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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024083455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024060579,2019197126
出願日2024-04-04,2019-10-30
発明の名称印刷システム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240614BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】環境に配慮した消耗品を用いる印刷システムを提供する。
【解決手段】印刷システムは、液体を収容する液体供給容器と、液体供給容器から液体供給を受けて印刷を行う印刷装置と、液体供給容器の少なくとも一部を含む画像情報を取得する撮像装置と、基準情報を取得する取得部と、画像情報と基準情報とを照合し、照合結果に応じて液体供給の可否に関する判定を行う判定部と、前記判定に応じて、前記印刷装置を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
印刷システムであって、
液体を収容する液体供給容器と、
前記液体供給容器から液体供給を受けて印刷を行う印刷装置と、
前記液体供給容器を識別するための画像情報を含む撮像画像を取得する撮像装置と、
基準情報を取得する取得部と、
前記画像情報と前記基準情報とを照合し、照合結果に応じて前記液体供給の可否に関する判定を行う判定部と、
前記判定に応じて、前記印刷装置を制御する制御部と、を備える、印刷システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の印刷システムであって、
前記画像情報は、前記液体供給容器が備える符号情報と、文字情報と、色情報と、赤外線で反射する部材に関する情報と、前記液体供給容器の外観形状とのうちの少なくとも一つ以上を含む、印刷システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の印刷システムであって
複数の撮像装置を備える、印刷システム。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の印刷システムであって、
前記液体供給容器は収容した液体の残量が視認できる壁部を有しており、
前記画像情報は、前記壁部を介した前記残量に関する残量情報を含み、
前記判定部は、前記残量に関する情報を用いて前記残量を判定することで前記残量を用いた関連情報を生成し、
前記印刷システムは、さらに、前記関連情報を通知する通知部を有する、印刷システム。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の印刷システムであって、
前記撮像装置は、前記印刷装置に着脱可能である、印刷システム。
【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の印刷システムであって、
前記印刷装置は、
前記液体を吐出可能な印刷ヘッドと、
前記印刷ヘッドに連通し、前記液体が流入する液体入口部と、を備える、印刷システム。
【請求項7】
請求項6に記載の印刷システムであって、
前記印刷ヘッドと前記液体入口部とは、主走査方向に移動可能なキャリッジに装着され、
前記制御部は、前記判定部が前記液体供給が可能であると判定した場合に、前記液体入口部と前記液体供給容器とを接続可能な接続位置に、前記キャリッジを移動する、印刷システム。
【請求項8】
請求項6または請求項7に記載の印刷システムであって、
前記撮像画像は、前記液体入口部と前記液体供給容器との接続状態を示す画像を含む、印刷システム。
【請求項9】
請求項6から請求項8までのいずれか一項に記載の印刷システムであって、更に、
前記判定部が前記液体供給が可能であると判定した場合に、前記液体入口部と前記液体供給容器との接続方法に関する情報を通知する、通知部を備える、印刷システム。
【請求項10】
請求項6から請求項9までのいずれか一項に記載の印刷システムであって、
前記印刷装置は、複数の前記液体入口部と、前記複数の前記液体入口部のそれぞれに対応する位置に設けられた点灯部と、を備え、
前記点灯部は、前記判定部が前記液体供給が可能であると判定した場合に、前記液体供給容器の接続対象である前記液体入口部の位置を示す、印刷システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンターはインクカートリッジやインクボトル等の消耗品を用いて、インクを補充している。インクカートリッジの交換において、例えば、特許文献1に記載されるような、インクカートリッジが備える無線タグを用いて、インクカートリッジの色情報等を認識し、その情報に従ってキャリッジが移動し、交換が必要なインクカートリッジが交換位置に位置決めされる技術が知られている。また、特許文献2に記載されるように、凹凸部を設けたインクボトルを用いて、インクタンク側の凹凸部と篏合することにより、プリンター側のインク入口に対応するインクボトルを適切に接続できる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開WO2003/082582号公報
