方向において前記記録手段よりも上流側かつ前記搬送ローラおよび前記ピンチローラよりも下流側に位置する発光部を備える発光ユニットであって、ユーザが操作して前記発光部を記録媒体の幅方向に移動させることが可能な第1のつまみを備える発光ユニットと、前記所定の搬送方向において前記記録手段が記録媒体に記録を行うときの位置よりも上流側かつ前記搬送ローラおよび前記ピンチローラよりも下流側に位置する受光部を備える受光ユニットであって、ユーザが操作して前記受光部を記録媒体の幅方向に移動させることが可能な第2のつまみを備え、前記発光部から照射され記録媒体を透過した光を前記受光部で受光可能であり、前記搬送手段が搬送するラベルの先端を前記受光部の受光量に基づいて検出する受光ユニットと、を備え、前記第1のつまみと前記第2のつまみは、前記発光ユニットが発光する光を前記受光ユニットが受光可能な状態で前記幅方向に移動させて前記発光ユニットと前記受光ユニットの位置を調整可能とするために、前記所定の搬送方向において前記搬送ローラ及び前記ピンチローラよりも上流側に位置するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、記録媒体を検出するセンサを記録部の上流側かつ搬送ローラの下流側に配置し、センサを記録媒体の幅方向に移動可能な構成であっても、センサを移動させる操作を行いやすい記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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