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公開番号2024071112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181874
出願日2022-11-14
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B62D 27/06 20060101AFI20240517BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】長手方向の端部が対向するパイプ同士を接続するための接続機構として、ロプス全体の重心を高めたり構造の複雑化を招いたりすることを避け易くする。
【解決手段】第一パイプ11と第二パイプ12との端部同士を接続する接続機構5に、第一パイプ11の端部に設けられた板状の第一継手部材51と、第二パイプ12の端部に設けられた板状の第二継手部材52と、第一継手部材51と第二継手部材52とを連結する連結ボルト53と、が備えられ、第一継手部材51と第二継手部材52とのそれぞれに、第一パイプ11及び第二パイプ12から露出した箇所で連結ボルト53を挿通可能な連結孔51a,52aが設けられ、第一継手部材51と第二継手部材52との板面部分同士が重ね合わされた状態で連結孔51a,52aに挿通される連結ボルト53によって連結されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第一パイプと、
第二パイプと、
前記第一パイプと前記第二パイプとの長手方向の端部同士を接続する接続機構と、が備えられたロプスを有し、
前記接続機構には、前記第一パイプの端部から前記第二パイプ側へ向けて突出するように前記第一パイプの端部に設けられた板状の第一継手部材と、前記第二パイプの端部から前記第一パイプ側へ向けて突出するように前記第二パイプの端部に設けられた板状の第二継手部材と、前記第一継手部材と前記第二継手部材とを連結する連結ボルトと、が備えられ、
前記第一継手部材と前記第二継手部材とのそれぞれに、前記第一パイプ及び前記第二パイプから露出した箇所で前記連結ボルトを挿通可能な連結孔が設けられ、
前記第一継手部材と前記第二継手部材との板面部分同士が重ね合わされた状態で前記連結孔に挿通される前記連結ボルトによって、前記第一継手部材と前記第二継手部材とが連結されている作業車。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記接続機構は、前記第一パイプの端部に前記長手方向に交差する面を備えた第一取付座板が固定され、前記第二パイプの端部に前記長手方向に交差する面を備えた第二取付座板が固定され、
前記第一継手部材が前記第一取付座板を介して前記第一パイプに取り付けられ、前記第二継手部材が前記第二取付座板を介して前記第二パイプに取り付けられている請求項1記載の作業車。
【請求項3】
前記ロプスには、前記第一パイプと前記第二パイプとに交差する方向で接続される交差フレームが備えられ、
前記第一パイプと、前記第二パイプと、が前記長手方向で互いに間隔を隔てて設けられ、
前記交差フレームにおける接続対象箇所の端部が、前記長手方向での前記間隔幅内に配置され、
前記接続機構は、前記第一継手部材及び前記第二継手部材に、前記交差フレームが存在する方向へ向けて延出された分岐継手部が設けられ、
前記交差フレームが前記分岐継手部に連結されている請求項1記載の作業車。
【請求項4】
前記交差フレームは、前記第一パイプと前記第二パイプとに対して上下方向に沿う方向で交差するように接続される縦支柱フレームである請求項3記載の作業車。
【請求項5】
前記交差フレームは、前記第一パイプと前記第二パイプとに対して水平方向に沿う方向で交差するように接続される横架フレームである請求項3記載の作業車。
【請求項6】
前記縦支柱フレームは、断面矩形の角パイプ材で構成され、
前記角パイプ材を径方向に貫通する円筒状部材で構成された筒ボスと、
前記筒ボスに挿通される固定ボルトと、が備えられ、
前記固定ボルトの締め付けに伴って前記分岐継手部が前記筒ボスの端面に当てつけられて固定されるように構成されている請求項4記載の作業車。
【請求項7】
前記横架フレームは、水平方向に沿う上向き面と、前記上向き面の両側から下向きに屈曲された垂れ下がり側面と、を有した下向き開放のチャンネル状に形成され、
前記上向き面の上側に、前記第一継手部材及び前記第二継手部材の前記分岐継手部が重なるように設けられ、
前記上向き面と、前記第一継手部材及び前記第二継手部材の夫々の前記分岐継手部と、にボルト挿通孔が形成され、
前記ボルト挿通孔に挿通された上部連結ボルトにより、前記上向き面、前記第一継手部材、及び前記第二継手部材の三者を連結固定可能に構成されている請求項5記載の作業車。
【請求項8】
前記交差フレームは、前記第一パイプと前記第二パイプとに対して上下方向に沿う方向で交差するように接続される縦支柱フレームと、前記第一パイプと前記第二パイプとに対して水平方向に沿う方向で交差するように接続される横架フレームと、を備え、
前記縦支柱フレームは、断面矩形の角パイプ材で構成され、
前記角パイプ材を径方向に貫通する円筒状部材で構成された筒ボスと、
前記筒ボスに挿通される固定ボルトと、が備えられ、
前記固定ボルトの締め付けに伴って前記分岐継手部が前記筒ボスの端面に当てつけられて固定されるように構成され、
前記横架フレームは、水平方向に沿う上向き面と、前記上向き面の両側から下向きに屈曲された垂れ下がり側面と、を有した下向き開放のチャンネル状に形成され、
前記上向き面の上側に、前記第一継手部材及び前記第二継手部材の前記分岐継手部が重なるように設けられ、
前記上向き面と、前記第一継手部材及び前記第二継手部材の夫々の前記分岐継手部と、にボルト挿通孔が形成され、
前記ボルト挿通孔に挿通された上部連結ボルトにより、前記上向き面、前記第一継手部材、及び前記第二継手部材の三者を連結固定可能に構成され、
前記横架フレームが、前記ボルト挿通孔よりも前記縦支柱フレームに近い側の端部に、前記上向き面から下向きに屈曲された垂れ下がり端面を備え、
前記垂れ下がり端面に、前記筒ボスの前記端面とは反対側の端面に対向する連結対象面部が設けられ、
