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公開番号
2025092376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024101910
出願日
2024-06-25
発明の名称
地盤改良方法
出願人
株式会社テノックス九州
代理人
個人
主分類
E02D
3/12 20060101AFI20250612BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】 セメントスラリーが入っている箇所と入っていない箇所を明確に区別できる、地盤改良方法を提供する。
【解決手段】 本方法は、所定濃度の水溶性蛍光染料を添加したセメントスラリーと土壌とを混合して地盤改良体を構築する地盤改良方法であって、地盤改良体に光源からブラックライトを照射する第1工程と、計測器を用いて光源によりブラックライトを照射される地盤改良体を計測する第2工程と、計測器が出力するデータに基づいて求めた発光率と所定閾値とを比較し、セメントスラリーの混合状態の可否を判定する第3工程とを含む。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定濃度の水溶性蛍光染料を添加したセメントスラリーと土壌とを混合して地盤改良体を構築する地盤改良方法であって、
前記地盤改良体に光源からブラックライトを照射する第1工程と、
計測器を用いて前記光源によりブラックライトを照射される地盤改良体を計測する第2工程と、
前記計測器が出力するデータに基づいて求めた発光率と所定閾値とを比較し、前記セメントスラリーの混合状態の可否を判定する第3工程とを含む地盤改良方法。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記計測器は、前記地盤改良体からの反射光を捉えるセンサである請求項1記載の地盤改良方法。
【請求項3】
前記計測器は、前記地盤改良体の画像を撮影するカメラである請求項1記載の地盤改良方法。
【請求項4】
前記ブラックライトの波長は、365乃至405ナノメートルである請求項1に記載の地盤改良方法。
【請求項5】
前記土壌は、工事現場の土壌であり、前記第1工程、前記第2工程及び前記第3工程は、前記地盤改良体が固化した状態でボーリングにより採取されたボーリングコアで実施される請求項1に記載の地盤改良方法。
【請求項6】
前記土壌は、工事現場の土壌であり、前記第1工程、前記第2工程及び前記第3工程は、前記地盤改良体が固化した状態でボーリングを行い、該ボーリングにより形成される縦孔内で実施される請求項1に記載の地盤改良方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地盤中に地盤改良体を造成する際に地盤改良体の撹拌混合状況を確認する地盤改良方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
地盤改良工法として、地盤中にセメントスラリーを吐出して機械撹拌にて撹拌混合し、地盤中に地盤改良体を造成する深層混合処理工法などが知られている。このような工法において、地盤改良体の品質を確保するためには、地盤改良体に万遍なくセメントが行き渡っている必要があるし、また地盤改良体に万遍なくセメントが行き渡っていることを確認することが必要となる。
【0003】
現場施工で使用されるセメントの量は、実験室内で実施される配合試験の結果により決定されるが、この試験においても、セメントが同様に万遍なく行き渡っていることを確認する必要がある。
【0004】
ところが、土壌とセメントスラリーとを混合すると、図5を参照して後述するように、土壌もセメントスラリーもいずれも同系の色(ほぼ灰色)であり、これらは区別できない。
【0005】
したがって、蛍光灯等のような通常の光源であって、可視光線を発するもので混合物を照らし、目視あるいはカメラ等の機器を使用して観察しても、混合ムラがあるかどうか、あるいは、混合状態の良否を判定することは、きわめて難しい。
【0006】
特許文献1(特許第6944605号公報)は、(1)改良前の地盤に改良前に撮影した映像と改良後に撮影した画像明度を比較する、もしくは、(2)過去に撮影した地盤の様子の既知の画像と比較することで、地盤改良体の状態を確認する方法を提案する。
【0007】
しかしながら、黒い色調の土壌と、灰色のセメントとを混合することになるため、明度の差が小さく互いを識別するのが困難となる。また、地中深くにおいて、照明が必要となり、混合状態を正確に判断するのが困難となる。
【0008】
また、特許文献2(特許第4886921号公報)は、着色された硬化剤を噴射し、硬化剤の分布により、地盤改良体内の混合度合いを確認する手法を開示する。
【0009】
しかしながら、このように黒い色調の土壌に着色硬化剤を噴射しても、上述と同様に、ほぼ黒のまま変化せず、明度の差が不十分であって、互いを識別するのが困難となる。また、地中深くにおいて、照明が必要となり、混合状態を正確に判断するのが困難となる。
【0010】
更には、非特許文献1(日本建築センター「2018年版建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針」)には、撹拌状況検査においてフェノールフタレイン溶液を噴霧することでアルカリ反応(赤紫色)を観察する手法が記載されている。
(【0011】以降は省略されています)
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