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公開番号
2025091990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207597
出願日
2023-12-08
発明の名称
眩光防止板
出願人
中日本高速道路株式会社
,
清水建設株式会社
,
積水樹脂株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
E01F
7/06 20060101AFI20250612BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】強風等を受けた場合でも長手方向への大きな位置ずれを防止し、設置状態を安定して維持できる眩光防止板を提供する。
【解決手段】遮光板部と、この遮光板部を支持する支持部を備え、前記支持部に防護柵のブロック体の幅方向の側面へ当接させる当接部と、幅方向両側に配置された前記各当接部を連結する連結部を備えさせると共に、この連結部の少なくとも一部を隣接する前記各ブロック体の間の隙間に配置させる。強風を受ける等して眩光防止板が長手方向へ僅かに移動したとしても、ブロック体への当接などによって連結部の大きな移動が規制され、眩光防止板の大きな位置ずれを防止する。
【選択図】 図14
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向へ複数個並設されたブロック体で形成される防護柵に設置される眩光防止板であって、
遮光板部と、該遮光板部を支持する支持部を備え、
前記支持部は、前記ブロック体の幅方向の側面へ当接する当接部と、幅方向両側に配置された前記各当接部を連結する連結部を備えると共に、該連結部の少なくとも一部が隣接する前記各ブロック体の間の隙間に配置されるように設けられていることを特徴とする眩光防止板。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記連結部の略全体が隣接する前記各ブロック体の間の隙間に配置されるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の眩光防止板。
【請求項3】
前記当接部は、隣接する前記各ブロック体の間に架設されるようにして、該各ブロック体の各側面へそれぞれ当接するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の眩光防止板。
【請求項4】
前記当接部は、前記ブロック体の側面に形成されて内側へ窪む凹部の内側に挿入される係合部を備えていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の眩光防止板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート等からなるブロック体を複数個並設して形成する防護柵に設置する眩光防止板に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車線間や路側に設置する防護柵については、板状のビームを備える所謂ガードレールや、ワイヤー柵などの支柱間にビームを架設させる柵のほかに、コンクリート等からなるブロック体を複数並設させて形成する構成が利用されている。そして、このような防護柵に道路付帯設備を取り付ける方法について、種々の発明が公開されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、コンクリート製防護柵の一側面と対側面とを挟持して標識を取り付けるコンクリート製防護柵用標識取付具であって、該取付具は、前記防護柵の一側面に接する固定アームと、該固定アームに溶接された連結アームと、該連結アームに支持軸を介して可動自在に接続され該防護柵の対側面に接する可動アームと、前記連結アームと略平行で、前記固定アームと前記可動アームとに可動自在に接続され該固定アームと該可動アームとの間隔をねじ機構により調節する長さ調節手段と、前記可動アームに配置された標識支持手段とを備えてなることを特徴とするコンクリート製防護柵用標識取付具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-268729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されるコンクリート製防護柵用標識取付具は、図3、5等に示されるように幅方向に配置した固定アーム2と可動アーム3とで防護柵を挟持することにより防護柵に固定し、標識を安定して支持するように設けられたものであるが、想定を超える強風等を受けた場合に生じうる不具合として、長手方向への位置ずれが考えられる。
【0006】
本発明は、強風等を受けた場合でも長手方向への大きな位置ずれを防止し、設置状態を安定して維持できる眩光防止板を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る眩光防止板は、長手方向へ複数個並設されたブロック体で形成される防護柵に設置される眩光防止板であって、遮光板部と、該遮光板部を支持する支持部を備え、前記支持部は、前記ブロック体の幅方向の側面へ当接する当接部と、幅方向両側に配置された前記各当接部を連結する連結部を備えると共に、該連結部の少なくとも一部が隣接する前記各ブロック体の間の隙間に配置されるように設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係る眩光防止板によれば、遮光板部を支持する支持部がブロック体の幅方向の側面へ当接する当接部と、幅方向両側に配置した前記各当接部を連結する連結部を備えるので、前記各当接部でブロック体の両側側面を挟持して取り付けて、遮光板部をブロック体へ設置することができる。
また、連結部の少なくとも一部を隣接する前記各ブロック体の間の隙間に配置するように設けるので、前記遮光板部が想定を超える強風を受ける等して眩光防止板が長手方向へ向かう力を受けた場合に、前記隙間内において連結部が長手方向へ僅かに移動したとしても、ブロック体への当接などによって前記隙間内を超える前記連結部の大きな移動が規制され、眩光防止板の大きな位置ずれを防止する。
【0009】
また、前記連結部の略全体を隣接する前記各ブロック体の間の隙間に配置するように設ければ、連結部の前記隙間内を超える長手方向への移動を規制する上記の効果をより効率良く得ることができるので、好ましい。
【0010】
また、前記当接部を隣接する前記各ブロック体の間に架設するようにして、各ブロック体の各側面へそれぞれ当接するように設ければ、眩光防止板を各ブロック体へより安定的に設置できるので、好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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