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公開番号2024133386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024118021,2021153445
出願日2024-07-23,2021-09-21
発明の名称作業車のロプスフレーム及び作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B62D 27/02 20060101AFI20240920BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】作業車のロプスフレーム及び作業車において、一対のパイプ部材を互いに突き合わせて連結する場合の連結部分の軽量化を図る。
【解決手段】一方部分が第1のパイプ部材11の端部の内面に連結されて、他方部分が第1のパイプ部材11の端部から突出する板状の継手部材41,42と、継手部材41,42の他方部分の内面に連結されたナット49とが備えられる。第2のパイプ部材12の端部の内部に挿入された継手部材41,42の他方部分に対して、第2のパイプ部材12の端部の外方からナット49に取り付けられて、第2のパイプ部材12と継手部材41,42とを締め付けるボルト50が備えられる。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
複数のパイプ部材を有して構成された作業車のロプスフレームであって、
前記複数のパイプ部材のうち、端部が互いに対向する第1のパイプ部材と第2のパイプ部材とにおいて、
一方部分が前記第1のパイプ部材の端部の内面に連結されて、他方部分が前記第1のパイプ部材の端部から突出する板状の継手部材と、
前記継手部材の他方部分の内面に連結されたナットと、
前記第2のパイプ部材の端部の内部に挿入された前記継手部材の他方部分に対して、前記第2のパイプ部材の端部の外方から前記ナットに取り付けられて、前記第2のパイプ部材と前記継手部材とを締め付けるボルトとが備えられている作業車のロプスフレーム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1のパイプ部材及び前記第2のパイプ部材と交差する方向に沿って配置され、前記第1のパイプ部材の端部と前記第2のパイプ部材の端部とに対して対向するように、端部が配置された第1フレームが備えられ、
前記第1のパイプ部材の端部と前記第1フレームの端部とに亘って連結され、且つ、前記第2のパイプ部材の端部と前記第1フレームの端部とに亘って連結された連結部材が備えられている請求項1に記載の作業車のロプスフレーム。
【請求項3】
前記第1のパイプ部材及び前記第2のパイプ部材と交差し且つ前記第1フレームと交差する方向に沿って配置され、前記第1のパイプ部材の端部と前記第2のパイプ部材の端部とに対して対向するように、端部が配置された第2フレームが備えられ、
前記連結部材が、前記第1のパイプ部材の端部と前記第2フレームの端部とに亘って連結され、且つ、前記第2のパイプ部材の端部と前記第2フレームの端部とに亘って連結されている請求項2に記載の作業車のロプスフレーム。
【請求項4】
前記第1フレームの端部と前記第2フレームの端部とが連結されている請求項3に記載の作業車のロプスフレーム。
【請求項5】
前記連結部材が前記第1のパイプ部材の端部に連結される部分と、前記連結部材が前記第2のパイプ部材の端部に連結される部分とが、互いに離れて配置され、
前記第1のパイプ部材の端部と前記第2のパイプ部材の端部とが対向する部分が、前記連結部材が前記第1のパイプ部材の端部に連結される部分と、前記連結部材が前記第2のパイプ部材の端部に連結される部分との間に配置されている請求項2~4のうちのいずれか一項に記載の作業車のロプスフレーム。
【請求項6】
前記連結部材が前記第1のパイプ部材の端部の外面に当て付けられ、第1補助連結部材が前記第1のパイプ部材の端部の外面に当て付けられ前記連結部材に連結されることにより、前記連結部材が前記第1のパイプ部材の端部に連結され、
前記連結部材が前記第2のパイプ部材の端部の外面に当て付けられ、第2補助連結部材が前記第2のパイプ部材の端部の外面に当て付けられ前記連結部材に連結されることにより、前記連結部材が前記第2のパイプ部材の端部に連結されている請求項2~5のうちのいずれか一項に記載の作業車のロプスフレーム。
【請求項7】
請求項1~6のうちのいずれか一項に記載の前記ロプスフレームが備えられた作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のパイプ部材を有して構成された作業車のロプスフレーム及び作業車に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、作業車及びロプスフレームが開示されており、パイプ部材が折り曲げられて、ロプスフレームが構成されている。例えば前席及び後席を備えた比較的大型の作業車においてロプスフレームを装備する場合、複数のパイプ部材を連結して、ロプスフレームが構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-280090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のパイプ部材を有して構成されたロプスフレームにおいて、一対のパイプ部材の端部を互いに対向させて、一対のパイプ部材の端部どうしを連結する場合、連結部分の軽量化の要望がある。
