TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024077995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190272
出願日2022-11-29
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01B 69/00 20060101AFI20240603BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】不整地を走行する作業車において、作業能率を低下させるおそれの少ない状態で車両の移動走行を行えるようにすることが要望されていた。
【解決手段】車両本体1と、車両本体1の左右両側における前後夫々に位置する複数の走行装置2と、複数の走行装置2を車両本体1に対して各別に位置変更可能に支持する複数の支持機構Aと、車両本体1の外方側から手動にて操作可能な操作レバー29と、操作レバー29の操作情報に基づいて複数の走行装置2の作動を制御する制御装置Cと、が備えられ、操作レバー29に、紐部材の一端部を連結可能な連結部32が備えられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両本体と、
前記車両本体の左右両側における前後夫々に位置する複数の走行装置と、
複数の前記走行装置を前記車両本体に対して各別に位置変更可能に支持する複数の支持機構と、
前記車両本体の外方側から手動にて操作可能な操作レバーと、
前記操作レバーの操作情報に基づいて複数の前記走行装置の作動を制御する制御装置と、が備えられ、
前記操作レバーに、紐部材の一端部を連結可能な連結部が備えられている作業車。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記連結部は、前記紐部材の引き操作により前記操作レバーを揺動操作可能な位置に設けられている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記制御装置は、前記紐部材の引き操作により前記操作レバーが前記車両本体の前側又は後側に揺動すると車体が前記操作レバーの揺動方向に応じた方向に走行するように、複数の前記走行装置の作動を制御する請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記走行車輪の向きを変更可能な操舵機構を備え、
前記制御装置は、前記紐部材の引き操作により前記操作レバーが左側又は右側に揺動すると車体が前記操作レバーの揺動方向に応じた方向に旋回走行するように、複数の前記走行装置及び前記操舵機構の作動を制御する請求項2又は3に記載の作業車。
【請求項5】
前記連結部がリング状に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、傾斜地や凹凸のある不整地等を移動するのに適した作業車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
上記作業車として、従来では、車両本体に対して、油圧シリンダの操作により伸縮操作可能な屈折リンク機構を介して、油圧モータにて駆動される4つの走行車輪が支持され、走行車輪の高さを変更させることにより、傾斜地等であっても車両本体の姿勢を維持しながら走行可能に構成されたものがある。そして、この作業車では、車両の運転操作はリモコン装置を用いて円滑操作するように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-93124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来構成では、例えば、傾斜地に樹木が植えられている作業地等で走行する場合に、車両から離れた箇所から遠隔操作することで、車両と人間との干渉等を回避しながら走行を指令することができる。しかし、このような作業車を用いて、収穫作物や作業用の道具等を順次移動しながら回収する作業を行う場合であれば、オペレータは、車両の移動走行を行うときに、両手でリモコン装置を操作しながら操縦操作する必要があり、車両を移動させる毎に作業を一時中断しなければならかった。その結果、作業能率が低下するおそれがあり、この点で改善の余地がある。
【0005】
そこで、不整地を走行する作業車において、作業能率を低下させるおそれの少ない状態で車両の移動走行を行えるようにすることが要望されていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る作業車の特徴構成は、車両本体と、前記車両本体の左右両側における前後夫々に位置する複数の走行装置と、複数の前記走行装置を前記車両本体に対して各別に位置変更可能に支持する複数の支持機構と、前記車両本体の外方側から手動にて操作可能な操作レバーと、前記操作レバーの操作情報に基づいて複数の前記走行装置の作動を制御する制御装置と、が備えられ、前記操作レバーに、紐部材の一端部を連結可能な連結部が備えられている点にある。
【0007】
本発明によれば、操作者は車両本体の外方側から操作レバーを手動にて操作することができる。操作レバーを操作することで走行装置の作動を制御して車両を移動走行することが可能である。そして、操作レバーに備えられている連結部に紐部材を連結して、紐部材の他端部をオペレータが握って引っ張り操作すると、操作レバーがそれに伴って揺動するので、作業車を移動走行させることができる。
【0008】
つまり、オペレータは作業車から離れた箇所にいながら作業車を移動走行させることができる。その結果、例えば、作物の収穫作業等の別の作業を中断させることなく、作業車を移動走行させることが可能となる。そのとき、オペレータは車両本体から充分離れているので作業車が身体に干渉するおそれはなく、常に作業車を目視しながら運転操作する必要がないので、作業効率の低下を招く不利がない。
【0009】
従って、不整地を走行する作業車において、作業能率を低下させるおそれの少ない状態で車両の移動走行を行えるようにすることが可能となった。
【0010】
本発明においては、前記連結部は、前記紐部材の引き操作により前記操作レバーを揺動操作可能な位置に設けられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社クボタ
作業機
1か月前
株式会社クボタ
作業車
17日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
17日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
収穫機
24日前
株式会社クボタ
作業車
25日前
株式会社クボタ
作業車
25日前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社クボタ
作業機
1か月前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
作業車
13日前
株式会社クボタ
収穫機
3日前
株式会社クボタ
作業車
3日前
株式会社クボタ
作業車
3日前
株式会社クボタ
収穫機
5日前
株式会社クボタ
作業車
3日前
株式会社クボタ
エンジン
25日前
株式会社クボタ
コンバイン
24日前
株式会社クボタ
野菜収穫機
13日前
株式会社クボタ
気密試験装置
16日前
株式会社クボタ
気密試験装置
16日前
株式会社クボタ
葉菜類収穫機
5日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
4日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
4日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
4日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
4日前
株式会社クボタ
電子機器付エンジン
25日前
続きを見る