TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024080711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-17
出願番号2022193866
出願日2022-12-05
発明の名称固液分離装置および固液分離装置の無端ベルトの洗浄方法
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人森本国際特許事務所
主分類B08B 3/02 20060101AFI20240610BHJP(清掃)
要約【課題】無端ベルトを洗浄する際、無端ベルト上の異物を除去することが可能であるとともに、十分な洗浄効果を得ることができる固液分離装置を提供する。
【解決手段】回動自在な無端ベルト7で被処理物を搬送しながら固液分離する固液分離装置であって、無端ベルト7を洗浄する洗浄装置9を有し、洗浄装置9は、洗浄液8を無端ベルト7に向けて垂直に噴射する第1噴射ノズル22、25と、洗浄液8を無端ベルト7に向けて斜めに噴射する第2噴射ノズル26とを有し、第2噴射ノズル26から無端ベルト7に噴射される洗浄液8の第2噴射エリア45は、第1噴射ノズル22、25から無端ベルト7に噴射される洗浄液8の第1噴射エリア44よりも、無端ベルト7の進行方向Aとは反対方向Bに遡った上流側に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
透水性を有する回動自在な無端ベルトで被処理物を搬送しながら固液分離する固液分離装置であって、
無端ベルトを洗浄する洗浄装置を有し、
洗浄装置は、洗浄液を無端ベルトに向けて垂直に噴射する第1噴射ノズルと、洗浄液を無端ベルトに向けて斜めに噴射する第2噴射ノズルとを有し、
第2噴射ノズルから無端ベルトに噴射される洗浄液の第2噴射エリアは、第1噴射ノズルから無端ベルトに噴射される洗浄液の第1噴射エリアよりも、無端ベルトの進行方向とは反対方向に遡った上流側に位置し、
洗浄液が第2噴射ノズルから噴射される方向は、洗浄液が第1噴射ノズルから噴射される方向に対して、無端ベルトの進行方向とは反対方向に遡った上流側へ向けて傾斜していることを特徴とする固液分離装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
第2噴射エリアは、無端ベルト上に線状に形成され、且つ、無端ベルトの幅方向に対して無端ベルトの進行方向へ傾斜していることを特徴とする請求項1記載の固液分離装置。
【請求項3】
洗浄装置は無端ベルトの幅方向へ移動可能であることを特徴とする請求項1記載の固液分離装置。
【請求項4】
第1噴射ノズルと第2噴射ノズルとは共通のヘッダーに設けられ、
洗浄液をヘッダーに供給する洗浄液供給装置がヘッダーに接続されていることを特徴とする請求項1記載の固液分離装置。
【請求項5】
第2噴射ノズルから無端ベルトに噴射される洗浄液の無端ベルトの長さ方向における噴射角度は無端ベルトに対して20°~60°の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1記載の固液分離装置。
【請求項6】
透水性を有する回動自在な無端ベルトで被処理物を搬送しながら固液分離する固液分離装置における無端ベルトの洗浄方法であって、
洗浄液を、第1噴射ノズルから無端ベルトに向けて垂直に噴射するとともに、第2噴射ノズルから無端ベルトに向けて斜めに噴射し、
第2噴射ノズルから無端ベルトに噴射される洗浄液の第2噴射エリアを、第1噴射ノズルから無端ベルトに噴射される洗浄液の第1噴射エリアよりも、無端ベルトの進行方向とは反対方向に遡った上流側に位置させるとともに、
洗浄液が第2噴射ノズルから噴射される方向を、洗浄液が第1噴射ノズルから噴射される方向に対して、無端ベルトの進行方向とは反対方向に遡った上流側へ向けて傾斜させることを特徴とする固液分離装置の無端ベルトの洗浄方法。
【請求項7】
第1噴射ノズルと第2噴射ノズルとを一体的に無端ベルトの幅方向へ移動させることを特徴とする請求項6記載の固液分離装置の無端ベルトの洗浄方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、透水性を有する回動自在な無端ベルトで被処理物を搬送しながら固液分離する固液分離装置および固液分離装置の無端ベルトの洗浄方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の固液分離装置としては、例えば下記特許文献1に記載された脱水機がある。脱水機は、複数のプーリーで支持された回動自在な無端状の濾布と、濾布を洗浄する洗浄装置とを有している。洗浄装置は、軸心を中心に回動自在な洗浄液供給管と、洗浄液供給管に設けられたノズルとを有している。
【0003】
これによると、洗浄液を洗浄液供給管に供給してノズルから濾布に散布することで、濾布に付着した異物が除去される。
【0004】
この際、洗浄液供給管を回動させることで、ノズルの向きが変わり、濾布に対する洗浄液の散布方向を変更することができる。例えば、洗浄液をノズルから濾布に向けて垂直に散布することにより、洗浄液が濾布に衝突したときの強さが増大し、洗浄効果が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-102233
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら上記の従来形式では、洗浄液をノズルから濾布に向けて垂直に散布した場合、洗浄液が濾布に衝突したときの強さが増大するため、濾布の表面に異物が存在すると、異物が濾布に食い込んで除去されなかったり、濾布を損傷させることがある。
【0007】
また、ノズルの向きを変えて、洗浄液をノズルから濾布に向けて斜めに散布した場合、濾布の表面に存在する異物に洗浄液が当たって異物が飛ばされて除去されるが、洗浄液が濾布に衝突したときの強さが減少してしまうので、洗浄効果が低下してしまう虞がある。
【0008】
本発明は、無端ベルトを洗浄する際、無端ベルト上の異物を除去することが可能であるとともに、十分な洗浄効果を得ることができる固液分離装置および固液分離装置の無端ベルトの洗浄方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本第1発明は、透水性を有する回動自在な無端ベルトで被処理物を搬送しながら固液分離する固液分離装置であって、
無端ベルトを洗浄する洗浄装置を有し、
洗浄装置は、洗浄液を無端ベルトに向けて垂直に噴射する第1噴射ノズルと、洗浄液を無端ベルトに向けて斜めに噴射する第2噴射ノズルとを有し、
第2噴射ノズルから無端ベルトに噴射される洗浄液の第2噴射エリアは、第1噴射ノズルから無端ベルトに噴射される洗浄液の第1噴射エリアよりも、無端ベルトの進行方向とは反対方向に遡った上流側に位置し、
洗浄液が第2噴射ノズルから噴射される方向は、洗浄液が第1噴射ノズルから噴射される方向に対して、無端ベルトの進行方向とは反対方向に遡った上流側へ向けて傾斜しているものである。
【0010】
これによると、無端ベルト上に供給された被処理物は、無端ベルトで搬送されながら固液分離され、その後、無端ベルト上から排出される。また、洗浄液を第1噴射ノズルおよび第2噴射ノズルから無端ベルトに向けて噴射することにより、無端ベルトが洗浄される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
28日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
20日前
株式会社クボタ
収穫機
27日前
株式会社クボタ
作業車
28日前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業機
1か月前
株式会社クボタ
作業機
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
16日前
株式会社クボタ
作業車
20日前
株式会社クボタ
収穫機
6日前
株式会社クボタ
作業車
6日前
株式会社クボタ
作業車
1日前
株式会社クボタ
作業車
6日前
株式会社クボタ
作業車
6日前
株式会社クボタ
収穫機
8日前
株式会社クボタ
走行車両
1か月前
株式会社クボタ
エンジン
28日前
続きを見る