本発明は、作業車のロプスフレーム及び作業車において、一対のパイプ部材を互いに突き合わせて連結する場合の連結部分の軽量化を図ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、複数のパイプ部材を有して構成された作業車のロプスフレームであって、前記複数のパイプ部材のうち、端部が互いに対向する第1のパイプ部材と第2のパイプ部材とにおいて、前記パイプ部材の長手方向と直交するように前記第1のパイブ部材の端部に連結された板状の第1継手部材と、前記パイプ部材の長手方向と直交するように前記第2のパイブ部材の端部に連結された板状の第2継手部材と、互いに重ね合わされた前記第1継手部材と前記第2継手部材とに亘って取り付けられて、前記第1継手部材と前記第2継手部材とを締め付けるボルトとが備えられている。
【0006】
本発明によると、第1のパイプ部材の端部と第2のパイプ部材の端部とを対向させた状態において、第1継手部材と第2継手部材とを互いに重ね合わせ、ボルトを第1継手部材と前記第2継手部材とに亘って取り付けて締め付けることにより、第1継手部材と第2継手部材とを連結する。これにより、第1及び第2のパイプ部材の端部どうしが、第1継手部材及び第2継手部材を介して連結される。
本発明によると、第1及び第2のパイプ部材を互いに突き合わせて連結する場合の連結部分を、板状の第1継手部材及び板状の第2継手部材により簡素且つ軽量に構成することができる。
【0007】
本発明は、複数のパイプ部材を有して構成された作業車のロプスフレームであって、前記複数のパイプ部材のうち、端部が互いに対向する第1のパイプ部材と第2のパイプ部材とにおいて、前記第1のパイプ部材の端部の外面と前記第2のパイプ部材の端部の外面とに亘って当て付けられた板状の第1継手部材と、前記第1のパイプ部材の端部の外面と前記第2のパイプ部材の端部の外面とに亘って当て付けられた板状の第2継手部材とが備えられ、前記第1継手部材及び前記第2継手部材が、前記パイプ部材の断面視で互いに反対側に配置され、前記第1のパイプ部材の内部における前記第1継手部材に対向する部分と前記第2継手部材に対向する部分とに亘って取り付けられた第1カラーと、前記第2のパイプ部材の内部における前記第1継手部材に対向する部分と前記第2継手部材に対向する部分とに亘って取り付けられた第2カラーとが備えられ、前記第1継手部材と前記第2継手部材とに亘って、前記第1カラーの内部を通って取り付けられ、前記第1継手部材及び前記第2継手部材を互いに接近させる側に締め付ける第1ボルトと、前記第1継手部材と前記第2継手部材とに亘って、前記第2カラーの内部を通って取り付けられ、前記第1継手部材及び前記第2継手部材を互いに接近させる側に締め付ける第2ボルトとが備えられている。
【0008】
本発明によると、第1のパイプ部材の端部と第2のパイプ部材の端部とを対向させた状態において、第1ボルトを、第1のパイプ部材の端部、第1継手部材及び第2継手部材、第1カラーに亘って取り付けて締め付けることにより、第1継手部材及び第2継手部材を第1のパイプ部材の端部に連結する。
第2ボルトを、第2のパイプ部材の端部、第1継手部材及び第2継手部材、第2カラーに亘って取り付けて締め付けることにより、第1継手部材及び第2継手部材を第2のパイプ部材の端部に連結する。
【0009】
これにより、第1及び第2のパイプ部材の端部どうしが、第1継手部材及び第2継手部材を介して連結される。第1ボルト及び第2ボルトの締め付けによる第1及び第2のパイプ部材の座屈が、第1カラー及び第2カラーによって防止される。
本発明によると、第1及び第2のパイプ部材を互いに突き合わせて連結する場合の連結部分を、板状の第1継手部材及び板状の第2継手部材により簡素且つ軽量に構成することができる。
【0010】
本発明は、複数のパイプ部材を有して構成された作業車のロプスフレームであって、前記複数のパイプ部材のうち、端部が互いに対向する第1のパイプ部材と第2のパイプ部材とにおいて、一方部分が前記第1のパイプ部材の端部の内面に連結されて、他方部分が前記第1のパイプ部材の端部から突出する板状の継手部材と、前記継手部材の他方部分の内面に連結されたナットと、前記第2のパイプ部材の端部の内部に挿入された前記継手部材の他方部分に対して、前記第2のパイプ部材の端部の外方から前記ナットに取り付けられて、前記第2のパイプ部材と前記継手部材とを締め付けるボルトとが備えられている。
(【0011】以降は省略されています)

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