特許公開2017-222152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、消耗品であるインクカートリッジやインクボトル等の容器が無線タグやICチップ等を備える場合、プラスチックと金属等が混在し、廃却時の環境負荷が大きくなるおそれがある。また、プラスチック容器を廃却する場合、凹凸が付加されている場合はその分、廃棄量が増え、環境負荷が増大する。そのため、環境に配慮した消耗品を用いた印刷システムが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一形態によれば、印刷システムが提供される。この印刷システムは、液体を収容する液体供給容器と、前記液体供給容器から液体供給を受けて印刷を行う印刷装置と、前記液体供給容器の少なくとも一部を含む画像情報を取得する撮像装置と、基準情報を取得する取得部と、前記画像情報と前記基準情報とを照合し、照合結果に応じて前記液体供給の可否に関する判定を行う判定部と、前記判定に応じて、前記印刷装置を制御する制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
印刷システムの一例を示す説明図である。
印刷装置の内部ブロック図である。
液体供給容器の一例を示す説明図である。
液体補充処理の手順の一例を表すフローチャートである。
補充用処理の一例を示す説明図である。
第2実施形態におけるキャリッジを示す説明図である。
第2実施形態における液体供給容器を示す説明図である。
第3実施形態における印刷装置を示す説明図である。
第3実施形態における、液体補充処理の一例を示す説明図である。
液体供給容器の他の例を示す説明図である。
補充用処理の他の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態における印刷システム500の一例を示す説明図である。図2は、第1実施形態における印刷装置100の内部ブロック図である。図1に示すように、印刷システム500は、印刷装置100と、消耗品の一例である液体供給容器200とを備える。液体供給容器200は、印刷システム500の消耗品である。印刷装置100は、液体を収容する液体供給容器200から液体供給を受けて印刷を行うインクジェットプリンターである。具体的には、印刷装置100は、液体供給容器200からキャリッジ110上に配置された液体容器113に液体が注入され、液体容器113に注入された液体が印刷ヘッド115に供給されて印刷媒体に印刷を行う。また、印刷装置100は、液体容器113がキャリッジ110に搭載されたオンキャリッジタイプのプリンターである。キャリッジ110は、印刷動作を行う際などに主走査方向Dmに往復移動する。主走査方向Dmは、印刷を行う印刷媒体の幅方向である。
【0008】
液体容器113は複数設けられている。本実施形態において、液体容器113は例えば5つ設けられている。5つの液体容器113のうちの3つの液体容器113は、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクを収容し、2つの液体容器113は、ブラックインクを収容する。印刷装置100の初期状態や、液体容器113の液体を消費した場合に、対応する液体供給容器200を用いて液体容器113に液体が補充される。液体供給容器200は、例えば、5つの液体容器113に対応して5種類準備される。
【0009】
印刷装置100は、制御装置400と、撮像装置300と、キャリッジ110と、ロック機構112と、通知部120と、廃液タンク117とを備える。図2に示すように、制御装置400は、RAMやROMによって構成された記憶部140と、CPU50とを備える。CPU50は、記憶部140に予めインストールされたプログラムを実行することによって、取得部10と判定部20と制御部30と印刷実行部40として機能する。ただし、これらの各部の機能の一部又は全部をハードウェア回路で実現してもよい。
【0010】
図1に示すように、撮像装置300は、液体供給容器200を識別するための画像情報を含む撮像画像を取得するカメラである。撮像装置300は、印刷装置100の上部のカバー122を開くと露出する。撮像装置300は、複数の角度から液体供給容器200を撮影できるよう、複数備えられていることが好ましい。また、撮像装置300は、液体供給容器200と印刷装置100とが接続する前の状態と、液体供給容器200と印刷装置100とが接続している状態とで撮影対象範囲を切替えられるよう回転可能であることが好ましい。本実施形態において、撮像装置300は、印刷装置100に備えられているが、例えば、カメラを有するスマートフォンや携帯電話等、印刷装置100に着脱可能な構成であってもよい。画像情報は、どの液体容器113に対応する液体供給容器200であるのかを識別するための情報を含んでいる。例えば、画像情報は、以下のような液体供給容器200を識別するための情報を少なくとも1つ以上を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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