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公開番号
2024167002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083505
出願日
2023-05-19
発明の名称
止水方法及び止水構造
出願人
株式会社クボタケミックス
,
株式会社大阪防水建設社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
29/12 20060101AFI20241122BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】施工性を向上させることが可能な止水方法を提供する。
【解決手段】端部がマンホール1に接続される既設管2と、当該既設管2の内側に設けられる更生管3との間を止水するための止水方法であって、端部の内周面に、既設管2の端面2aに沿うように既設管2の延設方向に変位する溝部12を形成する溝部形成工程と、溝部12に水膨潤ゴム13を取り付ける取付工程と、端部の内周面の上部を面取りして面取り部11を形成する面取り工程と、を具備し、溝部形成工程において、面取り部11の下側に、当該面取り部11と接続するように溝部12を形成し、取付工程において、溝部12及び面取り部11に亘って水膨潤ゴム13を取り付ける。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
端部がマンホールに接続される既設管と、当該既設管の内側に設けられる更生管との間を止水するための止水方法であって、
前記端部の内周面に、前記既設管の端面に沿うように前記既設管の延設方向に変位する溝部を形成する溝部形成工程と、
前記溝部に止水材を取り付ける取付工程と、
を具備する、
止水方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記端部の内周面の上部を面取りして面取り部を形成する面取り工程をさらに具備し、
前記溝部形成工程において、
前記面取り部の下側に、当該面取り部と接続するように前記溝部を形成し、
前記取付工程において、
前記溝部及び前記面取り部に亘って前記止水材を取り付ける、
請求項1に記載の止水方法。
【請求項3】
前記取付工程は、
前記既設管に前記更生管が設けられた後で行われる、
請求項2に記載の止水方法。
【請求項4】
前記溝部形成工程において、
前記マンホールに形成されたインバートに対応する部分に、前記溝部を形成する、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の止水方法。
【請求項5】
端部がマンホールに接続される既設管と、当該既設管の内側に設けられる更生管との間を止水するための止水構造であって、
前記端部の内周面に、前記既設管の端面に沿って前記既設管の延設方向に変位するように形成された溝部と、
前記溝部に取り付けられた止水材と、
を具備する、
止水構造。
【請求項6】
前記既設管の内周面の上部が面取りされることで形成された面取り部をさらに具備し、
前記溝部は、
前記面取り部の下側に、当該面取り部と接続するように形成され、
前記止水材は、
前記溝部及び前記面取り部に亘って取り付けられている、
請求項5に記載の止水構造。
【請求項7】
前記止水材は、
複数取り付けられる、
請求項6に記載の止水構造。
【請求項8】
前記止水材は、
水を吸収することで膨潤する水膨潤材によって構成される、
請求項6又は請求項7に記載の止水構造。
【請求項9】
前記面取り部を補修する補修材と、
前記既設管又は前記マンホールの少なくとも一方に固定され、前記補修材に覆われる補強部材と、
をさらに具備する、
請求項8に記載の止水構造。
【請求項10】
前記溝部は、
前記マンホールに形成されたインバートに対応する部分に形成される、
請求項5から請求項7までのいずれか一項に記載の止水構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マンホールに接続される既設管と、当該既設管の内側に設けられる更生管との間を止水するための止水方法及び止水構造の技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、マンホールに接続される既設管と、当該既設管の内側に設けられる更生管との間を止水するための技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載の止水構造において、更生管は、既設管の内側からマンホール内に突き出すように設けられる。前記止水構造は、当該更生管と既設管との間を止水する止水継手を具備する。止水継手は、筒状部及びフランジ部を具備する。筒状部は、更生管の外周面のうち、マンホール内に突き出す部分に固定される。フランジ部は、マンホール側壁の内周面に接着される。これによって止水継手は、更生管の内周面と既設管の外周面との間を止水することができる。
【0004】
しかし特許文献1に記載の止水構造では、止水継手を設置するスペースを確保するために、マンホールの底部に形成されたインバートを大きくはつる必要があり、施工性が悪かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6557514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、施工性を向上させることが可能な止水方法及び止水構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様においては、端部がマンホールに接続される既設管と、当該既設管の内側に設けられる更生管との間を止水するための止水方法であって、前記端部の内周面に、前記既設管の端面に沿うように前記既設管の延設方向に変位する溝部を形成する溝部形成工程と、前記溝部に止水材を取り付ける取付工程と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、施工性を向上させることができる。
【0009】
本開示の一態様においては、前記端部の内周面の上部を面取りして面取り部を形成する面取り工程をさらに具備し、前記溝部形成工程において、前記面取り部の下側に、当該面取り部と接続するように前記溝部を形成し、前記取付工程において、前記溝部及び前記面取り部に亘って前記止水材を取り付けるものである。
本開示の一態様によれば、溝部だけでなく、比較的施工が容易な面取り部を形成することで、施工性を向上させることができる
【0010】
本開示の一態様においては、前記取付工程は、前記既設管に前記更生管が設けられた後で行われるものである。
本開示の一態様によれば、更生管を既設管の内側に搬送する際に、更生管に止水材が巻き込まれることがないため、不具合の発生を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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