前記連結対象面部に形成された連結孔に、前記筒ボスに挿通される前記固定ボルトが挿通されて、前記固定ボルトの締め付けに伴って前記垂れ下がり端面が前記筒ボスの前記反対側の端面に当てつけられるように構成されている請求項3記載の作業車。
【請求項9】
前記第一パイプ及び前記第二パイプは、断面形状が非円形状の異形管である請求項1~8のいずれか一項記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数本のパイプと、そのパイプの長手方向の端部同士を接続する接続機構と、が備えられたロプスを有する作業車に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、ロプスを有した作業車が開示されている。この構造では、パイプ部材が折り曲げられて、側面視U字状のロプスが構成されている。この作業車のロプスは、ロプスの下端部で機体の運転席配置枠体に固定された横材に対して、鋳造品で構成された連結部材を介して連結されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-59696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1に記載のものでは、鋳造品で構成された連結部材に、ロプスを構成するパイプ部材に対する嵌合部や、ネジ止め用の螺合部を形成することで、強固に締め付け固定できる点では有用なものである。しかしながら、鋳造品を製造するための高価な金型を必要とする点でコスト面での問題がある。また、ロプスとして、複数列シートの作業車に対応できるように前後に長い構造のものを採用する場合は、ロプスの前後方向でパイプ材同士を連結したり、左右方向や上下方向で支えるフレーム材を連結したりする必要が生じることがある。この場合には、重量の大きい鋳造品の連結部材がロプスの上部に存在して、ロプスの重心や機体重心が高くなってしまう傾向がある。さらに、ロプスの前後方向以外の左右方向や上下方向などの多方向でも連結できるようにするには、連結部材自体の構造が複雑になり、金型がさらに大型化して重量が増したり、抜き方向等を考慮した設計上の複雑さも増してさらに高価になったりするなどの点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、長手方向の端部が対向するパイプ同士を接続するための接続機構として、接続箇所での重量増大や構造の複雑化を招くことを避け易くしようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明における作業車は、
第一パイプと、
第二パイプと、
前記第一パイプと前記第二パイプとの長手方向の端部同士を接続する接続機構と、が備えられたロプスを有し、
前記接続機構には、前記第一パイプの端部から前記第二パイプ側へ向けて突出するように前記第一パイプの端部に設けられた板状の第一継手部材と、前記第二パイプの端部から前記第一パイプ側へ向けて突出するように前記第二パイプの端部に設けられた板状の第二継手部材と、前記第一継手部材と前記第二継手部材とを連結する連結ボルトと、が備えられ、
前記第一継手部材と前記第二継手部材とのそれぞれに、前記第一パイプ及び前記第二パイプから露出した箇所で前記連結ボルトを挿通可能な連結孔が設けられ、
前記第一継手部材と前記第二継手部材との板面部分同士が重ね合わされた状態で前記連結孔に挿通される前記連結ボルトによって、前記第一継手部材と前記第二継手部材とが連結されている、という特徴を有している。
【0007】
本発明によれば、接続機構として、第一パイプの端部から突出する板状の第一継手部材と、第二パイプの端部から第一パイプ側へ向けて突出する板状の第二継手部材と、連結ボルトと、を用いている。そして、第一継手部材と第二継手部材とは、第一パイプ及び第二パイプから露出した箇所において、板面部分同士が重ね合わされた状態でボルト連結される。
このように、接続機構が板材を主材として構成されているので、金型を要する鋳造品で製造する場合に比べて低コストで、かつ軽量に構成し易い。したがって、ロプス上部を接続する箇所などにおける接続機構の重量が増して、ロプス全体の重心が高くなるような事態を避け得る。また、単なる板材とボルトの連結構造を用いて構成することができるので、構造の簡素化を図り易く、組付け分解も行い易い、という利点がある。
【0008】
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記接続機構は、前記第一パイプの端部に前記長手方向に交差する面を備えた第一取付座板が固定され、前記第二パイプの端部に前記長手方向に交差する面を備えた第二取付座板が固定され、
前記第一継手部材が前記第一取付座板を介して前記第一パイプに取り付けられ、前記第二継手部材が前記第二取付座板を介して前記第二パイプに取り付けられている。
【0009】
この手段によると、第一継手部材や第二継手部材は、第一パイプの端部に交差する面を備えた第一取付座板や、第二パイプの端部に交差する面を備えた第二取付座板を介して、第一パイプや第二パイプに取り付けられている。したがって、第一継手部材や第二継手部材の断面形状は、第一パイプや第二パイプの断面形状に沿わせる必要は無く、第一パイプや第二パイプの断面形状とは全く関係のない自由な断面形状にすることができる。これにより、第一継手部材や第二継手部材の断面形状を、互いに接続し易い構造などを考慮しながら任意の形状とすることができる。
【0010】
本発明の好適な実施形態の1つでは、
前記ロプスには、前記第一パイプと前記第二パイプとに交差する方向で接続される交差フレームが備えられ、
前記第一パイプと、前記第二パイプと、が前記長手方向で互いに間隔を隔てて設けられ、
前記交差フレームにおける接続対象箇所の端部が、前記長手方向での前記間隔幅内に配置され、
前記接続機構は、前記第一継手部材及び前記第二継手部材に、前記交差フレームが存在する方向へ向けて延出された分岐継手部が設けられ、
前記交差フレームが前記分岐継手部に連結されている。
(【0011】以降は省略されています)

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