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公開番号
2025095045
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210813
出願日
2023-12-14
発明の名称
コンクリート施工方法
出願人
三井住友建設株式会社
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
E01D
19/12 20060101AFI20250619BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】コンクリートの表面を容易に確認できる施工方法を提供する。
【解決手段】
打設したコンクリート5の上に、光透過性のシート部材を被せ(S2)、被せたシート部材15の上に、作業者が指触確認できる大きさの孔pを複数有する伏せ型枠部材16を載せ(S3)、伏せ型枠部材16を固定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
打設したコンクリートの上に、光透過性のシート部材を被せるシート部材ステップと、
前記被せた前記シート部材の上に、作業者が指触確認できる大きさの孔を複数有する伏せ型枠部材を載せる伏せ型枠部材ステップと、
前記伏せ型枠部材を固定する固定ステップと、
を含むことを特徴とするコンクリート施工方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコンクリート施工方法において、
前記シート部材が、透明のビニールシートであることを特徴とするコンクリート施工方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のコンクリート施工方法において、
前記伏せ型枠部材が、網目状部材であり、
前記網目状部材の網目の大きさが前記指触確認できる大きさであることを特徴とするコンクリート施工方法。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載のコンクリート施工方法において、
前記作業者が、前記伏せ型枠部材の孔を通して、前記シート部材の上から指触で前記コンクリートの状態を確認する確認ステップと、
前記確認後、前記コンクリートの表面に対する仕上げ作業する仕上げ作業ステップと、
を更に含むことを特徴とするコンクリート施工方法。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載のコンクリート施工方法において、
前記コンクリートを打設する床版が勾配を有して設置され、
前記勾配の方向において複数の区画で区切られるように仕切り板を設置する設置ステップと、
前記仕切り板により区切られた対象区画に前記コンクリートを流し込んで打設する打設ステップと、
を更に含み、
前記シート部材ステップで、前記対象区画において、前記コンクリートの高さが所定値以上になったとき、前記シート部材を被せ、
前記伏せ型枠部材ステップで、前記対象区画において、前記伏せ型枠部材を載せることを特徴とするコンクリート施工方法。
【請求項6】
請求項5に記載のコンクリート施工方法において、
前記対象区画の登った側で隣接する隣接区画に、前記コンクリートを流し込んで打設する隣接区画打設ステップと、
前記対象区画と前記隣接区画との間の前記仕切り板を撤去する撤去ステップと、
前記仕切り板を撤去した後に、前記対象区画と前記隣接区画との境界付近の前記コンクリートを混ぜ合わせる混合ステップと、
を更に含むことを特徴とするコンクリート施工方法。
【請求項7】
請求項6に記載のコンクリート施工方法において、
前記登り側において、前記区切られた終端区画に打設口が設けられ、
前記打設口の周りから、前記コンクリートが漏れにくくするように、前記シート部材が設置され、
前記仕切り板がない状態で、前記打設口から圧力を加える圧力ステップを更に含むことを特徴とするコンクリート施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流動性を有するコンクリート施工方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
道路、橋梁の床版工事では、プレキャストコンクリート床版を利用して、鉄筋が設置された部分に流動性のコンクリートが打設されている。例えば、特許文献1には、床版連結部の一方の床版端縁部の底部に、当該床版から突出する鉄筋の突出長より長尺に設定されて隣接する床版との突き当てにより間詰め部の下面を覆う突条を設けるとともに、連結部の他方の床版端面をフラット面に構成するプレキャストコンクリート床版が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-159227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、コンクリートを打設した後、表面の乾燥を防いだり、天端面の仕上がりをよくしたりするために、伏せ型枠が利用されている。しかしながら、粘性が高いコンクリートの場合、打設時に混入した空気が抜けにくく、硬化後、伏せ型枠を外すと、天端面に大きな気泡が発生し、コンクリートの表面の仕上がりに支障が生じていた。そのため、硬化前に、コンクリートの表面を確認するためには、固定した伏せ型枠を外す必要があり、さらに、外すタイミングが難しいといった問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、コンクリートの表面を容易に確認できる施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、打設したコンクリートの上に、光透過性のシート部材を被せるシート部材ステップと、前記被せた前記シート部材の上に、作業者が指触確認できる大きさの孔を複数有する伏せ型枠部材を載せる伏せ型枠部材ステップと、前記伏せ型枠部材を固定する固定ステップと、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコンクリート施工方法において、前記シート部材が、透明のビニールシートであることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のコンクリート施工方法において、前記伏せ型枠部材が、網目状部材であり、前記網目状部材の網目の大きさが前記指触確認できる大きさであることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のコンクリート施工方法において、前記作業者が、前記伏せ型枠部材の孔を通して、前記シート部材の上から指触で前記コンクリートの状態を確認する確認ステップと、前記確認後、前記コンクリートの表面に対する仕上げ作業する仕上げ作業ステップと、を更に含むことを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のコンクリート施工方法において、前記コンクリートを打設する床版が勾配を有して設置され、前記勾配の方向において複数の区画で区切られるように仕切り板を設置する設置ステップと、前記仕切り板により区切られた対象区画に前記コンクリートを流し込んで打設する打設ステップと、を更に含み、前記シート部材ステップで、前記対象区画において、前記コンクリートの高さが所定値以上になったとき、前記シート部材を被せ、前記伏せ型枠部材ステップで、前記対象区画において、前記伏せ型枠部材を載せることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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