TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025103180
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220361
出願日
2023-12-27
発明の名称
ショベル
出願人
住友建機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/20 20060101AFI20250702BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】制御装置に故障が生じた場合でも電動ショベルを動かす。
【解決手段】
ショベルであって、前記ショベルを起動させる起動装置と、前記起動装置とは異なる手段で、前記ショベルを起動させる起動予備装置と、前記起動装置に対する操作が行われると前記ショベルを起動させる制御装置とを有し、前記起動予備装置で前記ショベルを起動させると、前記制御装置を介さずに前記ショベルが起動し、前記起動装置で前記ショベルを起動させた場合よりも前記ショベルの機能を制限する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ショベルであって、
前記ショベルを起動させる起動装置と、
前記起動装置とは異なる手段で、前記ショベルを起動させる起動予備装置と、
前記起動装置に対する操作が行われると前記ショベルを起動させる制御装置と、を有し、
前記起動予備装置で前記ショベルを起動させると、前記制御装置を介さずに前記ショベルが起動し、前記起動装置で前記ショベルを起動させた場合よりも前記ショベルの機能を制限する、ショベル。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
供給される電力によって回転駆動する電動機と、
前記電動機に電力を供給する電力供給装置と、
前記電力供給装置、前記起動装置及び前記制御装置を相互に接続する通信ネットワークと、を有し、
前記制御装置は、前記起動装置に対する操作が行われた場合、前記電力供給装置に対して前記電動機への電力の供給を指示し、
前記電力供給装置は、前記起動装置、前記制御装置及び前記通信ネットワークのいずれにも故障が生じていない場合は前記制御装置からの指示に従って前記電動機に電力を供給し、前記起動装置、前記制御装置及び前記通信ネットワークの少なくとも1つに故障が生じた場合は前記起動予備装置に対する操作に基づいて前記電動機に電力を供給する、請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記電力供給装置は、前記起動予備装置に対する操作に基づいて前記電動機に電力を供給する場合、前記電動機の回転が前記起動装置で前記ショベルが起動した場合よりも低い所定の回転数となるような電力を前記電動機に供給する、請求項2に記載のショベル。
【請求項4】
前記電力供給装置は、前記電動機が回転している状態で前記起動予備装置に対する操作が行われた場合、前記起動予備装置に対する操作に基づく前記電動機への電力の供給を行わない、請求項2に記載のショベル。
【請求項5】
前記電力供給装置は、
高電圧電源を用いて前記電動機が回転駆動するための電力を供給する電力制御装置と、
前記電力制御装置から供給された電力を用いて前記電動機を回転制御する電動機駆動装置と、を有し、
前記電力制御装置及び前記電動機駆動装置はそれぞれ、前記起動装置及び前記制御装置に故障が生じていないかを前記通信ネットワークを介して監視している、請求項2に記載のショベル。
【請求項6】
前記電力供給装置は、
高電圧電源を用いて前記電動機が回転駆動するための電力を供給する電力制御装置と、
前記電力制御装置から供給された電力を用いて前記電動機を回転制御する電動機駆動装置と、を有し、
前記電力制御装置は、前記起動装置及び前記制御装置に故障が生じていないかを前記通信ネットワークを介して監視している、請求項2に記載のショベル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ショベルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、電動機が回転することで油圧ポンプが駆動して動作する電動ショベルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-145173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動ショベルは、起動スイッチが操作されて起動信号が制御装置に入力されると、高電圧電源による電力が電動機に供給されて電動機が回転し、油圧ポンプが駆動することで動作可能になる。
【0005】
そのため、起動スイッチまたは制御装置に故障が生じた場合、電動ショベルは起動することができなくなってしまう。その際、故障が生じた旨をエラーコード等で表示したとしても、修理等の救助が来るまで電動ショベルは動けない状態で待機しなければならない。
【0006】
そこで、制御装置に故障が生じた場合でもショベルを動かすことができるようにすることが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本開示は、
ショベルであって、
前記ショベルを起動させる起動装置と、
前記起動装置とは異なる手段で、前記ショベルを起動させる起動予備装置と、
前記起動装置に対する操作が行われると前記ショベルを起動させる制御装置と、を有し、
前記起動予備装置で前記ショベルを起動させると、前記制御装置を介さずに前記ショベルが起動し、前記起動装置で前記ショベルを起動させた場合よりも前記ショベルの機能を制限する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、制御装置に故障が生じた場合でも電動ショベルを動かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るショベルを示す側面図である。
本実施形態に係るショベルの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
図2に示したショベルコントローラのショベルの起動に関する構成を示すブロック図である。
図2に示したバッテリモジュールのショベルの起動に関する構成を示すブロック図である。
図2に示したインバータのショベルの起動に関する構成を示すブロック図である。
図2に示したキーシリンダとショベルコントローラとバッテリモジュールとインバータとの接続状態を示す図である。
本実施形態に係るショベルの通常起動時の動作を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係るショベルのキーシリンダ、ショベルコントローラまたはCANバスの故障時のバッテリモジュールの動作を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係るショベルのキーシリンダ、ショベルコントローラまたはCANバスの故障時のインバータの動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。また、以下で説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。なお、各図面において同一のまたは対応する構成には同一のまたは対応する符号を付し、説明を省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
住友建機株式会社
作業機械、作業機械の制御システム、及び、作業機械の管理システム
2か月前
個人
バケット
1か月前
個人
建物の不同沈下の修正方法
1か月前
鹿島建設株式会社
接続方法
20日前
日本車輌製造株式会社
杭打機
今日
株式会社富田製作所
継手部構造
1か月前
株式会社大林組
操縦装置
1か月前
株式会社郷土開発
傾斜地の切土工法
19日前
ウエダ産業株式会社
アタッチメント
11日前
日立建機株式会社
建設機械
6日前
日本車輌製造株式会社
建設機械
4日前
日立建機株式会社
建設機械
1か月前
エポコラム機工株式会社
地盤改良装置
4日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
1か月前
株式会社クボタ
作業機
19日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
1か月前
日立建機株式会社
作業機械
1か月前
FKS株式会社
擁壁及び擁壁の築造方法
1か月前
株式会社三誠
建物の免震構造
1か月前
株式会社次世代一次産業実践所
登山道の施工装置
1か月前
日本車輌製造株式会社
杭打機の制御システム
1か月前
日本車輌製造株式会社
杭打機の表示システム
1か月前
ナブテスコ株式会社
ドーザブレード駆動機構
1か月前
個人
アンカーボルト支持装置
1か月前
株式会社大林組
掘削支援装置及び掘削支援方法
13日前
株式会社大林組
評価支援装置及び評価支援方法
1か月前
セイコー機器株式会社
親綱支柱
今日
株式会社大林組
施工支援装置及び施工支援方法
1か月前
日本車輌製造株式会社
建設機械の電源システム
1か月前
株式会社大林組
施工支援装置及び施工支援方法
1か月前
株式会社大林組
施工支援装置及び施工支援方法
1か月前
エポコラム機工株式会社
地盤改良装置及び地盤改良工法
4日前
エポコラム機工株式会社
地盤改良装置及び地盤改良工法
4日前
株式会社大林組
免震構造及び免震構造の施工方法
1か月前
個人
保護カバー及び保護カバーの取付方法
1か月前
コベルコ建機株式会社
建設機械
6日前
続きを見る
他の特許を見る