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公開番号2025099531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216245
出願日2023-12-21
発明の名称道路機械、道路機械の管理システム
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E01C 19/48 20060101AFI20250626BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】運転者が道路機械に乗車することなく運搬車両への積み込みや積み下ろしを行うことを目的とする。
【解決手段】トラクタと、前記トラクタの前方に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、前記舗装材を敷き拡げるスクリュの後方で前記舗装材を敷き均すスクリードと、所定の指示を受け付けると、トレーラーの荷台へ向けて、又は、トレーラーの荷台からトレーラーの後方領域へ向けて、前記トラクタを走行させる制御装置と、を有する道路機械である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トラクタと、
前記トラクタの前方に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、
前記舗装材を敷き拡げるスクリュの後方で前記舗装材を敷き均すスクリードと、
所定の指示を受け付けると、トレーラーの荷台へ向けて、又は、トレーラーの荷台からトレーラーの後方領域へ向けて、前記トラクタを走行させる制御装置と、を有する道路機械。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記所定の指示は、前記トレーラーの荷台への積み込みの開始を指示する積み込み開始指示であり、
前記制御装置は、
前記積み込み開始指示を受け付けて、
前記道路機械が前記トレーラーの後端に配置された道板を走行する前に、前記道路機械の姿勢を第一の姿勢とし、
前記道路機械が前記荷台における目標位置まで移動した後に、前記第一の姿勢を第二の姿勢とし、
前記第二の姿勢の状態で、前記トラクタの駆動源をオフとする、請求項1記載の道路機械。
【請求項3】
前記所定の指示は、前記トレーラーの荷台からの積み下ろしの開始を指示する積み下ろし開始指示であり、
前記制御装置は、
前記積み下ろし開始指示を受け付けて、
前記トラクタの駆動源を起動させ、第二の姿勢とされている前記道路機械の姿勢を第一の姿勢とした後に、前記トラクタを後進させる、請求項1記載の道路機械。
【請求項4】
前記第一の姿勢は、
前記ホッパが閉じられ、前記スクリードの幅が最小スクリード幅まで縮められ、且つ、前記スクリードが地面から持ち上げられた姿勢であり、
前記第二の姿勢は、
前記ホッパが閉じられ、前記スクリードの幅が前記トラクタの車幅まで縮められ、且つ、前記スクリードが前記トレーラーの荷台の底面と接するように下ろされた姿勢である、請求項2又は3記載の道路機械。
【請求項5】
前記トラクタには、キャノピーが取り付けられており、
前記キャノピーは、
前記トラクタの運転席に運転者が乗車していない場合に、前記第一の姿勢において折り畳まれる、請求項4記載の道路機械。
【請求項6】
前記制御装置は、
前記荷台における目標位置を示す位置情報を保持しており、前記道路機械の位置情報が示す位置が、前記荷台における目標位置を含む所定範囲内となったときに、前記道路機械が前記荷台における目標位置まで移動したと判定する、請求項2記載の道路機械。
【請求項7】
前記道路機械の周辺の空間を認識する空間認識装置を有し、
前記制御装置は、
前記空間認識装置によって前記トレーラーを認識し、認識された前記トレーラーと前記道路機械との相対的な位置情報に基づき、前記道路機械が前記荷台における目標位置まで移動したと判定する、請求項2記載の道路機械。
【請求項8】
前記トラクタの駆動源がオフとされた状態において、外部装置から積み込みの開始を指示する信号と、積み下ろしの開始を指示する信号と、を受信する通信装置を有し、
前記制御装置は、
前記通信装置が、前記積み込みの開始を指示する信号又は前記積み下ろしの開始を指示する信号を受信すると、前記トラクタの駆動源を起動させる、請求項3記載の道路機械。
【請求項9】
前記制御装置は、
前記荷台の長さを示す情報と、前記トレーラーの後端に配置された道板の長さを示す情報とを保持しており、
前記第一の姿勢とされた後に、前記トラクタを、前記荷台の長さと前記道板の長さを合計した距離以上の距離を後進させる、請求項3記載の道路機械。
【請求項10】
前記制御装置は、
前記積み込み開始指示又は前記積み下ろし開始指示を受け付けて、前記道路機械と前記トレーラーとの相対的な位置関係を示す模式図の画像を含む画面を表示装置に表示させる、請求項2又は3記載の道路機械。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、道路機械、道路機械の管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来では、運搬車両の車両運転者が、作業機械の画定された積み込み領域内の積み込み位置につくことを支援するための方法が知られている。この方法では、運搬車両が積み込み位置に到達すると、センサユニットによって終了信号が出力され、運搬車両が所定又は所望の目標位置に到達したこと、及び、積み込み過程を開始できることが車両運転者に通知される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-196089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した技術では、運搬車両や作業機械を運転する運転者が存在することが前提とされている。これに対し、近年では、作業機械による作業が行われる作業現場のみならず、道路工事の工事現場等においても人手不足が深刻化しており、道路機械のトレーラーへの積み込みや積み下ろしの操作を、安全且つ速やかに行える熟練度の高い運転者が不足している。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、運転者が道路機械に乗車することなく運搬車両への積み込みや積み下ろしを行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る道路機械は、トラクタと、前記トラクタの前方に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、前記舗装材を敷き拡げるスクリュの後方で前記舗装材を敷き均すスクリードと、所定の指示を受け付けると、トレーラーの荷台へ向けて、又は、トレーラーの荷台からトレーラーの後方領域へ向けて、前記トラクタを走行させる制御装置と、を有する道路機械である。
【0007】
本発明の実施形態に係る道路機械の管理システムは、道路機械と、前記道路機械を管理する管理装置とを含む道路機械の管理システムであって、前記道路機械は、トラクタと、前記トラクタの前方に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、前記舗装材を敷き拡げるスクリュの後方で前記舗装材を敷き均すスクリードと、前記管理装置から、所定の指示を受け付けると、トレーラーの荷台へ向けて、又は、トレーラーの荷台からトレーラーの後方領域へ向けて、前記トラクタを走行させる制御装置と、を有する、道路機械の管理システムである。
【発明の効果】
【0008】
運転者が道路機械に乗車することなく運搬車両への積み込みや積み下ろしを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
アスファルトフィニッシャの第一の左側面図である。
アスファルトフィニッシャの第一の上面図である。
アスファルトフィニッシャの第二の左側面図である。
アスファルトフィニッシャの第二の上面図である。
コントローラの機能構成を説明する図である。
積み込みの開始指示を受け付けたときのコントローラの処理を説明するフローチャートである。
アスファルトフィニッシャの積み込みについて説明する第一の図である。
アスファルトフィニッシャの積み込みについて説明する第二の図である。
積み下ろしの開始指示を受け付けたときのコントローラの処理を説明するフローチャートである。
道路機械の管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して、本実施形態について説明する。図1及び図2は、本開示の実施形態に係る道路機械の一例であるアスファルトフィニッシャ100の概略図である。具体的には、図1は、アスファルトフィニッシャ100の第一の左側面図であり、図2は、アスファルトフィニッシャの第一の上面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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