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公開番号2024083648
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024071728,2023001880
出願日2024-04-25,2021-07-08
発明の名称ベビーカーのブレーキ機構
出願人ワンダーランド スイツァーランド アーゲー
代理人個人,個人
主分類B62B 9/08 20060101AFI20240614BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】操作が簡単であり、両側の車輪を同時に止めることができるベビーカーのブレーキ機構を提供する。
【解決手段】ベビーカーのブレーキ機構は、車体フレーム、ブレーキ駆動ユニット、連動ユニット、及びブレーキロックを含む。ブレーキ駆動ユニットは、車体フレームに設けられ、2つの連動ユニットは、それぞれ車体フレームの左右両側に設けられている。ブレーキロックは、連動ユニットに固定連結されている。ブレーキ駆動ユニットが連動ユニットを押してブレーキロックを動作させる。
【選択図】図24
特許請求の範囲【請求項1】
車体フレーム、ブレーキ駆動ユニット、連動ユニット、ブレーキロック及び車輪を含むベビーカーのブレーキ機構であって、前記ブレーキ駆動ユニットは、前記車体フレームに設けられ、2つの連動ユニットは、それぞれ前記車体フレームの左右両側にスライド可能に設けられ、前記ブレーキ駆動ユニットの両端は、それぞれ2つの前記連動ユニットに当接し、前記連動ユニットのそれぞれには、前記ブレーキロックが連結されており、2つの前記車輪は、それぞれ前記車体フレームの左右両側に枢着され、前記ブレーキ駆動ユニットが連動ユニットを押して前記ブレーキロックと共に動作させるように駆動することにより、両側の前記ブレーキロックを前記車輪に係合させる構成であり、
前記連動ユニットは、押し部を含み、前記押し部は、前記車体フレーム内に上下にスライド可能に設けられ、
前記ブレーキ駆動ユニットには、第3の斜面が設けられ、前記押し部には、第4の斜面が設けられ、前記第3の斜面は、前記第4の斜面に嵌合して接続され、
前記押し部には、スライド方向に沿って位置制限溝が設けられ、前記車体フレームには、位置制限軸が設けられ、前記位置制限軸は、前記位置制限溝にスライド可能に挿入されていることを特徴とするベビーカーのブレーキ機構。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記ブレーキ駆動ユニットは、ブレーキペダル及び駆動部材を含み、前記ブレーキペダルは、前記車体フレームに上下にスライド可能に設けられ、前記ブレーキペダルの両端は、それぞれ2つの前記駆動部材に当接し、前記駆動部材は、前記車体フレームに左右にスライド可能に設けられ、前記駆動部材は、前記連動ユニットに当接し、前記ブレーキペダルをスライドさせることにより、2つの前記駆動部材を押してスライドさせ、これにより、2つの前記駆動部材は、それぞれ2つの前記連動ユニットを動作させることを特徴とする請求項1に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項3】
前記ブレーキ駆動ユニットは、弾性変形可能な位置決め部材をさらに含み、前記ブレーキペダルには、第1のトラック溝及び第2のトラック溝が設けられ、前記第1のトラック溝は、前記第2のトラック溝の下方に位置し、前記第1のトラック溝の一端は、前記第2のトラック溝の一端と連通し、前記位置決め部材の一端は、前記車体フレーム内に固定され、前記ブレーキペダルをスライドさせることにより、前記位置決め部材の他端は、前記第1のトラック溝の最下段と前記第2のトラック溝の最下段に交互に係止されることを特徴とする請求項2に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項4】
前記第1のトラック溝と前記第2のトラック溝は、いずれも下方に凹んだ構造をなし、前記第1のトラック溝の両端は、それぞれ前記第2のトラック溝の両端と連通し、
前記第1のトラック溝と前記第2のトラック溝は、いずれもV字型をなす
ことを特徴とする請求項3に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項5】
前記ブレーキ駆動ユニットは、前記ブレーキペダルを復帰させるための第1の弾性復帰部材をさらに含み、前記第1の弾性復帰部材は、前記ブレーキペダルと前記車体フレームとの間に設けられることを特徴とする請求項2に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項6】
前記連動ユニットは、プル部を含み、前記プル部は、前記車体フレーム内に上下にスライド可能に設けられ、前記プル部は、前記ブレーキロックに固定的に連結され、前記ブレーキ駆動ユニットが前記押し部を押してスライドさせることにより、前記押し部は、前記プル部を押して前記ブレーキロックと共にスライドさせることを特徴とする請求項1に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項7】
前記押し部は、押し部材及びピンを含み、前記押し部材は、車体フレーム内に上下にスライド可能に設けられ、前記ピンの一端は、前記押し部材に固定的に連結され、前記ピンの他端は、前記プル部に当接することを特徴とする請求項6に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項8】
