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公開番号2024082399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196216
出願日2022-12-08
発明の名称化粧材、化粧材の施工構造及び施工方法
出願人大建工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類B27M 1/08 20060101AFI20240613BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】施工者の技量によらず、容易に仕上がり良く施工可能な化粧材、化粧材の施工構造及び施工方法を提供する。
【解決手段】化粧材10は、矩形板状の基材11と、該基材11の表面に貼り付けられた表面材12とを備えている。基材の厚さを5mm以下にする。表面材12を、基材11の四辺から食み出る大きさにし、基材11の四辺から食み出た4つの余剰部12a,…,12aの出幅が基材11の厚さよりも5mm以上長くなるように構成する。また、4つの余剰部を、基材11の裏面側に折り返し可能に構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形板状の基材と、該基材の表面に貼り付けられた表面材とを備える化粧材であって、
上記基材の厚さは、5mm以下であり、
上記表面材は、上記基材の四辺から食み出た4つの余剰部を有し、
上記各余剰部の出幅は、上記基材の厚さよりも5mm以上長く、
上記4つの余剰部は、上記基材の裏面側に折り返し可能に構成されている
ことを特徴とする化粧材。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
請求項1に記載の化粧材において、
上記4つの余剰部は、上記基材の裏面側に折り返した際に、隣り合う上記余剰部同士が重なり合わない形状に形成されている
ことを特徴とする化粧材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の化粧材において、
少なくとも一辺が、上記余剰部を上記基材の裏面側に折り返して該裏面に固定した巻き込み部に構成されている
ことを特徴とする化粧材。
【請求項4】
請求項3に記載の化粧材において、
隣り合う二辺が、上記巻き込み部に構成されている
ことを特徴とする化粧材。
【請求項5】
請求項3に記載の化粧材が複数突きつけられて施工面に取り付けられた施工構造であって、
隣接する2つの上記化粧材のいずれも、一方の上記化粧材の折り返されていない上記余剰部の表面上に他方の上記化粧材の上記巻き込み部を重ねた状態で、上記施工面に取り付けられている
ことを特徴とする化粧材の施工構造。
【請求項6】
請求項3に記載の化粧材を複数突きつけて施工面に取り付ける施工方法であって、
先に上記施工面に取り付けた一の上記化粧材の折り返されていない上記余剰部の表面上に、隣接する他の上記化粧材の上記巻き込み部を重ねた状態で、上記他の化粧材を上記施工面に取り付ける取付工程を備えている
ことを特徴とする化粧材の施工方法。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の化粧材を複数突きつけて施工面に取り付ける施工方法であって、
上記化粧材の少なくとも一辺を、上記余剰部が上記基材の裏面側に折り返されて該裏面に固定された巻き込み部に構成する巻き込み工程と、
先に上記施工面に取り付けた一の上記化粧材の折り返されていない上記余剰部の表面上に、隣接する他の上記化粧材の上記巻き込み部を重ねた状態で、該他の化粧材を上記施工面に取り付ける取付工程とを備えている
ことを特徴とする化粧材の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の室内において用いられる化粧材、化粧材の施工構造及び施工方法に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基材の表面に化粧シートを貼り付けた化粧材が、建物の室内の表面装飾に用いられている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1に記載された化粧材は、基材の表面に貼り付けた化粧シートが、基材の表面の両側端部(幅方向の両端部)から食み出した余剰部を有するように構成され、施工時に、余剰部を基材の両側面に接着することとしている。化粧材をこのように加工することにより、設備コストの高いラッピング加工機を用いることなく、基材の側端面が露出しない見栄えのよい化粧材の施工が低コストで実現可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-103491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記化粧材では、基材の幅方向の側端面は露出しないものの、長さ方向の側端面は露出している。また、上記化粧材では、化粧材同士を突き付けて施工する際に、施工者の技量不足によって隣接する化粧材間に隙間を生じ、目地が目立つ、基材や施工面が露出する等、仕上がりの意匠性が低くなる虞があった。
【0006】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、施工者の技量によらず、容易に仕上がり良く施工可能な化粧材、化粧材の施工構造及び施工方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明では、化粧材に、薄い矩形板状の基材を用い、基材の表面に貼り付ける表面材を、基材の四辺から食み出る大きさに構成すると共に、基材の四辺から食み出た4つの余剰部を基材の裏面側に折り返し可能に構成することとした。
【0008】
具体的には、第1の発明は、矩形板状の基材と、該基材の表面に貼り付けられた表面材とを備える化粧材を前提とするものである。
【0009】
そして、第1の発明は、上記基材の厚さは、5mm以下であり、上記表面材は、上記基材の四辺から食み出た4つの余剰部を有し、上記各余剰部の出幅は、上記基材の厚さよりも5mm以上長く、上記4つの余剰部は、上記基材の裏面側に折り返し可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
ここで、「余剰部の出幅」とは、各余剰部の食み出した基材の辺に直交する方向の幅を言う。
(【0011】以降は省略されています)

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