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公開番号
2025106772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024008342
出願日
2024-01-04
発明の名称
標示看板
出願人
白出商事株式会社
代理人
主分類
E01F
9/553 20160101AFI20250709BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】 縁石への貼り付け位置の制限が少なく、損傷を受ける頻度が高い部分のみを、簡単に交換できる標示看板を提供する。
【解決手段】 標示部材の標示面とは反対側に接着したシート状のゴム磁石と、縁石の所要部分に設けられた接着剤層を介して配されたシート状のゴム磁石とを、磁力で接合する構成とし、標示部材と縁石側のシート状のゴム磁石が剥離するのを防止するため、基部が接着剤層に埋め込まれ、基部に一体に設けられた柱状部内部に雌ネジを有する第一の接合部材と、雄ネジと雄ネジが設けられている側の反対側に貫通孔を有し、係止ピンを有する第二の接合部材を、表示部材と表示部材側と縁石側のシート状のゴム磁石を連通する貫通孔に配し、雌ネジと雄ネジを螺合させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
反射材により所要の情報を標示する標示面部を有し、前記標示面部とは反対側の面に第一のシート状のゴム磁石層が接着されてなる標示材と、縁石の少なくとも切り下げ部を含む側面と上部面の少なくともいずれかに、前記標示材の接合手段を有する標示看板において、
前記接合手段は、縁石の少なくとも切り下げ部を含む側面と上部面の少なくともいずれかの表面に設けられてなる、接着剤層によって接合されてなる第二のシート状のゴム磁石層と、
前記標示材と前記第一のゴム磁石層と前記第二のゴム磁石層の厚さを合計した高さと略同じ高さの柱状部と、前記柱状部と一体に形成され、面積が前記柱状部よりも大きく、高さが前記接着剤層の厚みと略同じである基部と、前記柱状部に設けられてなる雌ネジと、を有し、前記柱状部が、前記標示材と前記第二のシート状のゴム磁石層とを連通する貫通孔に配され、前記基部が前記接着剤層に埋め込まれてなる第一の接合手段と、
前記第一の接合手段の前記雌ネジに螺合する雄ネジと、前記雌ネジに螺合しないで露出する部分に貫通孔を有する第二の接合手段と、
略E時形状を有し、中央の突起が前記貫通孔に貫通する構成の係止ピンを有することを特徴とする、標示看板。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記第一のシート状のゴム磁石層の厚みが0.8~2.8mm、前記第二のシート状のゴム磁石層の厚みが、3.0~5.0mm、前記接着剤層の厚みが0.8~1.0mmであることを特徴とする、請求項1に記載の標示看板
【請求項3】
前記第一のシート状のゴム磁石層と、前記第二のシート状のゴム磁石層の対向する面に、互いに係合する凹凸が形成されてなることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の標示看板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、縁石に設置される標示看板に関し、特に反射材からなる標示部が、設置面に着脱可能な構成を有する標示看板に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
看板には立て看板や置き看板があり、公共的周知や工事中の案内及び注意喚起、宣伝広告などの情報を標示するものである。
【0003】
このような立て看板や置き看板の方法は、道路の占有面積が大きくなり公衆安全を確保するための対策も必要となる。例えば悪天候による飛散を防止するための重りをつけるなどが一例である。また、反射材を粘着剤等で直接貼り付け、或いはペイントをした場合、単に視認性を求めようとする考え方に基づくものであり、その他の方法は考慮されていなかった。
【0004】
このような状況への対処策の一つとして、特許文献1には、縁石の上部に反射材を粘着剤等で直接貼り付けして、歩行者などのに危険喚起をするようにしたものがあり、特許文献1には、道路周辺に設置され、ドライバーに対して視線誘導や道路線形の明確化を促すための縁石鋲であって、再帰反射体が具備されるとともに前記再帰反射体の外面には蓄光顔料を含有する透明な樹脂層が設けられていることを特徴とする縁石鋲が開示されている。
【0005】
しかし、ここに開示されている縁石鋲は、簡単に接着剤で縁石に貼り付けすることができるが、縁石の切下げ部は多種多様な形状があり、接着剤で貼り付け難く、貼り付ける場所が、縁石の上部面などの平面などに限定され、しかも一部でも損傷すると、全体の交換が必要になり、コストが嵩むという、検討すべき課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-273266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、前記の課題に鑑み、縁石への貼り付け位置の制限が少なく、損傷を受ける頻度が高い部分のみを、簡単に交換できる標示看板を提供することにある。
【0008】
本発明者は、前記課題の解決のため、標示看板の構造と縁石への取り付け方法を鋭意検討した結果、本発明をなしたものである。
【0009】
上記課題を解決するための、本発明の一態様に係る標示看板は、反射材により所要の情報を標示する標示面部を有し、前記標示面部とは反対側の面に第一のシート状のゴム磁石層が接着されてなる標示材と、縁石の少なくとも切り下げ部を含む側面と上部面の少なくともいずれかに、前記標示材の接合手段を有する標示看板において、前記接合手段は、縁石の少なくとも切り下げ部を含む側面と上部面の少なくともいずれかの表面に設けられてなる、接着剤層によって接合されてなる第二のシート状のゴム磁石層と、前記標示材と前記第一のゴム磁石層と前記第二のゴム磁石層の厚さを合計した高さと略同じ高さの柱状部と、前記柱状部と一体に形成され、面積が前記柱状部よりも大きく、高さが前記接着剤層の厚みと略同じである基部と、前記柱状部に設けられてなる雌ネジと、を有し、前記柱状部が、前記標示材と前記第二のシート状のゴム磁石層とを連通する貫通孔に配され、前記基部が前記接着剤層に埋め込まれてなる第一の接合手段と、前記第一の接合手段の前記雌ネジに螺合する雄ネジと、前記雌ネジに螺合しないで露出する部分に貫通孔を有する第二の接合手段と、略E字形状を有し、中央の突起が前記貫通孔に貫通する構成の係止ピンを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の一態様に係る標示看板は、前記第一のシート状のゴム磁石層の厚みが0.8~2.8mm、前記第二のシート状のゴム磁石層の厚みが、3.0~5.0mm、前記接着剤層の厚みが0.8~1.0mmであることを特徴とする、
(【0011】以降は省略されています)
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