前記プル部は、第1の固定部材及び第1の牽引部材を含み、前記第1の固定部材は、前記車体フレーム内に上下にスライド可能に設けられ、前記第1の牽引部材の一端は、前記第1の固定部材に固定的に連結され、前記第1の牽引部材の他端は、前記ブレーキロックに固定的に連結され、前記第1の固定部材がスライドして前記第1の牽引部材を引くことにより、前記第1の牽引部材は、前記ブレーキロックを引いて前記ブレーキロックを前記車輪に係合させることを特徴とする請求項6に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項9】
前記第1の牽引部材の中間部は、逆U字型の構造をなし、且つ、前記車体フレームに支持されており、前記第1の固定部材が下方にスライドして前記第1の牽引部材を移動させることを特徴とする請求項8に記載のベビーカーのブレーキ機構。
【請求項10】
前記プル部は、ステアリング部材をさらに含み、前記ステアリング部材は、前記車体フレーム内に固定され、且つ、前記第1の固定部材の一方側に位置し、前記第1の牽引部材の逆U字型の構造は、前記ステアリング部材に穿設され、
前記ステアリング部材には、第2のコロが枢着され、前記第1の牽引部材は、前記第2のコロに巻き付けられている
ことを特徴とする請求項9に記載のベビーカーのブレーキ機構。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベビーカー分野に関し、特に、ベビーカーのブレーキ機構及びそれを備えるベビーカーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ベビーカーは、乳幼児のアウトドア活動に便利さを提供するために設計されたツールカーであり、既に広く使用されている。現在、従来のベビーカーのそれぞれの底部には、前輪及び後輪が設けられており、ここで、後輪の数は、一般的に2つであり、2つの後輪は、それぞれブレーキ機構に対応して設けられる。ベビーカーを止める必要がある場合、使用者は、それぞれ2つの後輪のブレーキ機構を足で踏む場合のみに、ベビーカーを完全に制動することができる。従来のベビーカーには、以下の問題が存在する:第1、使用者は、それぞれ2つの後輪のブレーキ機構を足で踏む場合のみに、ベビーカーを完全に制動することができるので、このブレーキ方式は、面倒で不便である。第2、使用者は、片側の後輪のブレーキ機構のみを踏む現象が発生しやすく、ベビーカーが完全に制動されていないので、ベビーカーがずり下がる可能性があり、大きな安全上の問題が存在する。
【0003】
このため、操作が簡単であり、両側の車輪を同時に止めることができるベビーカーのブレーキ機構及びそれを備えるベビーカーが強く求められている。
【発明の概要】
【0004】
本発明の第1の目的は、操作が簡単であり、両側の車輪を同時に止めることができるベビーカーのブレーキ機構を提供することである。
【0005】
本発明の第2の目的は、ベビーカーのブレーキ機構を備え、このベビーカーのブレーキ機構により両側の車輪を同時に止めることを実現し、ベビーカーに対するブレーキ操作の簡便性を向上させるベビーカーを提供することである。
【0006】
本発明は、上記の第1の目的を実現するために、車体フレーム、ブレーキ駆動ユニット、連動ユニット、ブレーキロック及び車輪を含むベビーカーのブレーキ機構を提供する。ブレーキ駆動ユニットは、車体フレームに設けられ、2つの連動ユニットは、それぞれ車体フレームの左右両側にスライド可能に設けられ、ブレーキ駆動ユニットの両端は、それぞれ2つの連動ユニットに当接し、連動ユニットのそれぞれには、ブレーキロックが固定的に連結されており、2つの車輪は、それぞれ車体フレームの左右両側に枢着され、ブレーキ駆動ユニットが連動ユニットを押してブレーキロックと共に動作させるように駆動することにより、両側のブレーキロックを車輪に係合させる。
【0007】
本発明に係るベビーカーのブレーキ機構は、従来の技術に比べて、ブレーキ駆動ユニットが両側の連動ユニットを押してスライドさせるように駆動することにより、両側の連動ユニットは、それぞれ両側のブレーキロックを動作させ、これにより、両側のブレーキロックは、それぞれ両側の車輪に係合して両側の車輪をロックする。このため、本発明に係るベビーカーのブレーキ機構は、両側の車輪を同時に止めることができ、且つ、操作が簡便である。
【0008】
好ましくは、ブレーキ駆動ユニットは、ブレーキペダル及び駆動部材を含み、ブレーキペダルは、車体フレームに上下にスライド可能に設けられ、ブレーキペダルの両端は、それぞれ2つの駆動部材に当接し、駆動部材は、車体フレームに左右にスライド可能に設けられ、駆動部材は、連動ユニットに当接し、ブレーキペダルをスライドさせることにより、2つの駆動部材を押してスライドさせ、これにより、2つの駆動部材は、それぞれ2つの連動ユニットを動作させる。
【0009】
好ましくは、ブレーキペダルの両側には、第1の斜面がそれぞれ設けられ、駆動部材の一端には、第2の斜面が設けられ、第1の斜面は、第2の斜面に嵌合して接続される。
【0010】
好ましくは、ブレーキ駆動ユニットは、弾性変形可能な位置決め部材をさらに含み、ブレーキペダルには、第1のトラック溝及び第2のトラック溝が設けられ、第1のトラック溝は、第2のトラック溝の下方に位置し、第1のトラック溝の一端は、第2のトラック溝の一端と連通し、位置決め部材の一端は、車体フレーム内に固定され、ブレーキペダルをスライドさせることにより、位置決め部材の他端は、第1のトラック溝の最下段と第2のトラック溝の最下段に交互に係止される。
(【0011】以降は省略されています)

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