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公開番号2023107717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-03
出願番号2022076285
出願日2022-05-02
発明の名称物品収納構造
出願人個人
代理人個人
主分類B62D 33/02 20060101AFI20230727BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 大小様々な大きさの物品をトラックの荷台に積載する際に、小さい物品を内部に収納でき、大きい物品を外部構造に繋止可能であり、大きい物品を繋止した場合であっても内部に収納した小さい物品の出し入れを妨げない物品収納構造を提供する。
【解決手段】 本発明は、トラックの荷台に取り付けられる物品収納構造1であって、内部に物品を収納可能な内部空間ISを形成する収納部3と、荷台に積載した他の物品を繋止可能である繋止部4と、を備え、収納部3が、内部空間ISと外部空間OSとを連通する開口を有し、繋止部4が、収納部3と接続することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
トラックの荷台に取り付けられる物品収納構造であって、
内部に物品を収納可能な内部空間を形成する収納部と、
前記荷台に積載した他の物品を繋止可能である繋止部と、を備え、
前記収納部が、前記内部空間と外部空間とを連通する開口を有し、
前記繋止部が、前記収納部と接続することを特徴とする物品収納構造。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記繋止部が、枠状体であり、前記収納部の上方に延び出す請求項1に記載の物品収納構造。
【請求項3】
前記繋止部が、鉤状部材を有する請求項1又は2に記載の物品収納構造。
【請求項4】
前記繋止部が、環状部材を有する請求項1又は2に記載の物品収納構造。
【請求項5】
前記収納部が、前記開口に扉を有する請求項1又は2に記載の物品収納構造。
【請求項6】
前記扉が、内開きである請求項5に記載の物品収納構造。
【請求項7】
前記収納部と接続する脚部をさらに備え、
前記脚部を前記荷台に固定することにより、前記荷台に取り付けられる請求項1又は2に記載の物品収納構造。
【請求項8】
前記繋止部が、前記収納部と着脱可能に接続し、前記収納部から離脱した状態で前記荷台に設置可能である請求項1又は2に記載の物品収納構造。
【請求項9】
前記繋止部が、リンク機構によって前記収納部と接続し、前記リンク機構の伸縮変位により、前記収納部に対して接離移動可能である請求項1又は2に記載の物品収納構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックの荷台に取り付け可能な物品収納構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
大小様々な大きさの荷物を同時にトラックの荷台に積載する際に、荷台上に煩雑に置かれることが多い。そのため、特許文献1では、乗員室と荷台とを備えるトラックに用いられるトラック用収納構造であって、前記乗員室の後部に取り付け可能で、内部に収納空間を形成する収納ボックスを備え、該収納ボックスは、前記乗員室の後部に取り付けられたとき、前記乗員室との対向面と異なる面に開閉可能な扉部を有することを特徴とするトラック用収納構造が提案されている。このトラック用収納構造を取り付けたトラックは、大きな荷物を荷台に積載し、小さな荷物を収容空間に収容することができる。
【0003】
特許文献2では、荷物自動車の荷台に取付けられた物入れにおいて、前記荷台の前部壁面に少なくとも90°の範囲で水平かつ前記壁面に平行な軸まわりに回動自在になるように軸着され、その左右および正面に下向きの縁を有する一枚の蓋と、この蓋の裏面に前記壁面に垂直な軸まわりに前記縁の内側に折り畳めるように取付けられた左右の側面板と、前記蓋に水平かつ前記壁面に平行な軸まわりに前記左右の側面板を内包して折り畳めるように軸着された正面板と、この正面板を前記荷台の床に係止する係止具と、前記左右の側面板および前記正面板が前記蓋の中に折り畳まれた状態で前記壁面に括りつける引き止め具とを備えたことを特徴とする物入れが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-116431号公報
実開平5-37664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
収容空間よりも大きな荷物、特に高さがあって、横倒しのできない荷物をトラックの荷台に積載して移動させる場合、荷台上での移動や転倒を防止するために、荷物を固定する必要があり、一般的にロープやゴム紐等の繋止具によってトラックの鳥居部やあおり部等に繋止する固定が行われる。しかしながら、このような固定方法では、固定が十分ではない場合や、固定可能な位置が限られる場合があり、繋止可能な箇所の増設が望まれる。特許文献1に記載のトラック用収納構造、及び特許文献2に記載の物入れは、荷台に積載した荷物を繋止するための部材を備えておらず、繋止箇所として利用することができない。仮に、荷台上に載置した荷物を、特許文献1に記載のトラック用収納構造の収納ボックス、又は特許文献2に記載の物入れの壁面に繋止した場合には、それぞれ収納空間は又物入れ内への荷物の出し入れが困難になると考えられる。
【0006】
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、大小様々な大きさの物品をトラックの荷台に積載する際に、小さい物品を内部に収納でき、大きい物品を外部構造に繋止可能であり、大きい物品を繋止した場合であっても内部に収納した小さい物品の出し入れを妨げない物品収納構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明はトラックの荷台に取り付けられる物品収納構造であって、内部に物品を収納可能な内部空間を形成する収納部と、前記荷台に積載した他の物品を繋止可能である繋止部と、を備え、前記収納部が、前記内部空間と外部空間とを連通する開口を有し、前記繋止部が、前記収納部と接続することを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、小さい物品は前記内部空間に収納することができ、大きな物品は、前記繋止部に繋止して前記荷台に積載することができる。これにより、前記他の物品を前記荷台上に確実に固定することができる。前記繋止部を備えることにより、前記他の荷物を前記収納部に繋止する必要がないため、前記物品の前記内部空間への出し入れを妨げることがない。前記収納部としては、箱状体等が採用できる。箱状体としては、枠体に複数の板材を取り付けたものや複数の板材のみを接続したもの、全体を一体的に成形したもの等が例示できる。前記繋止部は、物品を引っ掛けるための掛止部として使用することも可能である。「繋止」とは、物品を繋ぎ止めて拘束することを意味し、「繋ぎ止めて拘束する」は、紐状体又は帯状体等を用いて縛り付けること、又はばね等の弾性力を利用して挟持すること等を含む。「物品」とは、工具、農具、清掃具、家具、機械器具等を含む。
【0009】
本発明は、前記繋止部が、枠状体であり、前記収納部の上方に延び出すことが好ましい。
【0010】
この構成によれば、前記収納部よりも背の高い荷物を前記繋止部に繋止する際の利便性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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