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公開番号2024085069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199397
出願日2022-12-14
発明の名称記録装置
出願人キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人
主分類B41J 25/304 20060101AFI20240619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】インクジェット方式の記録ユニットのように記録ユニットの重量が大きい場合、内部の構造体の剛性を高める必要があるが、剛性を高くすると、開閉機構を閉じたときに記録媒体を搬送する搬送ユニットに対する記録ユニットの位置合わせが困難になるという課題がある。
【解決手段】記録手段と、搬送手段と、記録手段を回動可能に支持するヒンジと、を有する記録装置において、ヒンジの回動軸をヒンジから搬送手段に向かって下降する方向に傾斜を持つように配置する。
【選択図】図8


特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に記録を行う記録手段と、
前記記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記記録手段を、前記搬送手段に対して接離するように、回動軸を中心に回動可能に支持するヒンジと、
を有し、
前記ヒンジは、水平面と平行で前記搬送方向と直交する方向において、前記搬送手段と重ならない位置に配置され、
前記ヒンジの回動軸は、前記ヒンジから前記搬送手段に向かって下降する方向に傾斜している
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記搬送手段に対して前記記録手段を固定するロック手段と、
前記ロック手段による前記記録手段の固定を解除する解除レバーと、
をさらに有し、
前記解除レバーは、前記搬送手段よりも前記搬送方向の下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ロール状に巻き取られたシートを記録媒体としてロールシート給送部から給送し、シート搬送部によってシートを記録領域に搬送し、シートに対して記録ヘッドで記録を行う記録装置がある。ロールシートを記録媒体として扱う記録装置は、ロールシート搬送部でロールシートの詰まりが発生した時に、ロールシートの詰まりを解消してロールシートを再度セットする作業を行う必要がある。この時、特許文献1のように記録部を筐体の一部と一緒に移動させてロールシートの搬送経路を開放し、ユーザが作業を行うためのスペースを確保するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-206497
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の記録装置においては、ロールシートの搬送経路を露出させるために移動させる記録ユニットの記録方式は、熱転写方式である。熱転写方式の記録ユニットは比較的軽量であるため、開閉機構を備える筐体に大きな強度を必要としない。しかし、記録ユニットの記録方式をインクジェット方式とする場合、熱転写方式よりも記録部の重量が増加する。記録部の重量の増加に伴い、内部構造の剛性を高める必要があるが、内部構造の剛性を高くすると、開閉機構を閉じたときに記録媒体を搬送する搬送ユニットに対する記録ユニットの位置合わせが困難になるという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、開閉機構を有する記録装置において搬送ユニットと記録ユニットの位置合わせを容易とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための、本発明に係る一実施形態は、記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録媒体を搬送方向に搬送する搬送手段と、前記記録手段を、前記搬送手段に対して接離するように、回動軸を中心に回動可能に支持するヒンジと、を有し、 前記ヒンジは、水平面と平行で前記搬送方向と直交する方向において、前記搬送手段と重ならない位置に配置され、前記ヒンジの回動軸は、前記ヒンジから前記搬送手段に向かって下降する方向に傾斜していることを特徴とする記録装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、開閉機構を有する記録装置において搬送部と記録部の位置合わせを容易とすることが可能な記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の記録装置の全体構成を説明する図
本実施形態の記録装置の構成を説明する図
ロールシートの構成を説明する図
本実施形態の記録装置の制御部の構成を示すブロック図
搬送ユニットを説明する図
ロールシートとメンテナンスカートリッジの位置を示す図
メンテナンスカートリッジを説明する図
記録装置内部の斜視図
搬送ユニットの保持部を説明する図
ヒンジ部を説明する図
ロック部材と操作レバーを説明する図
記録ユニットと搬送ユニットが固定された状態を説明する図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係わる記録装置の実施形態を図に基づいて説明する。
【0009】
<記録装置の全体構成>
図1は、本実施形態の記録装置を示した斜視図である。記録装置100は、LCD及びタッチパネルからなる操作部102が設けられた装置本体101と、記録媒体がロール状に巻き取られたロールシートを装填するロールシートホルダ103と、を備えている。記録装置100は、ロールシートを搬送手段によって搬送しつつ、そのロールシートに付されたラベルに合わせて、ホストコンピュータ104から受信したデータに基づいて記録を行う。記録装置100とホストコンピュータ104とは、プリンタケーブル105によってつながれている。
【0010】
図2は、本実施形態の記録装置の模式断面図である。記録装置100は、ロールシートホルダ103に装填している記録媒体としてのロールシート200を、搬送ユニット201で搬送するよう構成されている。ロールシート200は、搬送ユニット201の搬送ローラ202と搬送ベルト207とで搬送される。搬送ユニット201の内部にはファン208が設けられ、搬送ユニット201は、ファン208によって負圧を発生させてロールシート200を搬送ベルト207に吸いつけながらロールシート200の搬送を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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